息子が骨折の手術が終わり退院したけど

手首の尺骨、橈骨両方ポッキリ折っていた為

痛みがひどく天井の柱から長い三角巾を引っ掛け腕をつっていた。


そんなこんなで年末は旦那は自分の実家で過ごしてもらった。

旦那には毎日励ましのLINEを入れる。


お義母さんは何日か自分の息子と過ごすうち、

やっと旦那の病状を把握。

何度も電話で説明してたけど年末までは旦那も自分の親の前では頑張って普通を装っていたらしくなかなか信じてもらえなかった。

「もう、入院しないとダメだね」

「〇〇ちゃん(私)は〇〇くん(息子)を見てあげて」

と言ってくれた。


そして歳を越してお正月、義実家に新年の挨拶かねて旦那を迎えに行った。

電話では聞いていたが旦那はますます病状がひどくなり全く動けない。

座ることもできずソファーチェアーに寝転がりながらの食事。

話し方も呂律が回らない。

「父ちゃん大丈夫?」

「大丈夫じゃない」

何とか会話はできる。

お義母さんは

「動けないししばらくは私たちがみるから心配しないで」

そう、言ってくれた。

トイレにもお義母さんの肩を借りないと行けないから尿瓶を使う時もあるとの事。

出血もあり歯茎からの出血、鼻血、吐血、下血。

ありとあらゆる所から出血する。


預かってくれると言ってくれて私は正直ほっとした。

でも、旦那があまりにも酷く本当に本当に先は短いと実感した。

もう、家には戻って来れない。

そう思った。


その日の夕方、私達3人は家に帰った。

20時過ぎ、お義母さんから電話があった。

「お腹が痛いと言ってる。救急車呼ぶ事にした」


やっとか。

やっと入院だ!!

と。

すぐに病院に向かった。

5日間で家族が2人も救急車で運ばれるなんて。。


しかも年末年始。


なんて幕開けの新年。