カムチェーン・テンショナー 問題再び。

 

また、緩んだチェーンが暴れて、前回修理したときのエポキシ樹脂を突き破って穴が空きました。これは開けてみるしかありません。

 

レッグシールドの外し方は「スロットル・ワイヤーの調整」参照

 

シフトペダルとスプロケットのカバーを外します。

 

全部矢印してませんが、このボルトを外します。青だけ少しだけ短かったような(うろ覚え)。

 

軽く叩くと外しやすいです。

 

コイルはフタの側に固定されてるので触らなくていいです。さすが、よくできてます。

 

ここは本来ならプーリーホルダーでフライホイールを固定して外すんですが、私はこのようにレンチとゴムのハンマーで外します。人力インパクト・レンチと呼んでますが(お勧めはしないです^^; ) プーリーホルダーを使いましょう!^^;)

 

締める時も同様です。上の小さいギアはスターター用です。

 

余談ですが、ネジが外れないということは多々有ります。もともと締め過ぎとか、固着してるとかが理由ですが、その時、このように瞬間的に強い力でガーンと緩めるか、さっき出てきた軽いハンマーでコツコツ叩くか、長いレンチでじわっと力を入れるかなどなど、どうやったら外れるかは経験値というほかありません。ネジ緩め剤みたいなものを使ったところでそれは同じです。

プラスドライバーについては、叩くタイプのインパクトドライバー以外の方法はありませんが、それもコツがあります。

 

2013年に始まったこのブログで、6万キロ走ってカブで専用工具は初めて出てきました。さすが、よくできてる‼️

 

 

外側をねじ込んで、押さえて、真ん中をねじ込んでフライホイールを引っ張って外す。

 

この大きいギアがスターター・モーターに回されます。引っ張れば外れます。

 

全貌が見えた‼️ う〜ん。どこも、さほど減ってるようには見えません。

このボルトでテンショナー ・アームが外れ、ローラーも外れます。

 

あれ形が違う。JA07の部品と間違えた!(何でこういう有り得ないミスをするのかは、いつも JA07 - JA10 - JA44 でどう部品が変わってるのかいつも見てるんで、番号書き間違えましたw)まあここはフリーで押さえるだけなので問題ないでしょう。

14502 - KZV - J00 ローラー、カムチェーンテンショナー ちなみに間違った JA07用は 14502 - 086 - 000

 

ほんと1ミリ弱しか減ってないです。

 

このシリンダーケースの中にこのガイドローラーが入ってます。

14610 - KWB - 600 ローラCOMP カムチエンガイド

 

このボルトを外すだけで引っ張り出せるか?

 

と思ったらなかなか出てこないので^^;  急がば回れでヘッドカバーを外します。

 

JA07より古いカブはここに丸い穴が開いていたんですが、現在はヘッドのパッキンが半円になってます。さすが、よくできてます。

 

上から取れそうだけど、むむ!すごい減ってないか?

 

えええぇ〜‼️

 

下から押して、

 

上から摘み出す。僕は指が細いんですが、難しかったら何かピンセットのようなもので引っ張り出してください。

 

そして問題の、、、何じゃこりゃ〜‼️(松田優作風)

 

カムチェーン・テンショナー問題‼️ 3 原因を突き止めたぞ‼️の巻」につづく