意思表示 | HARUKOオフィシャルブログ「ママは海女(サーファー)」Powered by Ameba

HARUKOオフィシャルブログ「ママは海女(サーファー)」Powered by Ameba

HARUKOオフィシャルブログ「ママは海女(サーファー)」Powered by Ameba

去年9月。


奥様雑誌VERYで


対談させて頂いた石崎あつ子さん。89歳。



彼女が生きてきた戦後の日本は、


高度成長期の素晴らしい進歩とめざましい発展と共に


平和への強い思いも確立された時代。
真木明子 まきはるこ 奥さまは海女(サーファー) Powered by Ameba-未設定

中でも、原水爆禁止世界大会の第1回目の開催は


そもそも、繰り返し行われる原水爆の実験に、


第五福竜丸の事件をきっかけで、畏怖を感じるようなった日本の主婦たちが


思いを新聞の投稿欄にのせることで、共感が生まれ、


共感が署名にふくらみ、国内で3000万人の署名が集まり



さらに、世界の人々に共感を呼び、思いが一つになって、



原水爆禁止の世界大会が行われたという


世界の人が平和と安全と安心を求めたものの結果となった運動の一つ。




そして、その投稿欄で熱い思いを繰り広げていた一人が、彼女。





この時代に、妻として、母として、一人の人間としてどう生きていくか?という対談を通して、



デモに参加することの意味、意思表示をすることの大切さも教えて頂いた。



彼女の話を通して、過激な学生や火炎瓶、警察との激しい衝突など、私が想像していたデモとは全く違う形の


デモがあることを知った。ラブラブ



お天気がいいと気持ちがいいのよドキドキ


みんなどうやったら目立つかしら?にひひなんて考えてね、傘を広げてデモ行進したりね。


おしゃもじ持ったり。


お鍋持ったり。あれは、失敗ね。重いから。ニコニコ



おしゃれにするのが素敵なのよ。と言いながら、見せてくださった写真は、本当にみんなおしゃれにひひ



警察官とだって、仲がいいのよ。



お疲れ様って最後は言い合って。



お行儀いいのよ。


少しずつ。少しずつね。



愛がないとね。大きなものは動かせないのラブラブ





対談の後、私には何ができるのだろう?と真剣に考えたものの


自分の性格を考え、何かを行動することもできず


気が付いたら、半年以上は過ぎ去って。。。。。




特にあの地震の日以来、

私の小さい頃から比べたって、膨大な量の情報を


知りたければ、いくらでも知ることができて、


だけど、何が正解だなんて、だれにもわからない。


その膨大な量の情報の中から、自分で見極めて決めていくしかなくなってしまった。





金曜日の学校終わり



いづみどんと首相官邸まで行ってみることにした。



いづみどんとは、平和についてもよく、話すからだ。





首相官邸の周りを何回かぐるぐる回りながら



どう?行けそう?といづみどんに確認を取りながら



車を止めて、歩いて行った。

ものすごい数の人がそこにはいた。


私。あの輪の中には、怖くて入れない。



人の大群が、田舎っぺのいづみどんには恐怖に感じたようだった叫び



そういうので、反対側の交差点から思いをぶつけながら見守ることにした。




まま。賛成の人もいるんだね。



賛成ーと叫んでいる人たちもほんの少しいた。


思いを訴えに来ている人たちに対して、安全にまとまるように


目の前の警察官の方もスマートにお仕事をされていた。




私たちは、2時間弱そこで、見守っていたが


混乱もひやっとすることも一度もなかった。




あちらに、行って訴えますか?と警察官が聞くので



子供が緊張しているので、ここからにしますというと、



そうですかとにこっと笑ってくれた。




日が暮れるにつれて、どんどんどんどん人が増えていった。



それは、それは、感動するものだった。



いづみどんの目にどう映ったのか、解らないけれども



とてもいいお勉強になったと思う。



そして、


私自身も、意思表示をすることの大切さを身にしみて感じた。