「な、な、な、何でっ!」
思わず大きな声が出て、慌てて口を押さえる。
凄い事を言った本人は、なんて事はない顔で
ビールをグビッと飲んで
「だってさ~ショウちゃん、大チャンの事好きじゃん?
多分、大チャンもショウちゃんの事、好きだと思うからさ…
そんなら一緒に住んじゃえばいいのに!」
ナ・ン・デ・ス・ト?
なんですとーーーっ?!!!!
ビックリして、口をパクパクしたまま何も言えないでいると
「アンタが入ってくるとワヤクチャですよ!もぉっ!
ホントに深いんだか浅いんだか……
も少し物事考えて喋って下さいよ!」
まったくもー!とニノに怒られながらも
「だってさ~ショウちゃん、鈍感なんだもん。
ショウちゃんが自然に気づくの待ってたら
二人共おじいちゃんになっちゃうよ!」
そりゃそーですけど…と妙に納得してるニノに
「なんで…その…俺が……確かに俺はコノ人の
才能や人柄には惚れ込んでるけど…」
「ショウちゃんさぁ…」
ニノが俺の言葉を遮る。
相葉ちゃんを軽く睨んで
「この人が入ってきて、ワヤになっちゃったから
この際 私も言わせて貰いますけど…」
なに?なんか俺…責められてる様な気がするんだけど…
怖い顔をしたニノに見据えられて…
助けを求めて相葉ちゃんを見ると…
相葉ちゃんも同じ顔をして俺を見ていた。