こんにちは!! 鍼灸学科の髙木です
よく、学生の皆さんに聞かれることがあります。
資格を取得していざ施術となったとき、どの経穴(ツボ)をつかったらいいのですか
という質問を受けることがあります。
そのようなときのために今までも特効穴というツボを紹介してきましたが、
「灸痕秘決いろは歌」
という自分が学生の時に教えていただいた格言を紹介したいと思います。
まずは、「い」「ろ」「は」についてです。
「い」
いのちより長きを希う人々よ。脛(足)の三里を常にたしなめ
(長寿を望むのなら常日頃、足三里にお灸をする)
「ろ」
ろくまくと胸の動悸を治すには手の郄門が何よりも効く
(動悸がする時はゲキ門やのお灸をすることが何より有効。)
「は」
はらいたが食い合わせより起りなば直ちにすえよ裏内庭
(食べ物の食べ合わせがわるくて腹が痛くなった時には、すぐに裏内庭へお灸すると良い。)
今回は以上です。
次回をお楽しみに