ガーゼのような半袖ブラウス最高です

先日の土曜日。

夏のように暑くて

あぢー。。。とうめきながら

今回のパンツとシャツを着ていたのですが

パンツの開放感と、シャツの空気をはらむ柔らかさに

もうピタピタデニムもはきたくないなー

やっぱり、おまたに食い込むパンツはいやだなー

としみじみ思いました

やっぱり柔らかくて、肌あたりがよくて、

なんだかウェストもゆるいし、股上も深いし、ゆったりとしたラインながらも

スタイリッシュに見えるパンツ。

ガーゼのように柔らかい生地と大判なのにダボットしないし、

襟がついているから、スタイリッシュに見える半袖シャツ。

この上下は最高だなと

感動してしまいましたまた自画自賛

太陽の日差しの下でいかに自分を解放して、リラックスして、日常を楽しむか

それが一番大事で

そのためには、
体にとってストレスをかけない生地作りと、

いかにすっきりスタイリッシュな印象になるかのデザインテクニック
 

そして心にもとても影響与える色の力

これが本当に重要


太陽と海を感じながら生活している私だからこそ

毎日がリラックス

毎日がエンジョイ

毎日をバカンスにする服をと思いながら作りました

ゆったりとしたリラックスムードのシャツ+襟付きで

きちんと感はありながらも

楽にばさっと気楽に着れるのでTPOは選びません
 

たっぷりと分量感がありながらも、

軽やかにイージーに着れるのは

生地を1から作ったからこそ

こだわり満載にすることができました

丈の長さも含めて外では決して見つけられないシャツブラウス。そんなシャツが6000円台


素材
よーく見ないとわからないところが味噌なのですが

前見頃と肩ヨークはガーゼのような肌触りのシャツ生地。

後ろ身頃は、Tシャツ生地。いわゆるカットソー生地です

前見頃と肩ヨークの布帛は、

軽くてしなやかでシワが気にならないことと

とにかくガーゼのように柔らかい素材になるよう考えながら

生地を作りました

布帛といってもコットンライクな肌触りと風合いに仕上げたので

分量感たっぷりながらもハリがありすぎることもなく肌に馴染み

ナチュラルな感じに

ゆったりなのはいいけど太って見えるやぼったく見えるおじさんシャツに見えるのは絶対に嫌だったので

ハリがありすぎないリラックス感のあるゆったりシャツでありながら

女性らしさがあるバランスを探りました

 

後ろ身頃は天竺素材で開放感とイージーケアのカットソー

背中のあせも気にならない着やすさで

パターンのテクニックがこだわっているので、

分量感はありながらもボワット太って見えるのではなく、

むしろすっきりかっこよく着れる生地感。

襟つきのシャツは欲しいけれどかっちりすぎるシャツは苦手な方には

ゆったりリラックスムードのシャツブラウスは.
1枚持っていると本当に便利です


ボタンの開け方でアレンジしたり、

フロントを開けて羽織るような生き方をする際にも、

丈の長さやボリューム感がちょうどいい

一般のビックシャツを着こなすのは難しいけれどこのシャツブラウスはパっと素材で羽織るだけで成立します
 

透け感があるのでタンクトップを着てください




ディテール

肩ヨーク切り替えを利用して細かいギャザーをあしらっています。

布に縦のLINEが美しく伝わっていて立体感を出しています

サンプルの最初はこのギャザーがもっと袖口よりに入っていて

広がりすぎて太って見えないように中心に位置を直す作業を何度も繰り返しました

ギャザーの分量感と位置がとても重要だと言う事がわかり

後のギャザーは、中心よりに集めました

さらに台襟からインタックとこっています。

これが女性らしいフェミニンな分量感が出てバスト周りも立体的にカバーしています

縦に流れるリラックス感はこの襟元の大きなタックのおかげです。

襟周りはシャツの命

台襟の角度の付け方も美しく開く角度を探りました


さらに第一ボタンから第二ボタン

第二ボタンから第三ボタンの距離も大切で

これを間違えるとペタっとしたり、下着がみえてしまったり。胸元が開きすぎてしまったり。

ボタンを１個２個３個外しても

えりがきれいに開くことにこだわりました

えりの立ち具合はシャツの命だからちょっとのことで印象が変わります。

シャツとしてのきちんと感のために台襟つきのシャツで小ぶりなえりにしました

肩ヨークは2重仕立てで本格シャツ仕様

ボタンは透明感のある丸みのぶっくりとした形で

身生地に合わせて色を染めているので

統一感があります

ドルマンスリーブなので

ラフな着こなしができて脇汗も気にならない

袖丈は長めの半袖で袖口はフェイクカフス仕様

開放感と同時にリラックス感のある袖になっています

しかも袖口に開放感を出すと脇が見えなく見えやすくなると言うリスクもあるわけですが

丈を長めにしたことにより脇を見えにくくすると言う工夫をしています

丈もここまで長いシャツブラウスは珍しく、

前後差をつけ後は太ももの真ん中位まであります。

裾は深めのシャツカットが入っていて、ひらひらと前後に軽やかに揺れて、

抜け感を出すと同時にボトムスのポケットの手入れがしやすい


ここまで長いトップスの場合ボトムスのポケットが手を入れづらいと不便です

裾上げのカーブも丁寧に仕上がっていて面倒なところなんですが職人さんが頑張ってくれました


カラーも夏に便利な４色です

ホワイト特に便利合わない色はない

ネイビー

浅いネイビー。夏も暑苦しくない色にしたかったんです

ラベンダーとミントは人気のカラーでありコーディネートしやすいです

このシャツブラウスは

一見シンプルだけど苦労と好みのテクニックが施されています。

だから着るとなんか素敵

かっちりすぎず甘すぎず、メンズライクになりすぎず最良のバランスで作ったブラウスです