もうこのカブ・ブログは完全に過去の遺産かと思ったら久しぶりの記事。

 
もう6年乗ってますが、大きなトラブルなし。さすが!
 
ところがある昼下がり。何ということでしょう😱

どこから漏れてるのかよくわかりません。

とりあえずレッグシールドを外して、綺麗に掃除して、半ネイキッド状態で走ってみました。左足が倍寒い❄️
 
この辺です。シリンダーのボトムから漏れてる見えません。しかし止まってる時は漏れてきません。油圧がかかると漏れるところか?めんどくさ‼️

よくみるとシリンダーに膨らんで裂け目ができているところがあります。ここはカムチェーンが通っているところで、これだけ膨らんでるってことは、チェーンがあばれて内側を叩いたと思われます。検索してみると出るわ出るわ!ここはJA07からある問題です。早く言ってくれよ!って、まあ、それは読者が私に言う言葉ですが ^^;
 
 
ここはエポキシ系接着剤でふさいで、アルミプレートを貼りました。
 
テンショナーは発電系の奥にあるので、フライホイール抜きなどが必要なので、とりあえずテンションロッドとスプリングだけ見てみます。
左側のこのボルトを外すと勢いよくスプリングが出てきます。
 
 
ところが、テンションロッドが出てきませんでした。木の棒で突っついてたり、ゆすったりしてやっと出てきました。この時点でまずいです。スルッと出てこないとダメです。
 
この、テンションロッドの先の樹脂が偏摩耗しています。
 
ここは本来くるくる回りながら、均等に減っていかなければならないです。
高性能エンジンには4バルブがありますが、バルブを半月型にしてポートの形も最適化すれば効率がいいんじゃないかと思いますが、それを作ると寿命が短いものになります。実際はバルブは回りながら均一に減っていくので長持ちし、気密性が保てます。
ここも同じでスプリングで押しているだけなので、回って均一に減っていかなければいけないところです。
 
もう5万キロ走っているので、テンショナーを見てガイドローラー、チェーン全交換したいところですが、とりあえずロッド先の樹脂とスプリングを交換してみます。

 

これだけ注文しました。

 

ヘッド,カムチェンテンショナプッシュロッド 14566-086 030 ¥140

スプリング,カムチェンテンショナー 14541-GB4-681 ¥225

ワッシャー,シーリング 14MM 90544-KF0-000  ¥145

ワッシャー,シーリング 6.5MM 90463-ML7-000  ¥125

大きいワッシャーがアルミから銅に変わっています。

 

新しいヘッドに交換、差し込むだけです。

 

スプリングも少し縮んでいますが、誤差の範囲のような気もします。

 

オイルを塗って差し込み、ボルトを閉めたら上のボルトを外してオイルをさします。4ミリリットルらしいですが、溢れるまで入れればいいです。

 

ダイソーの香水を小分けしたりする注射器の様なものを使っています。

 

しかし、ここにオイルをささなければいけないということは、もともとオイルが回りにくいのではないか?ここはたまに点検したほうがいいと思います。JA07、JA10は5000キロに一回くらいみたほうがいいと思います。一回も開けたことがない人は今すぐ開けてみれたほうがいいです!樹脂のヘッドが偏摩耗していたらすぐ交換です。

 

武川が対策品を出していますが、いくらなんでも高いよ!

 

300キロくらい走って様子をみて、カム・タペット調整をしてみます。

 

カムチェーン・テンショナーの働きを撮っておきました。

 

 

 

 

次のオイル交換の時にでも、シリンダーの内側が削られてストレーナーにたまっていないかみてみます。

 

オイルの遠心フィルター・ストレーナー掃除 参照

 

カムチェーン・テンショナー 問題2に続く