コンクリートと鉄筋 | 宮城県白石女子高等学校解体工事だより

宮城県白石女子高等学校解体工事だより

ブログの説明を入力します。

 本工事は解体工事と言うことで、


 解体の中心は鉄筋コンクリート造です。


 鉄筋コンクリートとは、コンクリートの中に鉄筋が入っている建物のことです。


 そのまんまです。


 その鉄筋コンクリートを解体すると、当然多くのコンクリートが出ます。


 解体は分別が大事なので、


 鉄筋とコンクリートを分別する作業をします。


宮城県白石女子高等学校解体工事だより


 これが小割という作業です。


 コンクリートを細かく砕きます。


 このとき、粉塵が飛ぶ恐れがあるので散水をしています。


 このコンクリートの塊を


 さらに細分化するため、クラッシャーに入れます。

宮城県白石女子高等学校解体工事だより


 重機でコンクリートを細かくしたのをクラッシャーに入れています。


宮城県白石女子高等学校解体工事だより


 クラッシャー後部のベルトコンベアから小さくなったコンクリートが出てきます。


宮城県白石女子高等学校解体工事だより


 重機の手部分です。


 ここに電気を流すことによって、


 電気磁石になるので、


 鉄筋をひとつの塊にすることが出来ます。


 つかみながらコンクリートに押し付けることによって


 鉄筋の出ている部分が丸めて、


 トラックに積みやすくしています。


宮城県白石女子高等学校解体工事だより


 丸い磁石の手部分もあり


 それぞれの重機が作業を分担して、


 校舎の分別を行っております。


宮城県白石女子高等学校解体工事だより

 このような工程によって、何十年も一緒になっていた


 コンクリートと鉄筋をバラバラにすることが出来ます。 


 このように細かくしたコンクリートは砕石となりました。


 砕石は、建物の基礎、砂利の駐車場、道路の路盤材などに使えるようです。


 このように壊すだけではなく、


 再利用することで資源を抑制することが出来ます。


 よって、地球の環境に優しいことになり、省エネにも繋がります。


 これで今回のブログの更新を終わります。