本日は「ゴスロリボーイは夢ヲ見ル」です。

 

プレイ時間:40~50分程度

 

リンク:https://novelgame.jp/games/show/4734

 

 

雰囲気ノベル系。

 

多くを語らず、プレイヤーにこういうことなんかな?って

想像させるゲーム。

 

そのため以下あらすじは自分なりの解釈。

 

デザイナーを目指す少年はいつも孤独だった。

 

一人で本を読んで過ごし、黙々とデッサンを作る。

 

そんな日々に寂しさを覚えた彼は、

これまで読んできた伝記の人物を自分の中に創り出し、

空想世界で友達を作った。

 

空想世界の彼らはいつだって一緒に遊んでくれるし、

自分のデッサンも褒めてくれる。

 

服を仕立ててくれる。

 

それはとても幸せなこと。

 

でも必ず朝はやってくる。

 

少年はその朝から逃げ続ける。

 

それでもいつか目覚めなければいけない。

現実世界で応えを出さなければいけない。

 

だから少年は目を覚まし、前へ進む決心をする。

 

男の子はゴスロリを着てはいけないのか、

変わった服を作る事、

夢を持つことはいけないことか、おかしなことか。

 

自分の中に秘めているものがあるけれど

周りに笑われることを恐れ、踏み出せない少年の葛藤を描いた物語。

 

絵のタッチとかから見ても分かるけど

全体的に儚く切ない感じ。しっとりしている。

 

世界観がとても綺麗。

 

Endは2つあって、1Endに到達するのは30分くらいで終わる。

 

もう一つのEndが選択肢によって登場する

隠れ分岐なんだけど、その分岐を出すのにちょっと手間取ったかな。

 

選択する箇所が4か所くらいあって、

どれを選択すると隠れ分岐発生フラグか分からなくって

とりあえず一通り試したら開けたって感じ。

 

その隠れEnd見るとなおさらたぶんこういうことなんだねっていうのが

明確になる。

 

タイトル忘れちゃったんだけど昔ゴスロリバイブルっていう

雑誌に載ってた連載漫画とか、

ローゼンメイデンとかが好きな人は好きだと思う。

 

ただ結構頭は使うかも。

 

言ってる通り、こういうことです!って明確に書いてあるわけじゃなくて

雰囲気で読ませるタイプだから「こういうことなのかな?」って

自分で解釈していく必要がある。

 

だから自然と頭を使う。

 

もちろんそういうのが雰囲気系ストーリーの楽しみの

醍醐味でもあると思うからいいと思うんだけど。

 

何も考えずに流し読みしてると「どういうこと?」ってなりそうな気がするから

注意って感じかな。

 

ちなみに自分は男の子でもゴスロリ着ていいと思うよ!

むしろ着なよ!って思いました!