
原題:SHERLOCK
イギリスBBC(国営放送)のドラマです
もうだいぶ人気があるので解説するほどでもないですが
まだ知らない人も多いので書きますね♡
主演:
ベネディクト・カンバーバッチ
マーティン・フリーマン
★この前まで名前間違って記載してました!すみません!
現在3シーズンあって、1シーズン3話だけで、それぞれ1話完結
テレビドラマのスペシャルを集めた感じです。
なので3シーズンも見るの大変そう…という人も大丈夫!
3話×3シーズンで、今のところ9話です。
かなりの人気で続きも作成中
内容:
シャーロック・ホームズが現代人だったらという設定で作られています。昔のシャーロック・ホームズの枠組みを一度分解し、新しい話として構築したドラマです。
原作の様々なキャラクターも登場。それぞれの話も題名からわかるように原作をもじったものになってます。
もちろん原作をしらなくても大丈夫。私は一回読みましたが、シャーロキアン(シャーロック・ホームズのコアなファン)というわけではありません。けれど十分に楽しめる内容となっています。
オススメポイント
・キャラクター
主人公演じるベネディクトカンバーバッチさん。最初は変わった顔!と思うかもしれませんが、このドラマを見たら、その魅力の虜になります。このドラマで一躍有名になって、この後「ホビット」の竜の声、「スター・トレック イントゥ・ダークネス」で悪役を演じるなど世界で活躍するようになりました。
ワトソン役のマーティン・フリーマンは本当に演技が上手い。そしてなんだか可愛い。彼も「ホビット」の主演に抜擢されるなど、活動の幅を広げています。
この二人のペアは完璧です。
・撮り方、音楽
音楽も軽快でお洒落なんですが、テロップもお洒落。シャーロックの考えていることやメールの内容が画面に表示されます。字幕で見ると英語ですが、吹替だと日本語になっているので大丈夫。撮り方も洗練されててお洒落。
・謎
肝心のミステリーですが一話が90分くらいあって映画のような充実感が味わえます。コアなファンにはわかる様々なネタも入れてあるとか。私はそこまでよくしらないのでなんとも言えませんが、作っている人もシャーロキアンでただのパロディドラマではありません。まあそこらへんはこんなけ人気が出てたら改めて説明する必要もないですね。
・ユーモア
このドラマは暗いか、明るいかでいうと明るいです。ワトソンとのシャーロックとの不器用な友情関係も面白いですね。だからお子さんでも楽しんで見れると思います。笑うところも結構あります。
余談ですがこのドラマはイギリスの長寿番組である「ドクターフー」の監督が、その撮影中に思いついて作成に乗り出したものです。このドラマ、日本ではシーズン5から最近売り出していますが、その主人公も魅力があります。この監督は魅力がある人を選ぶのが本当に上手いです。そして「ドクターフー」の内容ですがこれは何でもありの素晴らしいSFドラマ。戦争が終わる前から放送してるんですよ!最初は子供向けに作られたのですが、いまでは子供から大人まで人気があるドラマです。シーズン5からニュージェネレーションなのでそこから見ても大丈夫!そのことはまたこんど書きます。
エロなし
グロなし
ミステリー10点
ユーモア10点
音楽9点
オシャレ度9点
このドラマは万人受けするのでお子さん同士でも家族でも、恋人でも、もちろん友達とでも楽しめます。
本場イギリスの有名な監督が作った[現代版]シャーロック、ぜひ一話見てみは?
久しぶりに感想かく。
イギリスの童話が原作。
原題:How to train your dragon
アニメはディズニーに押され気味ですが、これはなかなかの傑作。
1,2共に数々の賞をとっている作品です。
あらすじ:
バーク島に住むバイキング一族は、長きにわたってドラゴンと争い続けていた。鍛冶屋で修業中のひ弱な少年・ヒックは、立派なバイキングになることを夢見ているが何かと問題を起こすばかり。村にたびたび襲来するドラゴンとの戦いではいつも邪魔者扱いされていた。ヒックの父で、村のリーダーでもあるストイックも、変わり者の息子の扱いに悩んでいた。ドラゴンが襲来したある未明、ヒックは自ら発明した投擲機で、最も危険とされるドラゴンのナイト・フューリーを捕えることに成功する。しかし森の中で傷を負ったフューリーを見つけても、ヒックは殺すことができなかった。彼は飛べなくなったフューリーを「トゥースレス(歯無し、日本語吹き替え版ではトゥース)」と名付け、互いに警戒しながらも少しずつ距離を縮めていく。トゥースを再び飛べるようにするために飛行訓練を重ねながら、ヒックはドラゴンの習性を覚え、それをドラゴン訓練に活かして上手く立ち回っていく。次第に周囲から注目を集めるようになったヒックは、父・ストイックをはじめ、ドラゴンを敵と決めつけるバイキングたちの意識をどうにか変えたいと思うようになる。(wikiより)
→その後の展開もあるんですが、わかったら面白く無いので書きません。
ただただバイキングたちの意識を変えるだけでおわりってわけではないです。
まあ奇抜な話ではないですが、最初から場面展開が早く大人でも十分楽しめる充実した内容となっています。
本当は3Dの映画なんですが、日本では配給会社の問題でいまいち公開、宣伝が微妙。
2も劇場公開がなく?広告もあんまりでしたが、これは他のアニメに負けず劣らず素晴らしい作品で、本当にもったいない!!
ということで見どころ書きます。
■スピード感のある展開・内容
さっきも書きましたが、映画冒頭から戦いのシーンで飽きることはありません。お子さんはもちろん、大人も十分楽しめます。笑いも話も完全に子供向けというわけではないので友達と、家族で、同僚とだけでも楽しめると思います。途中ドラゴンのことを一族に理解してもらえない苦しい展開があるんだろ、と予測できますが(笑)まあ案外そのシーンはすぐに終わります。オチはまあハッピーエンドって感じですが、すこしひねってありますね。ハッピーエンドってわかって見るのも安心感があっていいです!あと泣かせる場所はあります。考えさせる映画ってわけじゃないけど、見方を変えれば世界も変わるっていう王道のテーマをじっくり味わえる映画だと思います。
■キャラクターの可愛さ・かっこよさ
写真の黒いドラゴンがナイトフューリーというドラゴンなんですが、こいつがとっても可愛い。猫みたいな顔で、柴犬みたいなツンデレで。なんとも言えない可愛さです。なんでもキャラクターデザインが日本人。ジブリファンだそうですね。他のドラゴンたちも可愛いので小さいお子さんも怖くないと思います。
■飛行シーン・映像の美しさ
この映画、本当は3Dで作られています。そのため、飛行シーンには本当に力をいれたとか。日本では残念ながら3Dで公開はなかったのですが、2は3Dのブルーレイが売ってます。写真でも分かるように風景も素晴らしく、あとドラゴンが放つ炎もリアル。映像だけでも十分楽しめます。あ、ナイトフューリーは炎じゃなくて、なんかスゴイカッコイイものを噴きます笑。飛び方もいままでのドラゴンと違うので注目ですね。まあ、傷を負ってからは普通に飛びますが…笑
子供向け、そう言ってしまったらおしまいですが、
この映画を手にとって、感想を検索したのなら
十分に楽しめる、むしろ見ないともったいない一作だと思います!
私はアナ雪より好きだなあ。
あと猫好きとか動物好きの人にもお勧めです!
対象年齢はどんな小さいお子さんからでもOK
ドラゴンも可愛いです。でも飛行シーンはカッコイイ。
男の子だけでなく女の子も楽しめる作品です。
そして大人も。
何回もいいますが、あんまり聞いたことない作品なのは宣伝がいまいちなだけ
十分楽しめる一作です!
よかったらどうぞ!

BIRDMAN OR (THE UNEXPECTED VIRTUE OF IGNORANCE)
アカデミー賞最多受賞とあって結構話題。
日本のポスターがダサいとかも言われたやつです。
私は飛行機の中でなんの予備知識もないままみて
「なんなんだこの映画は!」と思いました笑。
すごく難しい。うん。
でも落ち着いて振り返ってみるととっても味わい深い。
キャラクター達の会話だけで様々な心情の変化がワンカットのなかに起こっていく。
何回か見直したい映画です。
あらすじ。
20年も前に『バードマン』シリーズのヒーロー役で一世を風靡したリーガン・トムソン(マイケル・キートン)ですが、今では落ちぶれた役者。妻や娘との関係もいまいち。そんなリーガンは復活を賭けてブロードウェイの舞台に挑戦しようとしていた。しかし稽古中に役者のひとりが倒れ、代役となったマイク(エドワード・ノートン)もトラブルメーカーで、舞台の成功は雲行きがあやしくなってきます。
この映画は彼を取り巻く人達、そして自分との葛藤をワンカットと見紛う撮影方法で紡ぎ出していった作品です。
見どころ
★マイケル・キートンはかつて本当に「バットマン」(昔のシリーズ)を演じていた役者さんです。なので彼の俳優としての背景もこの映画の調味料となっています。彼自身は自分とリーガンのキャラクターは異なると言っているらしいですが、配役にそういう背景も絡ませているのでしょうか。
★撮影方法。これは色んな所で話題になっているので見ていない人も知っているかもしれませんが、最初から最後までシーンが途切れることなくワンカットで続いていく様にとられています。主人公が動けばカメラもついていき、そのままカメラだけが廊下を動いて次のシーンに移る。サウンドトラックはドラムのみ。とっても不思議な映画です。
このワンカットのおかげで、時間の間隔がわからなくなって、人の心情の変化が会話だけで紡がれていく不思議な感覚を覚えます。カメラワークも相当凝って作ったらしく、俳優さんたちも何回もリハーサルをして動きの一つ一つを丁寧に決定していったみたいです。私は予備知識がなかったので、最初10分くらいして、なんかおかしいぞ!?となり、最後までカットがないつもりか!と鑑賞中にびっくりしました。
★会話で少しずつ明らかになっていく彼らの心情とその変化。
ワンカットで人物を追いかけていくので、私達は主に彼らの会話から全てを理解していく必要があります。彼らの会話で主人公がどういう立場にあるのか、どういう葛藤をもっているのか、そしてどう変化していくのか。主人公は素晴らしい人間とは言いがたいキャラクターです。けれど彼に同情したり共感したりするときもある。かと思えば嫌悪する場面もある。悪い良いなどと簡単に選り分けることができない、そういう人間のリアルさを演じている俳優さんと、その脚本にも注目ですね。
★主人公たちのセリフ
主人公たちは映画のこと、SNSのこと、名声のこと、家族のことなど彼らが思うことを討論します。私は全員の言っていることが正しいとも間違っているとも言えなくて、それが面白いと思いました。誰もが完全でなくて、それぞれの苦悩があり、望みがある。それを感じることが出来ます。
最後に注意点です。
まあ評価的を見た人は「良かった!」と言っている人と「なんだこれ?」と言っている人と分かれているのに気づくはずです。
これは結構人を選ぶ映画だと思います。私もはじめ見た時はなんじゃこりゃ?となりましたので笑
大切なのは
★ヒーローものではない笑。戦ったりしません。予告ででてくるバードマンや爆発は主人公の空想(と一概にいっていいかわかりませんが。)です。
★友達と面白い映画(たとえばアクションとかコメディとか)を見ようと思って行く映画ではない。たぶんしらけるでしょう笑
★お子さんと行くのもちょっと難しすぎるでしょう。多分寝ますね笑
★盛り上がりとか、完璧にオチがあるとかそういう感じではない。雰囲気映画ではないですが、結構観客の考えに答えを委ねられる感じです。
ということをわかっていくことです!
こういう映画を普段見ない私も
「なんだかすごい映画をみたな…。」
「主人公たちのセリフよく考えたら面白かったな…。」
と後から思い起こせます。
主人公たちのセリフやカメラワークをそのときそのとき味わっていく映画だと思います。
自分に合わなそうと思った方には無理にオススメはしません。
それをわかった上で新しい映画に挑戦したい人は是非どうぞ。
面白い体験が出来ると思います。
私はまだ一回しか見ていませんが、見ればみるほど味が出そうな映画ですね。
エロなし
グロなし
脚本10点
カメラ10点
セリフ10点
演技10点
家族でみるとかカップルでみるとか友達とみるとかより、こういう映画だと知って、見てみようと思った方にオススメです。小学生以下ではちょっとむずかしいかな。中学生や高校生で面白いと思った方は普段からこういう本や映画を見てる方なのかなと思ったりします。
自分に合うかどうか考えて見に行って下さい。
わたしは合わない映画だなあと思いながらも見て、結構面白いな~と思いました笑
普段楽しい系の映画しか見ない人も新しい領域にチャレンジできていいと思いますね。
