「裁断」の次は
縫製の仕方を説明していきます。
ミシン縫いの説明で進めていきますが
一応手縫いでも可能です。
（すっごい大変かと思いますが💦）
縫い方は2本どりの本返し縫いで縫ってください。
（本返し縫いのやり方はググってください）
工程はまったく同じなので説明と同じように進めてくださって大丈夫ですが
ギャザーを寄せるときだけ違うので
そこだけ手縫いの説明を入れます。
では簡単なものからやっていきましょう。
最初はパニエです。
裁断した布、綿レース、を用意してください。
あとアイロンも！！
まず布を表を上にしておきます。
その上に裏返した状態の綿レースをつけていきます。
綿レースは布端がギザギザしていて布端が分かりにくいので
今回は縫い目を基準にしたいと思います。
ギャザーがよっている綿レースは
基本二段で縫い目が入っていますので
その一番上の縫い目を布端に設定します。
布の端にボンドを塗ります。
（幅は5ミリをはみ出さないように塗ってください）
その上に綿レースを貼ります。
布端と綿レースの一段目の縫い目を合わせて貼ってくださいね。
横は左右が映っていませんが
端から端まで綿レースを貼りつけてください。
うえからアイロンで押さえて固定します。
この時、ボンドが綿レースを通過して
アイロンについてしまうことが多々あるので
あて布をしてアイロンをかけるほうが無難です。
貼り付け終わったら縫います。
縫う場所はレース二段目の縫い目の上を縫ってください。
写真のようにレースと布を広げてアイロンで押さえます。
この時縫い代は布側に倒してください。
（うえの写真で透けてるのわかるかな・・・）
アイロンで押さえたら
縫い代がぴらぴらしてしまうので
縫って固定します。
レースと布の境目から少し上のところ（2ミリほど上）を
まーっすぐ端から端まで縫います。
（画像ではわかりやすく赤で縫っていますが、布の色と同じ白で縫ってくださいね）
そしたら次にゴムを通すところを作ります。
布を裏返して、出来上がりの丈の位置を書きます。
パニエの型紙に「仕上がり丈」とかかれた数値が書いてあります。
オビツ22の場合は6.3センチと書かれているはずです。
その数値を下から計ってフリクション（もしくはチャコペン）で印をつけていってください。
計るときは綿レースの一番長い部分の場所から
計って書いてください。
こんな感じで端から端まで
ちょんちょんと印を付けていってください。
印をつけ終わったら
その印の位置で手前に折り曲げます。
アイロンでしっかり押さえてください。
そしたら折り曲げた位置から5ミリのところに
上のように端から端までフリクションで線を描きます。
書き終わったら今度は左右のどちらかで大丈夫なので
布端から5ミリの位置に縦に線を同様に書きます。
次に縦の線は無視して
横に書いた線の上を端から端まで縫います。
縫い終わったらここにゴムを通します。
ヘアピンで構いませんので
こうしてゴムを通してください。
次にゴムに仕上がり幅を記入します。
幅はパニエの型紙に「ウエストゴム」と記載されている数値です。
オビツ22の場合は6センチなので
ゴムの適当な場所で↑のようにフリクションで点を書いてください。
ゴムをパニエに通します。
通したらゴムの点の位置と布端を合わせて…
ゴムが抜けないよう
ちょっとだけ縫い留めます。
反対側も同じように
印と布端を合わせ縫い留めてください。
これでゴムは抜けなくなりましたので
ゴムのはみ出た端は上のように程よいところで
切り落としていただいて大丈夫です。
次にパニエを中に表がくるように
二つ折りします。
端と端を合わせて待ち針で止めてください。
前に書いた縦の線上を縫います。
ゴムのところが大変縫いにくくなるので
手を縫ってしまわないよう注意して作業してください。
また、画像のように紙やすりを針の横において（紙やすりはざらざらしたほうが下）
ミシンを踏むと進みやすくなります。
お試しあれ。
（紙やすりは一緒に縫わないようにしてください。そばに添えるだけです）
縫い終わったら・・・
今縫った場所を左右に広げて
アイロンで割ります。
（しっかり押さえてという意味）
表に返して完成です。
次はＴシャツを縫います。
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