新タイヤ、発売 | CarLife

新タイヤ、発売

6月20日、ブリヂストンから新型タイヤが発売される。

通常のタイヤとは違い、シリカ配合の新コンパウンドを採用し、路面温度の変化によって左右されやすい従来のタイヤから、左右されにくいタイヤへと進化させた。また、高いウェット性能を実現し、雨天の走行でも安全性能が向上している。

しかし、このタイヤの性能はそれだけではない。その一つとして、タイヤの転がり抵抗を軽減しているのだ。
つまり、僅かな力で普通のタイヤよりも転がる時間が長くなるのだ。
これによって燃費の向上、排ガス量の抑制などの効果が現れる。

2つ目は静粛性。タイヤ内部に消音材を入れる「サイレントACブロック」を採用し、同時にブロックに丸みを帯びさせる事で、路面に当たる際のノイズを吸収させることにも成功している。

天候に左右されないグリップ性能、燃費向上・排ガス抑制の低抵抗、静粛性……タイヤとしてはある意味限界と思われる所まで来ている感がある。それでも、どうしても避けられない事実…摩耗である。

当然、どんなに性能が良いタイヤでも、グリップがあると言う事は摩耗する。これはこの新開発のタイヤでも同じ事。それを回避するには地球上に存在し得ない素材を開発しなければならない。
しかし、その摩耗を逆手に取り、今回の新開発タイヤは二重構造を採用している。一層目のタイヤ表面が摩耗した後、その下から2層目が現れる。通常なら摩耗したタイヤは滑りやすく、溝が無くなって行くので雨の日にも危険であるが、今回の新開発タイヤは、1層目よりも2層目の方がウェット性能に優れているらしい。

これでタイヤ摩耗時に気になる「雨天」の運転も安心できる。まさに至れり尽くせりである。

エアレスタイヤに多空気室タイヤ、2層タイヤ……タイヤもいよいよ進化から深化に向かって来た。