私の一個性であるHSPについて経験を通じて解説します。
1.ハイリー・センシティブ・パーソン(英: Highly sensitive person, HSP)
・HSPの特徴
・恋愛的特徴
・HSPと内向的とASD(自閉症スペクトラム)の違い
・HSPとASDの併発
・HSPと元カノ
2.HSPのタイプ
・HSPの分類
・感受性・共感力が強すぎる
・内向的と内省的(内気)の違い
・主張の必要性
3.HSPと相性がいい人&悪い人
4.HSPはモテる?
5.生きづらさの対処法
1.ハイリー・センシティブ・パーソン(英: Highly sensitive person, HSP)
HSPは生得的な特性として、めちゃめちゃ繊細で敏感な人であるということ。
HSPは生まれ持った気質であり病気ではない。また生涯、変わることはない。人口の約15~20%を占め、男女によって偏りは見られない。同様の性質は、人間以外にも100種以上の生物にも見られるため、危機を敏感に察知するという生物学的生存戦略のためによるものと考えられている。
・HSPの特徴
特徴として大きく4つに分けられる。
・D深く処理する
・O過剰に刺激を受けやすい
・E全体的に感情反応が強く、特に共感力が高い
・Sささいな刺激を察知する
D深く処理する(一を聞いて十を知る)
物事を深く考えて、思慮深さがある。
じっくり観察して考えるので初めての人や場所を前に行動を起こすのに時間がかかる。
想像力が豊か。
場や人の空気を深く読み取って行動する。(痛みや感情を誇張する程読み取りすぎる)
何かをはじめるときに必要以上にあれこれ考えて時間がかかる。
相手の本質を見破ってしまう。(嘘が分かってしまう)
O過剰に刺激を受けやすい
人とずっと一緒にいると疲れてしまうため、一人の時間を優先する。
大勢いる場所で気を使い過ぎて疲れやすい。
大人数が嫌いで少人数か1:1を好む。
相手の反応に傷ついてしばらく引きずる。
人混みが苦手。
仕事等で他人からずっと見られていると緊張して動揺する。
評価されたり、競争させられるのが嫌い。
E感情反応が強く、特に共感力が高い
他人の気分や感情、表情・態度に、とても影響を受けやすい。
心の境界線が薄く脆い。
何かうまくいかなかったときは一人で背負いこみやすく、そこから自己肯定感の低さにつながることが多い。
美術や映画、音楽など、芸術作品に深く感動し涙を流すことが多い。
人が怒られていると自分のことのように感じる。
相手の心情に寄り添える。
ほんの些細なことで、大きく動揺する。
人間関係において、相手が悪いと思ってもめったに相手を責めず、
良心的で相手のことを優先するため我慢して精神がすり減りがち。(自責感が強く、自己犠牲を厭わない)
自己否定が強い。
Sささいな刺激を察知する
音、光、臭い、味、触角が敏感
口臭やタバコの匂いで気分が悪くなる
肌着のタグなどチクチクする素材は我慢ができない
電磁波に敏感で頭痛がしたりめまいを感じる
花粉症などのアレルギー体質だ
他人に対しての予感や直感がよく当たる(良いものも悪いものも)
辛い物など刺激物に弱い
大体全項目で5割以上、全体で7割以上当てはまる人はHSPだと思います。私が重度な方なので、上記は当てはまる分のみ掲載。
ただ、普通より感覚が敏感であればHSPというわけではなく、たとえ感覚が過敏な人であっても、この4つの性質のうち1つでも当てはまらないならHSPではなく、その人の過敏さは別の問題から来ていることになります。
まとめると、HSPとは、敏感(刺激に過敏)、繊細(刺激に弱い、)相手の気持ちを深読み、自己嫌悪しがちで共感性が高いの4つの性質に全て当てはまることです。
・恋愛的特徴
HSPの人の恋愛的特徴としてダメ男、ダメ女に捕まりやすいことがあります。
HSPの人は相手の気持ちを敏感に察知することが出来ますので常に恋人の機嫌に気を使います。本性を知ってくると振り回され、いつも相手の機嫌に怯えている人もいるでしょう。
恋人が気分にムラのあるタイプだった場合は怒らせないようにと気を使っているうちに相手の言いなりになっていることもあります。別れた後ひきずりがちでもあります。
もう一つの恋愛的特徴として、依存的でマイナス思考な人を寄せ付けてしまいます。
HSPの人は相手の気持ちを読み取ってくれるだけではなく共感してくれるからです。
依存体質の人にとってこれほどまでに居心地の良い相手はいませんので好かれやすいのです。このタイプの恋人と一緒にいると相手の感情が伝染してしまい自分まで落ち込んでしまうようになります。
HSPの人は鈍感な人に比べて神経が高ぶっている時間が多いため異性からの刺激に反応しやすく激しい恋に落ちやすいです。
また、感情の高ぶりを恋愛によるものと勘違いしやすいとも考えられます。
人間はある感情が起こるとその原因を誤って判断してしまうことがあります。
これを心理学の用語で帰属の錯誤と言います。
恋人との交際を親に反対されるとその反抗心による気持ちの高ぶりを恋人に対する恋愛感情と勘違いしてしまうのも同じことです。
だから親が認めてくれた途端に恋人に対する恋愛感情が急に冷めてしまうことがあるのです。
他人の気持ちに反応しやすい心は恋愛にも反応しやすいのです。
・HSPと内向的とASD(自閉症スペクトラム)の違い
HSPはASD(自閉症)やADHD(注意欠陥・多動性障害)と合わせてよく語られることがあります。
ASDの特徴としては対人交流とコミュニケーションの質が異常であること、特定のものに対して著しくこだわりがあること等があります。
理由として、ASDの子供たちは、時に―いつもではありませんが―、音や、肌に触れるもの、その他いろいろ感覚面で、とても敏感なところがあります。しかし一方で、他の人だったら不快に思ったり、とても痛いと感じることに対して鈍感だったりもします。そして感覚だけでなく感情的な面でも、HSPとASDは混同されやすい部分があります。例えばASDの子供たちは感情をコントロールすることが、ほとんど、あるいはまったくと言っていいほどできません。この敏感性と感情をコントロールできないことがHSPと類似している点です。
しかし、HSPは敏感性は持ちつつも鈍感性は持ち合わせておらず、感情はコントロールできないというわけではなく、過度に感情移入しやすいに過ぎず、考えすぎないように意識したり、気持ちの持ち方次第でコントロールは可能です。
過度な感情移入とは、例えば辛い話の相談を受けた際、自分の感情と感情移入した相手の感情が融合します。その両方の観点から意見を言える時はいいのですが、共感、情移入しすぎた場合は、自分の感情よりも相手の感情を優先してしまい「どうにかしてあげたい」じゃなく「どうにかしなきゃ」と、まるで自分が相手から聞いた事を経験したかのような苦しみが襲ってきて、本音が分からなくなり自分を見失ってしまいがちな点、また、繊細で心が脆く、そんなことで落ち込む?と思われることでも気にしてしまい、落ち込んでしまうという点で感情のコントロールができないという点で類似しています。
また、HSPは内向型な人が多いですが、HSPは先天的なもの(遺伝)なので内向型の人が全員HSPであるというわけではないです。HSPの人は繊細なため内向型になりやすいという傾向があるだけです。内向型は先天的なものと後天的な環境など両方の影響をうけますが、内向型だからといってHSPになるってことはないです。
・HSPとASDの併発
HSPとASDの性質から照合するとHSPの「人の気持ちの些細なヒダを敏感に読んで反応すること」がASDの方はできないので矛盾が起き、併発は不可能なことになります。
しかし、相手の気持ちの深読みする以外のHSPの性質とASDの性質が8割持っている人がいるとしましょう。たとえば、HPSの性質として、些細なことを敏感に察知して神経が高ぶってしまい、自分の言動を深く省みぎて不安になったり自信がなくなってしまう、しかし相手の気持ちを「深読みする部分」はない人。
ASDの性質として、感情のコントロールが効かず、コミュニケーション能力が誰から見てもかなり劣っているが仕事はなんとか出来ており、こだわりの強さは見られないASDと診断するには少し弱い人。この二つを持ち合わせてる人は薄いHSPと薄いASDを併発させていると言える。
これによって、薄いHSP+薄いASDの場合は、人の気持ちは読めないのに、表面はキャッチして敏感に反応する(HSP)という現象が起こり、軽いASDに過ぎないため、他の人だったら不快に思ったり、とても痛いと感じること事に鈍感というわけでもなく疲れるという辛さがあるようです。
このように、異なる性質を併せ持つ場合、病名で診断されなくても、それぞれの性質が薄く重なり合うことは、思った以上に困難が強くなる場合があるため、まずは相談者を持ちましょう。
・HSPと元カノ
過去に弱音を吐いたせいで彼女に振られたことがあります。
彼女に恋をしてからずっと自分は彼女の理想であろうとしてわたしじゃないわたしを演じてました。
HSPは周りに対して敏感に気付き、共感力が高いです。その気質が彼女の求めてる人間像を読み取って表現していたんです。
当時は自然とそうなったので違和感があったわけでもなく意図的にしていたわけではないのですが、普段は内気で明るいタイプでもないので今思うとかなり違和感あります。
当時、病で苦しんでおり立て続けに併発して命の危険を感じるところまでいってしまい、弱り切ってしまいました。その時の精神状態は最悪で悪い予感さえ感じたのですが、久しぶりの電話だったので断るのも悪いと思ってすることにしました。
だけど、彼女の声を聞いて安心したのと同時に受け入れてほしくて、まだ付き合って1~2カ月でしたが「~はとても可愛いしもっと俺なんかよりもっといい人いるんじゃないかな」と気づいた時には発言してしまってました。その後、彼女は怒って、泣いて電話を切られました。それからラインに「もっと自信持ってほしかった」と通知が来ました。
それからは「友達に戻ろう」といわれましたが、暫くして返事は来なくなりそのままフェードアウトしました。自分から振ったような発言だし泣くほど傷ついてるってことだから仕方ないと理解はできるけど受け入れられなかった。受け入れてくれると思いたかったから。
まだお互いに信頼に値する期間でもなかったとか、いろいろ理由は考えたけど思う1番の理由はやはりHSPの気質で読み取った理想の彼を演じて繊細なところとか自分のマイナスな部分は出さなかったから彼女が付き合ってたのは本当の自分じゃなかったことです。
彼女からすると、彼女が好きだった当時の私は弱音なんて言うはずもなく、死ぬ時ですら笑ってるぐらい堂々として嘘でも強くあってほしかったんだと今になって思う。
結局、HSPのおかげで付き合えて、HSPのせいで振られるっていうざまあねえなってお話でした。本当の自分を好きになってくれる人を探さないとですね。
2.HSPのタイプ
HSPは一括りにできるものではなく、HSPの中にHSS(High Sensation Seeking )の略で「刺激を求める人」が含まれます。
特徴
・「変化に富み、新奇で複雑かつ激しい感覚刺激や経験を求め」、さらに「こういった経験を得るために肉体的、社会的、法的、経済的なリスクを負うことを好む」。
・刺激を求めてしまい、周囲の言動を退屈に感じる
・衝動的な行動が目立って、周囲からの信用を失ってしまう
HSSかも?と思った方はHSS診断してみることをオススメします。
・HSPの分類
人間には大きく分けて4つのタイプがあります。
1.HSP/非HSS 14%
内省的で、静かな生活を好む。衝動的でなく、あまり危険を冒したがらない。
2.非HSP/HSS ?%(おそらく10%以下)
好奇心に満ち、やる気があり、衝動的で、すぐに危険を冒し、すぐに退屈する。
与えられた状況の微細なことにあまり気づかないし、興味もない。
3.非HSP/非HSS ?%(おそらく70%~)
それほど好奇心もなく、内省的でもない。あまりものごとを考えることなく淡々と生活している。
4.HSP/HSS 6%
移り気である。敏感で感受性が強いが行動力があり社交的。
HSPの敏感さとHSSの衝動性の両方をもつため、神経の高ぶりの最適レベルの範囲が狭い。
つまりすぐに圧倒されるが、同時に飽きっぽい。
新しい経験を求めるが、動揺したくないし、大きな危険は冒したくないのである。
あるHSP/HSSによると「いつもブレーキとアクセルの両方を踏んでいるような気がする」そうだ。
・感受性・共感力が強すぎる
私は一人や静かな場所が好きなので圧倒的に1ですね。HPSゆえに病んでる人を見ると元気出してもらいたくて気が付くとそのことで頭いっぱいになって刺激しないようにじっくり考えて言葉を送るんですけど、その時間がまた長い。それ自体は好きでやってるから嫌ではなくて、少しでも力になれたかなって思える時は何もないけど、全く力になれてないんだなって思うときは何も響かなかったとか、誇張して読み取ろうとし過ぎて懐に入ろうとし過ぎ感が出たのかなって自己嫌悪に陥りがちですね。
これは普段のラインとかにも通じてて、毎回ではないけど何気ないラインですら送るのに他の人に比べて返信を考える時間がかなり長かったり、長く続ければ続けるほどこの言葉にはどんな感情が含まれていてとか深読みしたり、気を遣い過ぎてどんどん返すのに考える時間が増えて、返事も遅くなってしまい自分くそつまんないなと自己嫌悪に陥り、相手もきっとつまらないしもうこれラインやめた方がいいのかなって思ってしんどくなります。
また、HSPの人は基本的に他人のログが残り続けるツイッターのようなSNSは向いてないです。
より繊細になるため些細な事で感情が揺さぶられるので、ストレスが溜まります。
時には自分を守るために情報をシャットアウトすることも必要です。
図1.
・内向的と内省的(内気)の違い
内向的とは、人間の心のはたらきが自分の内部に向かうことをいいます。
内省的は、気弱で、周りの目や反応を気にして恐れる消極的な性格のことをいいます。
一方、内向的とは、外部からの刺激に対して敏感に反応してしまう性質のことをいいます。
内省的な人は内向的な人と比較すると、内省的な人のほうがネガティブな要素が強くて、向上心もまた強く、コミュニケーションが得意ではありません。内省的な人は自分に自信がないので、意味もなく他人の意見や行動を気にしてしまいます。
それに対し、内向的な人はひとりで何かをするのが苦痛ではなく、淡々と仕上げて行く傾向があります。特に向上心が強いとか、ネガティブと言うことはありません。
また、周りを気にはするが、自身の内面を表現することができ、時に大胆な行動をとることがあります。
「内向的な人はひとりでいても幸せで、社会との接触をそれほど必要としませんが、”自分は他人から好かれているだろうか、相手に受け入れてもらえるだろうか”などと不安になることもないのです。こうした不安は、内向的というよりも、内気であるということです」とエデルスタイン博士は言います。
もうひとつ重要なことは、多くの人に囲まれるのを好まないからといって、内向的な人は優れた友情や人間関係を築けないわけではないという点です。
これからのことから、内省的な人は内向的でもあるが、内向的な人は必ずしも内省的ではないいということです。
楽しみながら取り組んでいくのが内向的で、常に自信を持つために努力し向上し続けようとするのが、内省的と言えるでしょう。
HSPの人は生まれ持って内省的であり、その気質自体は変えられるものではないので、図1.の基準としてはHSPのままに振り分けられますが、実質的な内向的へと成長することはできます。
高すぎる共感性と深読みすることを普段から考えすぎないようにするように意識し、成長することによって敏感性を弱める技術を身に付ける事は出来ます。そうすることで、自己嫌悪や落ち込むことは減らせると思います。
そして、勇気を持って少しずつ前に進めば、自分が正しいと思うことを主張こともできるようになると思います。
私自身はまだまだ不安定ですが、考えすぎずに勇気を出してよかったと思えたことが何度もあるので、意識の持ち方次第で安定させることも可能だと思います。
・主張の必要性
HSP同士は分かり合える部分が多いのでよく惹かれあうと言われています。しかし、同じタイプのHSP同士は相性はいいとは言えません。
お互いが我慢しすぎると精神をすり減らして苦痛となりますし、溜め込んで主張できないタイプのHSPの異性との付き合いはストレスを持たらします。
ただ、どのタイプでも個々のHSPの特徴は異なってきますし、程度や器のでかさ、我慢できる心の許容量によっても変わります。
苦労を乗り越えてきたHSPは自己否定と向き合い、相手の気持ちも尊重しながら、誠実に、率直に、そして対等にアサーティブな主張ができるので、相手への対応や心の持ち方が変わってきます。重度の時でも心掛けてますが、やはりメンタルはすり減ります。(苦笑)
私のように酷い恋愛経験や人間関係が重なるとHSPが重度化してしまうケースがあります。
だからこそ出来るだけいい出会いを心がけたいですね。
人間は社会的な動物ですから誰でも他人と関係を持ちたいという欲求を持っています。
HSPの人の場合はその欲求よりも「傷つきたくない」という気持ちが強く出ることが多いため他人に対して慎重になるのです。そのため、人間関係の構築が苦手です。
3.HSPと相性がいい人&悪い人
・HSPと相性がいい人
1.温厚
HSPは恋人に限らず家族や友人と一緒にいても何気ない発言だったりが敏感に反応してしまい精神的なストレスを感じやすいという特徴を持っています。そのため、温厚である事が重要で温厚な人は安心感を与えてくれます。
2.よく笑う
よく笑う子はめちゃめちゃ癒されますし元気にさせてくれます。
3.自分の趣味があり自立している
HSPの人は自分の時間が必要です。お互いの時間を大切にできる人が理想的。
不即不離を重んじる。(関係が深すぎもせず、離れすぎもしないこと)
・HSPと相性が悪い人
1.自己中心的
HSPの人と自己中心的な人とは真逆なので相性最悪です。(とは言え、HSPの中にも自己中心的な人はいます。)
自己中心な人は、周囲が自分のために動いたり配慮することが当然なため、そうじゃない人に比べ感謝することが少ないです。また、HSPの人はとても繊細なため、その行動で人が傷つくかもしれない、不安にさせるかもしれないということがなぜ分からないのか?と理解に苦しむことになるので精神的によくないです。
他の気質と比べ、「重い」ので自己中心的な人目線で見るとめんどくさいと感じると思います。
2.依存
依存されると常に感情の起伏が激しく揺れ動きます。また、一人の時間が必要にもかかわらず、パートナーを放置することができません。そのせいでキャパオーバーを起こします。
さらに共依存になると、常に相手のことを考えているレベルになり、何気ない事でとてつもない不安が生じて疲れます。
3.幼少期に愛されておらず、心が不安定
これは厳しい言い方ですが、HSPの人は自分を守るためにも良い環境で育ったと言えない人とは付き合わない方がいいです。親の愛情をしっかりと受け取っていない人は、親にしてほしかったことや親への理解が出来ず溜まってきた感情が親密になるほどパートナーに向けられます。暴力を伴う激しい感情表現であったり、人格を否定する発言など、相手を傷つけるものが多いです。HSPの人はそれさえも相手の気持ちを汲み取り、自分が経験したように痛みを感じ、許してしまいます。しかし、それが続き結局は心が持たず崩壊します。
4.劣等感が強すぎて常(高頻度)にネガティブ/攻撃的
劣等感が強すぎると、他の人に対して不幸を望んだり、他罰や他責をしないと心の均衡が保てくなります。なので、一緒にいても死にたいとかネガティブな発言ばかりするか、人の悪口や揚げ足、人をあまりすごいと認めなかったり、自分より下にいるものを下げる発言ばかりするため、一緒にいるだけでHSPの人の心はすり減っていきます。
HSP自体が自己嫌悪しやすいので、劣等感に繋がりやすいですが人間誰しもそういう時はあるものです。私自身も病んでいるときは結局才能だろ!人間結局顔だろ!とか言って、羨むような発言をする時はあります。なので、高頻度でなければストレス溜まってたんだなーぐらいに思ってあげてください。
2.他にも多いので別記事参照
4.HSPはモテる?
自体験、参考サイト、関わってきた人からすると人並み以上はモテると思います。
とはいっても全部と言っていいぐらい自分からアプローチしてます。結局積極性ですね。
・代表的な特徴/長所
1.優しい・気遣いができる
2.聞き上手 的確な意見を言うときもあれば意見を求めてないと感じれば察して聞きに徹する
3.サービス精神旺盛 相手がどうすれば喜んでくれるかいうと尽くしたい気持ちが強い
4.謙虚・誠実 自然や動物を好む人が多い
5.思慮深い 知的好奇心へと繋がる
6.何かしら芸術方面の才能がある
7.共感力が高い
8.特定の記憶力がいい 記憶は感情の激しく動くほど定着率がよくなるそうです
9.知性が高く分析に長けている
10.直観が良い
知性や分析力や分からないし、と芸術方面はあまり思いませんが、それ以外は概ね当てはまってます。
何が言いたいかというと、HSPだからといって特徴が全部当てはまるわけではないということですね。
同じ、HSP/非HSSだからといって優しくて、サービス精神旺盛が高いかどうかはその人次第です。個々の心のキャパシティの大きさによって変わりますし、どう向き合ってきたかで、思いやりや責任感は変わってきます。
・制御から暴走へ
ただ、HSPの人は繊細なので失敗すればするほど失敗することを割と恐れます。若いころは顔で選んでたというか一目ぼれしまくってました。
そのせいで痛い目にあいまくったせいで心が制御するようになりました。
今はこの人ちょっとタイプかなってところからスタートして入念に時間を掛けて観察して価値観照合してこの人は安心感あって信頼できると思って初めて真に心を許します。好きになるかはそのあとの話です。
相当めんどくさいですね。しかし、そう誓ってからも一度、感情の高ぶりによって恋してしまい動悸が止まらない過去最高に辛い日々を過ごすことになりました。
好きというよりは執着ですね。全部すっ飛ばして衝動的に好きになってしまったせいで愛が溢れかえったのともう引き返せないっていう自分への執着ですね。恋愛に近道なし!!
5.生きづらさの対処法
1.頑張ることをやめる
過剰に合わせすぎたり自分を抑えすぎない。自分のニーズも大切にする。
2.生きづらい環境から遠ざかる。
頑張れない自分を責めるのではなく、自分には苦手な環境や状況があることを認め、そこを卒業して離れる自分を受け止める。
3.感情を開放する
怒りや悲しみ、恐怖といった感情は表現するのが許されない感じがしませんか。
ストレスを一時的に抑えたとしても、感情はエネルギーとなって、あなたのどこかにとどまり続けて、訴えかけてくるのです。 感情をコントールしようと、感じないようにしたり、見て見ぬふりをしたり抑え込んでしまうのではなく、きちんと向き合い受け止め、表現することができるようにしていく。感情を解放するといっても、怒りをぶちまけたり、モノに当たることではない。海、布団に向かって、カラオケ、友人等に向かってその感情の形のまま解放することが大事。
4.嫌われる勇気を持つ
アドラー心理学を解説している話題にもなった著書『嫌われる勇気』では信念を貫ける人は「課題の分離」をしていると書いています。『課題の分離』とは、予測不可能な相手の感情や気持ちを「他者の課題」、自分の予測可能・コントロール可能な自分の感情や気持ちを「自分の課題」として分けます。そして、「他者の課題」は自分には「変えること・コントロール」ができないから無視してしまおうということです。つまり、嫌われたくないとか相手のことを優先したいから主張しないでおこうと考えたり、悩んだりする必要はないということです。
「嫌われてもいいと覚悟することは、好きな人が増えるということなんだよね。絶対に自分のことを嫌いな人は存在するけれど、嫌われる覚悟をすると、その人たちの存在が気にならなくなるので、好きな人しかいなくなります。生きるのが随分と楽になります。」小池一夫
5.熱中できるものを持つ
HSPの人は、周りのことを気にし過ぎてしまう特徴があります。
そのためにも、周りのことを気にし過ぎないようにするのではなく、熱中できること、集中できることに打ち込むのがベストです。
HSPの人にとって嫌われる勇気は言葉選びで遠慮しちゃって伝わらないから、本心で話すためにも大事なことですね。今までの職場でも男同士が言い合ってるのとかおばさん同士口喧嘩してるの怖いなって思ったけど、自分を持っててかっこいいとも思いました。
上司だろうが自分が正しいと思うことは遠慮せずに発言する。苦手な人から嫌われないように思い押し殺して気を遣ってる方がストレス溜まってよっぽどしんどいことだなって思いますね。
覚悟持ってから嫌われた場合と嫌われるのを恐れてる場合で嫌われるのでは気持ちの持ちようとか全然違うと思いますし、嫌われたたとしても一生嫌われてるってわけでもなくて、猛烈な喧嘩してもそこから親友レベルになることもあるわけで恐れ過ぎてるってことなんですよね。
私は「他社の課題」まで客観的に見てマイナス要素が大きすぎる発言だなとか勝手に判断して発言することを躊躇していましたが、「他社の課題」を読むことなんて不可能なのにそうだと思い込んで自分を過信していたとも言えますね。もっと自分の気持ちを優先させていいと思うと、少し気持ちが楽になりました。
友情でも気まずいままフェードアウトするんじゃなくて、はっきりと心境を言うことが大事だと思いますね。必要だと思うのなら猶更。意固地になってても仕方ないです。
恋愛においても停滞という暗闇を抜けるのに嫌われる覚悟は必要だと感じます。
参考:
https://shinnrishi.com/article_hsp/love.html(HSPの恋愛(激しい感情と依存)
https://hsp-channel.com/2018/12/14/characteristics/#i(HSPの特徴とは?4大特¥性「DOES」から読みとく敏感さと強み)
https://kiraku-infomation.com/hsp-highly_sensitive_person/#i-6(HSPのすべて|特徴・診断・適職・敏感で生きづらい理由と対処法について)
http://hspjk.life.coocan.jp/FAQ-HSP-ASD.html(HSPと自閉スペクトラム症(アスペルガー症候群)はどう違うのですか?)
https://hakoniwasalon.com/2019/01/14/combination/(「発達障害?」「HSP?」どれもぴったり来ないのは「薄め+重複さん」かもしれません)
(HSP男性のモテと恋愛|絶対NGな女性の性格&相性の良い女性の条件10選)
http://elina-okinawa.com/relationship-hsp/(楽しい人間関係のつくりかた)
http://hsphss.blogspot.com/(感受性と刺激追求HSP/HSS)
https://kumadasatoshi.com/health/499/#i-4(HSPはモテるのか?恋愛事情とアドバイスなど)
https://workstyle-of-hsp.net/optimum-workstyle/talk-vol3/#HSP(【HSP対談vol.3】HSPと内向型の違いとは?内向型に学ぶ自分の強みを活かした働き方も)
https://toriestyle.com/column/hsp%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%80%81%E3%81%93%E3%82%93%E3%81%AA%E3%81%AB%E7%B4%A0%E6%95%B5%EF%BC%81%E9%95%B7%E6%89%8010%E9%81%B8%E3%80%90%E5%89%8D%E7%B7%A8%E3%80%91/(HSPさんってこんなに素敵!長所10選【前編】)
https://kirari-media.net/posts/4041#head-3e866f17587908a7df681466639eb046(内省的の意味とは?)
https://www.mylohas.net/2018/11/179362personality.html(あなたは、内向的か外向的、どちら? 実際は、思っているより複雑です)