車とは全く関係ありませんが…6月です | CarLife

車とは全く関係ありませんが…6月です

今日から6月。梅雨の季節である。

しかし香川では、毎年のように「空梅雨」に悩まされており、夏真っ盛りで水不足となってしまう。
夏真っ盛りでの水不足……県外の方には、あまり想像できないであろうこの事態、どういうモノかと言うと、まず第一次取水制限。水道の減圧である。それでも解消されない場合は第二次取水制限が発令され、真夜中は完全断水されてしまう。まぁ…真夜中での断水は影響ないと思われる方も居るかも知れないが、夜中に腹痛に襲われた時に、トイレの水が流れないのだ。これは最高に不幸である。
更に事態が悪化すると、第三次取水制限発令……1日で水が使える時間が数時間に限定される。

そして、第三次取水制限が発令された時には、返って深刻な問題が生じる。

水の出る時間帯に、水を汲み置きしてしまうのだ。当然と言えば当然だが、人間ここまでピンチになると、更なるピンチを予防する為に、余分に汲み置きをする。そしてピンチが訪れないとその水を捨ててしまう。そう、第三次取水制限をしたばかりに、水不足が更に深刻化してしまう。

こんな時に大活躍するのが、普段では全く無関心で、その存在にも興味を示されない「浄水場」である。ここでは、なんと無料で水を配ってくれるので、行列ができるのだ。

そして…そんな時期に打撃を受けるのが「洗車コーナー」である。

水不足の時に、大量に水を使う洗車機を動かせば避難の的である。しかも庭先での洗車などしてると、例え井戸水を汲み上げていようが関係なく、ご近所さんから冷ややかな仕打ちを受けてしまう。

プールも大打撃。25mを満たすほどの水がある訳がなく、夏場なのにプールが休業。夏休みで暇を持て余した子供達は、暑さから逃れる為にクーラーの部屋に入り浸る。
「海に行けば良い」と、県外の方は思うかも知れないが……海の家も水不足の為に閉店。ベタベタする海水を浴び、キシキシになった髪のままで次の「水道解放」までの時間を過ごさなければならない苦痛…男性ならば気にならない事かも知れないが、女性には耐え難い仕打ちである。

そんな折、香川の水瓶である「早明浦ダム」に貢献しようと思い立ったバカ4人組。
ろくに洗車もしていない薄汚い「スターレットGT-Turbo」で、高松から高知に乗り込む。それぞれペットボトル2本を買い込み、ダムに放流しに行く。「貯水率0%」を記録したダムは、湖底が見え、そこがかつて村だった頃の残骸が見える。ニュースで話題になったこの光景をひと目見ようと、四国外からの観光客で賑わっていた。ナンバープレートに「なにわ」「和泉」と書かれている中に、「函館」という文字まで見える。他に楽しみは無いのだろうか…

そんな中に混じり、水不足で混乱を極める「香川ナンバー」で乗り付けたバカ4人組は、それぞれ2本のペットボトルで放水開始。我々こそ、他に楽しみは無いのだろうかと思われたに違いない。観光客から被写体に選ばれ、パチパチと写真を撮られてしまった。中には「そんなに深刻なんですか?」と聞いてきたおばぁちゃんが居たが……いくら何でも、8本のペットボトルでどうにかなるとは思ってませんよ。

さて…今年の夏旅行の目的地がまだ決まっていない四国外の方々。空梅雨であれば見られる、ある意味「レア」な観光地『早明浦ダム』へドライブがてら行ってみませんか?
瀬戸大橋から高松道を西に走り、川之江ジャンクションで「高知道」へ。その次のインターで高速を降り、ひたすら山道を……3時間程のドライブで『早明浦ダム』に到着です。

水不足解消の為に、是非ペットボトル放水にご協力を…