本工事は解体工事と言うことで、
解体の中心は鉄筋コンクリート造です。
鉄筋コンクリートとは、コンクリートの中に鉄筋が入っている建物のことです。
そのまんまです。
その鉄筋コンクリートを解体すると、当然多くのコンクリートが出ます。
解体は分別が大事なので、
これが小割という作業です。
コンクリートを細かく砕きます。
このとき、粉塵が飛ぶ恐れがあるので散水をしています。
このコンクリートの塊を
重機でコンクリートを細かくしたのをクラッシャーに入れています。
クラッシャー後部のベルトコンベアから小さくなったコンクリートが出てきます。
重機の手部分です。
ここに電気を流すことによって、
電気磁石になるので、
鉄筋をひとつの塊にすることが出来ます。
つかみながらコンクリートに押し付けることによって
鉄筋の出ている部分が丸めて、
トラックに積みやすくしています。
丸い磁石の手部分もあり
それぞれの重機が作業を分担して、
校舎の分別を行っております。
このような工程によって、何十年も一緒になっていた
コンクリートと鉄筋をバラバラにすることが出来ます。
このように細かくしたコンクリートは砕石となりました。
砕石は、建物の基礎、砂利の駐車場、道路の路盤材などに使えるようです。
このように壊すだけではなく、
再利用することで資源を抑制することが出来ます。
よって、地球の環境に優しいことになり、省エネにも繋がります。
これで今回のブログの更新を終わります。