☆*:.。. 注!腐的妄想です .。.:*☆

 

 

 

 

 

異動の事は校長先生から話しはあったけど

まだ正式に辞令が出た訳じゃない。

 

どこまで話していいものか…

 

俺が逡巡していると その表情で察したのか

 

「あ、そっか。

まだ辞令が出てないし正式に決まった訳じゃないから

そんな事言われても困りますよね。

実はこれもまだ内々の話しなんですが山田先生が東京に異動になるんですよ。

だから有岡先生と山田先生の代わりに新たに二人来る事になってるって

教頭先生が言ってたんで そのうちの一人が櫻井先生かなって…

この夏休みもゴリ押しして連れてきたって言ってたし…

まぁ僕の願望も有りで櫻井先生だったらいいな〜って

勝手に思ってるだけなんですけどね」

 

そっか…

4月から風間先生は同僚になるんだから 

まだ正式に決まった訳じゃないとは言え

知らぬ存ぜぬと嘘をつくのも何だよな…

 

もう覆る事はないと思うし 大っぴらには言えないにしても

風間先生にまで隠す事もないか…

 

「確かにまだ正式な辞令は出て無いのですが

青島小学校の校長先生から打診はありました。

もしこちらにお世話になることになったらよろしくお願いします」

 

「やっぱりそうか!

楽しみだなぁ〜

こちらこそよろしくお願いしますよ。

何たって女性と…こう言っちゃ何ですが年配の先生ばっかりですからね。

櫻井先生が来てくれるのをメッチャ待ってますから!」

 

すっかりテンションが上がっている風間先生に

 

「まだ正式じゃ無いですからね?」

 

暗に他言無用と釘を刺す。

 

「大丈夫です!誰にも言いません。

でも教頭先生が言っちゃうかもしれませんね。

すっごく嬉しそうでしたから」