
主演 ジュディ・デンチ
ビル・ナイ
ペネロープ・ウィルトン
デーヴ・パテール
セリア・イムリ-
ロナルド・ピックアップ
トム・ウィルキンソン
マギー・スミス
注意:分類としてはコメディ映画とされていますが、人間ドラマも入っており、おバカ映画というわけではないので映画ドラマに分類させてもらいました。
簡単なあらすじ
イギリスの生活にそれぞれの理由でうんざりしていた熟年男女7人がインドに移住します。しかしホテルの支配人は若造のソニーでホテルはドアもないほどのぼろぼろ。けれど彼らはインドの生活に慣れていき新しい生き方を見つける…。
とまあこんな感じであらすじを書くととっても大人な映画な気がします。
こういう映画は雰囲気だけを楽しむかんじで、退屈なんじゃ…と思っている方!
私もその一員でした。
ミニシアターで公開されていて、有名な女優さん男優さんだけど熟年ばっか…
どーせ最初はなれなくて起こるけど、結局ココがいい!みたいな感じの映画でしょ?無駄に感動とか入ってるんでしょ!?
そう思われることが多い映画だと思います。
そして見たあとの感想は…
紅茶を飲んだ時のようなあっさりとしてけど優雅で、そして最後にデザートまでちゃんとある映画。
ちゃんと説明しますね笑
みんな最初はインドの常識に驚きますが、こんなとこいやだ!というシーンは結構少なく、みんなインドのいい雰囲気にすぐに慣れ親しんでいきます。シーンの展開が早いんですね。
それで退屈なんてことは一切ない。
めんどくさいシーンやわかりにくいシーンなんてありません。
端的にでもしっかりと物語は進んでいきます。
そして若手、ホテルの支配人ソニーの恋愛事情や家庭事情も絡んでき面白い。
ホテルを取り巻くみんなのお話になっています。
若くてもときめく恋がしたいと願う男女
夫が亡くなり借金を返済するために家を売ってきた女性
文句言いの妻のいうことをきき飽き飽きしていた男性の恋
年をとったことを理由にお払い箱にされ孤独になって人種差別をする女性
昔インドで同性の恋人がいた高等法院の判事
いろんな人の感情が重くもなく、軽くもなく
インドのなんだか自由な空気の中描かれます
ホテルの支配人のソニーはなんとも憎めない性格。
彼は単純で、でも本当に一途です。お相手の女優さんも超美人。
彼の性格はめっちゃ適当ですが(笑)、彼の母親はホテルを取り壊して好きな人と別れさせ、違う女性と結婚させようとします。けれど彼の口癖は「何事も終わりにはよくなる。良くないのなら今はまだ終りじゃない」。
この言葉めっちゃ好きです。
あ、これ、そうそうこのブログの題名と同じ意味ですね。
ブログの題名は違う映画からとってきましたが…。
エンドはハッピーエンド。
ちゃんとはっきりと終わってますよ。
みんなの話がまとまって、気持よく終わります。
デザートがちゃんと出るってこのことです。
でここから俳優女優のはなし。
昔から映画ファンのひとはこの大女優、大俳優を知らんのか!となるんでしょうが
私は小さい頃から映画を見ていましたがあまり俳優とか女優とか気にかけていなかったので有名なひとってことはわかるけど語るほどはわかりません!すみません笑!
では映画通じゃない人もわかる紹介です。
写真の真ん中に座っている女優さんジュディ・デンチ。有名なところでは007シリーズのMです。
あとパイレーツ・オブ・カビリアンのディヴィジョーンズ、ラブ・アクチュアリーなどに出ているビル・ナイ。はい、みんなの知っているハリーポッターのマクゴナガル先生のマギー・スミス。彼女は天使にラブソングをにも出てます。支配人の若者はスラムドック・ミリオネアで主演のデーブパテールです。その他有名な方でてます。すみません省略してます笑
と味わい深い配役のもと
なんともエキゾチックなでも暖かい爽やかな映画でした。
私はあまりこういう映画をみないのですが(いつもアクションとかSFとかが多い。)
たまには心のクッションのようなこういう映画もいいですね。
エキゾチック度10点
インド10点
恋9点
笑い8点
暖かさ10点
和み度9点
家族でも一人でも恋人とでも見れます。
退屈とかないですよ、若者も楽しめる映画だと思います。
もちろん人生の先輩方、おじいさんおばあさんも楽しめる映画です。
見たあと疲れたりとかは全然しないので、
優雅な休日にちょっとコーヒーでも片手に見てみましょう。
ほどよい感動を味わえますよ。




