あゝ活動大写真写真。補足⑪ | 『ちか』の趣味趣向私利私欲私感なブログ

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趣味趣向なブログです。
ましてやマメではありません
ですが…たまに出勤話なども載せようかと
そんな「ちかブログ」ですが
よろしくお願い致しますm(_ _)m




用事がなくなるわ((T_T))

熟女日になるわで

踏んだり蹴ったりな「ちか」です(; ̄ー ̄A

家事も終わり暇なんで(笑)


理屈と屁理屈…趣味趣向をマイペに続行中(///ω///)♪

そんな補足映画は此方だす♪




先ずは、マキノプロ覗いて見ましょっ

時代劇ブームを招きつつ人気俳優の脱退が相次ぎ

盟主牧野省三監督が畢生の力を込めて作った
「実録忠臣蔵」のフィルム焼失で未完成のまま公開

そんな最中

帝キネがプロレタリアの秀作
ベストテン第一位
鈴木重吉監督
「何が彼女をそうさせたか」を上映

負けじと
牧野省三監督

「浪人街・第一話」録るが
姦通の為に牛引きの刑にあう女スリのシーンが
検問にあいカット

「破恋痴外道」の
見世物牢屋はちょっぴり怖い…




前にもちょっぴり書きましたが
トーキ到来は活弁を廃業に追い込み
声が悪いは台詞下手な人気俳優は冷え上がる

弱輩なプロダクションはトーキに切り換え出来ない

日活から有力俳優・監督脱退

帝キネが新興キネマに生まれ変わり
映画界はハチャメチャ!!

がしかし女は強し

入江たか子・山路ふみ子・鈴木鐙子は生き残る

「自活する女」「河の上の太陽」「神風連」
「明治十三年」「貞操問答」など




第一会社って言うのが京都撮影所に出来たが
山田五十鈴を世にだして満二ヶ月で終わり

トーキ資本主義時代には防音設備や
最新式の機会を導入して

「乙女ごころの三姉妹」「坊っちゃん」「放浪記」
「浪華悲歌」「お嬢お吉」など

因みにP・C・Lもこの時代
後の東宝



P・C・L侵出は「文化」の文字を流行らせた

ピーシーエールと聞いただけで
若者が浮き足立つなら安いもんだよね(; ̄ー ̄A

川端さんや室生さんの文学作品をふんだんに映画化

「我輩は猫である」で日本の映画文化が向上するならば
ドイツで鬱になったも漱石も、無下の親友正岡子規も
大喜びだよね。


話かなり飛びますが

漱石鬱でドイツ留学外に出ず引きこもり

正岡子規知らないから「具合悪いよーっ
助けて漱石~」って手紙書きまくり
ドイツに手紙送るが漱石返事書けません

何故ならー心が病だから…
その事を知らないまま死んだのかな?…正岡子規は

因みに
寝たきり正岡子規を母と姉の人生かけた
介護に「無知の介護ほどたちが悪いものはない」と
詩よんだよね…

それってどうなんだろうか…

私も母と父一辺に介護5でシンドかったが

結局のところ双方の寄り合いと多方面からの手助けでしか
維持は絶対あり得ないんだがねー

介護の確立がなされてない時代とは言え…
毎日介護に仕事して新聞紙まで読んでくれた人を無知って(笑)

明治の武士出の長男はそんなもんなのかな…

因みに正岡子規が亡くなった家まで自転車で行ける。

行かないがね…

まっ
正岡さん家の子規ちゃんには是非とも
「立って半畳・寝て一畳」のあの世で頑張っていただきたい…

ヤバイ話が飛びすぎた(笑)

本じゃないよ映画の話だよ(; ̄ー ̄A

文学到来の映画界はですねー

浅草のエノケンを起用して日本ミュージカル誕生を
目指します♪

どうなんだよこれ(; ̄ー ̄A

まっ面白いのは間違いないが…

「江戸っ子三太」「妻よ薔薇のやうに」「兄いもうと」





さてお次は日活、

創立依頼筋金入りのオーナーがいないから、
時々傾きます(笑)

まっその度に作品価値が上がるから
怪我の功名かもね(笑)

東宝が金の力で「永遠の処女?」原節子を
引き抜かれても

これまた怪我の功名で宝塚の轟夕起子引き抜き
世間からの絶賛をうける


日活映画の史上に残る作品は12年~15年の間に
沢山作られます♪

「そうぼう」→漢字がでない…
「裸の町」「土と兵隊」「美しき鷹」「真実一路」

あと忘れちゃぁーならないこの作品(*^3^)/~☆


もう本当にドキドキちょー格好いい
なんなら杉さまが霞むくらいだわさ

まっ
黄門チャマは「東野英治郎」が一番だけどね…

助さん格さん
坂東妻三郎恋の矢&片岡千恵蔵コンビ

「水戸黄門廻国記」




この当時は日活がベストテン独占

「五人の天候兵」「道傍の石」「道化の町」
「土と兵隊」「新撰組」
撮影所員総出でも2年がかりになりました。
内田監督「土」



俳優として入った島耕二は「雲雀」から監督に

「陽気眼鏡」「風の又三郎」「転落の詩集」など佳作を残す

内田監督の「歴史」は失敗

稲垣監督の「海を渡る祭礼」は秀作




開戦前後の佳作と言えば

島耕二が再び「次郎物語」で童子に帰り

中国ロケした戦記映画
「将軍と参謀と兵」が公開

ドイツの女流「アグネス・サッペル」釈案
「愛の一家」で
文部大臣省に輝いた

国産初
山高帽子が出来た明治の話「山高帽子」

台湾の発展に協力した浜田弥兵衛の話
「海の豪族」



上方と言えば

大坂に撮影所をもつ帝キネが経営に行き詰まり
松竹に吸収「新興キネマ」になります

溝口監督が溝口節を唸らせた
「愛怨峡」
「浪華悲歌」の後に撮ったんだっけ?

出兵軍人妻の悲劇「露営の歌」

「あゝ故郷」

花柳章太郎らの新生新派が出演「春小袖」



大映が
講談で有名な加賀騒動を扱った作品に
新興キネマ女優総出演は豪華絢爛
「女百万石」

日米戦争が始まり…
フィルムの生産制限され

映画事業の統合

新興キネマ+日活+大都がひとつになり
「大映」という会社になりました。

満豪にロケーション
「成吉思汗」ジンギスカン

大ヒットした「母の魂」

「出兵前十二時間」

西南の役で薩軍に反撃した土族女性の物語
「小刀を使う女」で終戦になる。

稲垣監督&阪妻無類のコンビが織り成したドキドキ

本当に今一度「阪妻」の走りが観たい♪

家でも立ち振舞いが優雅だった阪妻が
役が抜けなくて台所で一升瓶を
抱えて飲む姿に奥様ビックリ(笑)

そんな「無法松の一生」は
本当に観たい(゜-゜)(。_。)(゜-゜)(。_。)

さてさて又もや長文にて失礼おばして
⑫に直行します(; ̄ー ̄A