☆*:.。. 注!腐的妄想です .。.:*☆

 

 

 

 

 

「急遽お休みに入られた有岡先生の代わりに

来てくださった櫻井先生です。

9月から来られる補助教員の先生への引き継ぎ資料を

まとめて頂くために無理を言って来て頂きました。

3週間の限られた期間ではありますが、櫻井先生が

滞りなく作業を進められるように 他の先生方も

ご協力お願いします」

 

山田先生に案内されて 職員室で校長先生に挨拶をすると

「あ〜先生方ちょっといいですか」と その場で職員室にいる先生方に紹介された。

 

心の準備も何も有ったもんじゃ無いけど

目の前でニコニコしている若い先生と目があった途端に

緊張が緩んで肩の力が抜けた。

 

「ご紹介頂きました櫻井翔と申します。

青島の青島小学校に勤務しておりまして 今は6年生を受け持っています。

慣れない事でどこから手をつけたら良いのかも分からない状況ですが

9月からいらっしゃる先生がスムーズに2学期をスタート出来る様に

微力ながら精一杯務めさせて頂きますので どうぞお力添えを

宜しくお願い致します」

 

自分に集中している視線の一人一人と目を合わせながら

挨拶を締めくくると 目の前のニコニコしている先生が

 

「櫻井先生。僕は風間と申します。

よろしくお願いします。

お休みに入られた有岡先生は隣の席なので 何でも聞いてください。

あ、荷物もここに置いていいですよ」

 

風間先生が隣の席の椅子を引いた。