☆*:.。. 注!腐的妄想です .。.:*☆





ニノが帰ると入れ替わりに
家具屋がベッドを運んできた。

リビングと繋がっている部屋に運んで
組み立ててもらう。

若い兄ちゃん達 二人がかりで運び込まれた
でっかいマットレスの存在感で
さっきまで広いと思っていた部屋が
急に狭く感じられた。

今でも粗大ゴミ一歩手前のベッドに寝ている身としては
寝るのが勿体無いくらいの超贅沢なベッドだ。

組み立て終わって
家具屋の兄ちゃん達が帰って行くと
二人でベッドを前に佇んだ。

翔くんがマットレスの表面を手のひらで撫でて

「ホントにホテルみたいだよね」

「やっぱでっかいよね…
ちょっと贅沢だったんじゃない?」

相変わらず貧乏性の俺が言うと

「ずっと離れ離れで我慢したんだからさ…
このくらいのご褒美 貰ってもよくね?」

と、翔くんが文句を言った。

そっか…

「うん…そうだよね」

俺が頷くと翔くんがニヤリと笑って

「じゃぁ…お約束いっちゃう?」

いたずらっ子みたいな顔をすると
勢いよくベッドにダイブした。

ボヨンボヨンと揺れながら

「すげぇ〜っ!スプリングが気持ちいーっ」

「あはははは…」

子供みたいな翔くんに声をあげて笑うと

「智くんもやってみ?」

そう言って左側を空けて
俺が飛び込むスペースを作る。

よしっ!じゃぁ俺も…

勢いよく翔くんの隣に飛び込んだ。