The Imitation Game
ベネディクト・カンバーバッチ
キーラ・ナイトリー

SHERLOCKでお馴染みのベネさん主演ということで
普段映画を見ない人も沢山見に行っているようです。

でもでもベネさんを知らない人も楽しく見れると思います。

感想かきます。


簡単なあらすじの説明。ノンフィクションです。
主人公は天才数学者アラン。第二次世界大戦でドイツ軍が使った暗号、エニグマを解くという偉業を成し遂げた実在の人物です。
彼の一生が分かる映画ですが、主にエニグマを解き始めるところから戦争が終わるところまでがメインで描かれています。そして彼の幼少期の話がその間間に入ってきます。
人の気持を理解するのが苦手で協調性がない彼とチームの仲間との絆、当時違法だった同性愛者という苦悩、また彼が臨んだエニグマが導き出す苦しい選択そして戦争の現実。この映画はその全てを感じることが出来ます。
彼のことを知らなくても見ることが出来ます。この映画をみると彼について詳しく知りたくなると思います。


以後私も思っていた疑問を書きます。
映画通でない人向け。
映画通の人は見るべき映画だと思います。


■楽しい感じ?暗い感じ?
ワクワクする映画じゃないっぽいのかな?って思っていたのですが、暗号解読シーンは結構ドキドキします!そして解けた時はおおおおお!ってなります。ノンフィクション伝記ものは盛り上がりとかあんまりないのかなと覚悟してましたが、思ったよりありました。なので映画全体が引き締まっていました。楽しい場面もあるし、悲しい場面も感動的な場面もあります。単純にアランに起こる出来事に一緒に悲しんだり喜んだりも出来ますし、戦争というものについて深く考えることもできる一作です。楽しい系の映画だと勘違いしないことが大切w
カップルで見ても1人で見ても家族で見ても充実した時間を過ごせます。楽しい、というより充実した時間という方が正しい気がします。小さいお子さんにはちょっと難しいかな?小学生高学年くらいからOKです。イギリスの戦時中の様子がわかって勉強にもなりますね。


■SHERLOCKと人物の性格が似てるけど?
SHERLOCK風を想像して見に行った方のちょっとベネさんの可愛い感じがなくて寂しかったという意見がありましたが、私はむしろ、ベネさんの演技力と、違う顔を見れてよかったと思いました。それにちょっと可愛い場面もあったと思いますよ!映画自体が戦争の時代背景ということもあり、SHERLOCKほどポップな作りではないですが、そこまで暗くもありません。真面目系の映画が苦手な人も楽しめると思います


■終わり方は暗い?:(ネタバレではない。多分w)
人物の伝記なので最期は死ぬのですが、アランの場合、まあ自殺ということになるのですが、それは最期のテロップで書かれるだけで、最期嫌な感じで終わるということはありません。そして最期のテロップで彼の功績の素晴らしさを改めて感じることが出来ます。中途半端に終わるということはありません。



雰囲気的には「ソーシャルネットワーク」などに似ている気がします。ソーシャルネットワークより盛り上がりがあるかも。


最後に
■ベネディクト・カンバーバッチさんを知らない人に。
彼はイギリスの俳優さんで、SHERLOCKというドラマで一躍有名になりました。けっこう癖のある顔なんですが、それがSHERLOCKをみるとすっごい好きになるんです。SHERLOCK自体はイギリスのBBCのドラマで1シーズンが3話と見やすいです。一話ずつ話が終わるので1つだけ見てみるのもいいと思います。けっこうコアなファンも生まれている有名な一作なので見て損はないです。謎解きも撮影方法もお洒落で誰でも楽しめると思うのでよかったらどうぞ。
あと、彼は【ホビット】でドラゴンの声とかしてます。主演の俳優さんはSHERLOCKでワトソン役のマーティン・フリーマンですよ。

キーラ・ナイトレイはパイレーツ・オブ・カビリアンに出てる人だから皆知ってるかな?


グロなし
エロなし
感動10点
演技10点



アカデミー賞受賞作品は難しすぎて万人受けしないことも多々ありますが、これは誰にでも進められるかも笑。




ナイトミュージアム
ナイトミュージアム2
ナイトミュージアム/エジプト王の秘密


全体の感想です。
まだ見ていない人と、続きから見る時に参考にして下さい。

全体で統一のあらすじ
ラリーは博物館の夜間警備員。しかし博物館には夜になると展示物に命が吹き込まれて動き出すという秘密がありました。そして夜に巻き起こった色々な騒動を収めるためにラリーと仲間たちは奮闘します。コメディ要素は幼稚ということもなく子供から大人まで幅広く楽しめます。

舞台。
ナイトミュージアム1→アメリカ自然史博物館
ナイトミュージアム2→+スミソニアン博物館
ナイトミュージアム/エジプト王の秘密→大英博物館

実際に行ったことある人は多くないかもしれませんが、これを機に行きたくなりますね!


見どころ:
★動く展示物。
著名人の蝋人形から原始人、ミニチュアの中のカウボーイやローマ兵士(もちろんミニサイズ)、猿の剥製まで動きます。もちろんティラノサウルスの骨格まで。それらの掛け合いがとても面白くて笑いどころです。それに小さいお子さんが見るととても勉強になると思います。登場人物たちの会話も歴史に基づいています。また他の映画のパロディも沢山あるので大人も楽しめます。3ではあの方がカメオ出演しています!


★コメディ
この映画のコメディはわかりやすく万人受けしやすいので誰にでもオススメです。お子さんと見に行ってもカップルでも家族全員でも友達とでも見ることが出来ます。コメディ映画は軽くなることがよくありますが、これはアクションもあるので見がいがあります。CGも綺麗なので映画館でド迫力で楽しみましょう


前作を見てなくても大丈夫か?
正直いうと前回のネタと同じネタで笑いをとる場面があります。けれど見てなくても十分楽しめます。ネタは前出ていたことを知らなくてもそれはそれで面白いので、今度前作を見た時に、あ、これまた出てる!と楽しめると思います(時系列は逆ですがw)。
3→2→1と見ても上記のあらすじだけを知っていれば大丈夫。そんな人間関係とか変化がある映画じゃないので。
もし前作を2つ見る時間がなかったら1だけ見とけば大丈夫でしょう。
盛り上がりとか、オチはしっかりしているのか?という心配は無用です。物語としては突飛ですが、ちゃんとオチはあります。というか物語の筋は…とか深く考えずに皆で楽しく映画を見よう!という感じです。どんどんいろんなネタを仕込んでくるので純粋にそれを楽しんでいたらあっという間に時間が経ちます。


続き物は面白くなくなっていくことも多いけど?
これはそんな心配はいりません。前作より更に面白く出来上がっているので安心して見に行って下さい。


SFファンタジー?のコメディ(子供向け?)映画としては安定の面白さを保証できるナイトミュージアムシリーズ。見てそんはないと思いますよ!!


最後に
この作品はロビン・ウィリアムズさんの遺作となりました。
彼はセオドア・ルーズベルトの展示物の役です。
ナイトミュージアムシリーズではレギュラーのとても大切なキャラクターです。
太陽が登る時、展示物が元の状態に戻る時のシーンはいつも彼が映りますね。
彼の演技を映画館で見れて嬉しかったです。


エロなし
グロなし
アクション10点
コメディ10点
友情10点
教育10点
ワクワク10点


誰にでも進められる安定の楽しさ。まだ見ていない人は是非どうぞ。


パーソン・オブ・インタレスト 犯罪予知ユニット
原題:person of interest 
俗称POI

2015年現在続いているドラマです。
脚本がジョナサン・ノーラン
インターステラー、ダークナイトなどを手がけている人です。
まあそんなの知らなくても、有名な人が脚本なんだーってくらいで大丈夫です。私もそんな感じなので笑。
実際脚本が丁寧で一話だけでも映画のようなスリルを味わえます
どんなドラマか簡単に説明しますね。
見始めるかどうか悩んでいる時に参考にしてください。


メイン登場人物は写真の4人がいますが、「犯罪予知ユニット」と言っているのは多分手前の二人
眼鏡のフィンチと右のダンディなリース君です。この二人の活動がメイン。
後ろの二人は刑事さんたち。手前の二人を手伝ったり追っかけたりします。
一話完結型。

最初に言っておくと、犯罪予知ユニットとか堅苦しい?名前がついているのですが、犯罪を予知するのはフィンチが作り上げたマシンです。マシンはテロ犯罪を予知するために開発されたのですが、政府が必要としいる犯罪以外にも、一般人を巻き込む重大犯罪も検知するわけです。けど、政府はそこまでかまってられないということでそれらは無視。それを知っているフィンチは犯罪を止めようと元CIAのリースを雇い極秘で重大犯罪を阻止しようとします。マシンは重大犯罪に関わる人物の社会保障番号を提示してきます。その人物が犯人か被害者ということになります。普通のドラマは犯罪がおきてから捜査ですが、このドラマは犯罪が起きる前に行動します。れが犯人か被害者かもわからないまま物語が進んでいく視点はとても新しく、そういう意味ですごく注目されているドラマです。


もいちど簡単に言うと
フィンチ→ハッキングとか得意。機械専門。たまに現場捜査に加わる。主に椅子に座って監視カメラの操作とかそういうの担当。
リース→フィンチに指示された通り現場に言って犯罪を食い止める。

【フィンチが社会保障番号を手に入れる→リースが主に動いて犯罪を食い止める→一件落着】
という流れで一話完結型です。


刑事さんたちとの関係はドラマの流れで変わるのですが、男の方は悪徳警官でリースに弱みを握られていやいやながらも捜査の手伝いをしてくれます。まあなんだか憎めない刑事さんです。女の方は正義感が強い刑事さんです。リースとフィンチの活動を知り追いかけてきますが…。まあそれはドラマをみてください。ネタバレになるので!


ドラマの重さですが、結構クールな感じに進みます。話自体は悪い奴らを無敵のリースがやっつける気持ちいい話です人間関係が重苦しいとかそういう重さはありません。けどおちゃらけではないって意味です。BONESとかCASTLEとかに比べてって意味です。それらのドラマが軽すぎた!という人にはお勧めです。実際に現場に行って戦うのでそれらのドラマと比べてスリルが大きいということかもしれません。けど真面目すぎることもありませんうう説明が難しいけれど…笑。疑い深いフィンチとクールなリースのちょっと面白い掛け合いも聞けます。ユーモアもクールな感じに入っていて面白いと思います。二人の間のなんだかわからない友情みたいなのが可愛いです。



あと見どころはリースの無敵さですかね。もう悪い奴らをどんどんやっつけていくリースが異常にカッコ良い!!!!
クールだけど優しくて、笑顔がすてき…♡そういう意味で女性陣も十分楽しめるドラマです。
フィンチもなんだか動きが可愛くて…まじで雰囲気相棒の杉下右京に似てる笑(思っているの私だけかな?)
日本語吹き替えでも声がすごい合っているので安心して見れます。むしろ日本語のほうがダンディ??笑


クールなドラマと書きましたが、エロシーンやグロシーンはなく、会話にもそういのは入っていないので、お子さんとも楽しく見れると思います。一話一話しっかり作られたドラマなので一話二話みただけですぐに雰囲気がわかると思いますよ!


エロなし
グロなし
クールさ10点
爽快度10点
スリル10点
ユーモア9点


彼女と見ても家族と見てもお子さんと見ても大丈夫。
安心のドラマです!