昭和意識のまま活動しているからこうなる | 五十人組小政翼散会のブログ

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自治会町内会に関わる事だらけ

このニュースの発端はある家族に案内状が届いた事。内容は小学校入学祝を神社で執り行う。そこで案内状通りに神事を執り行い記念品をもらったとの事。ここで

親御さんが気になったのは小学校入学する娘さんの個人情報を自治会側に提供していないのに何故案内状が我が家に届いたかと言う点である。そのからくりだが
区役所教育委員会が自治会に提供したらしいのだ。その構図を見ると個人情報保護法に抵触しそうな案件だが教育委員会は
例外規定として「金銭の給付」と解釈し今後も活動継続
する意向。
そもそもであるが神社=新入学祝が全国民に当てはまるだろうか?宗教観が様々な昨今である事に加え伝統習俗を誇大解釈する事実。記事中の

教授らが指摘する様に個人情報保護法の解釈もかなり誇大解釈してる事に加え運用面も疑問を呈する様では子供たちが気持ちよく祝ってもらえないだろう。そして何よりも

一番問題な事は権限無き団体である自治会町内会にホイホイ個人情報を提供してしまう姿勢そのものに尽きる。
最近埼玉県のアノ都市では外国人の傍若無人ぶりが目立つ

TVメディアで積極的に報道される事はない。いい加減に

日本古来の性善説だけで仕組みを回す事の危険性に気付くべきである。もう昭和ではないのだから


自治会からなぜ、入学祝いの案内状が? 名簿流出を心配した家族が提供元を調べたら<ニュースあなた発> 2024年7月21日 06時00分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/341395
「娘の名前や年齢は自治会に知らせていないのに、教育委員会が新入学児の名簿を提供していた」。自治会から小学校入学を祝う祭りの案内状を受け取った東京都墨田区の40代男性が、東京新聞に疑問の声を寄せた。個人情報を行政が自治会に渡すことに問題はないのか。(酒井健)  男性が受け取った案内状と、祭りでもらったお守り=一部画像処理

◆名前や住所、性別が入った名簿を作成したのは墨田区教委
 男性によると、案内状は3月、自宅に郵送で届いた。はがきの表は娘の宛名と自治会名。裏は祭りの案内や会場の神社名が記されていた。祭りでは神事が執り行われ、記念品としてノートと鉛筆、お守り、菓子をもらった。男性は「悪意のある人物に情報が渡らないか」と心配する。 区教委によると、小学校の新入学児の名簿は1990年度以降、希望のあった自治会に毎年提供。対象者名と住所、性別の3項目の名簿を自治会用に作成している。
◆個人情報を提供できる法の例外はあるけれど
 個人情報保護法には「明らかに本人の利益になる」場合、行政から外部に個人情報を提供できるとする例外規定がある。区教委は、記念品の贈呈は同法の自治体向けガイドに例外規定の具体例として示された「金銭の給付」に当たると解釈。担当者は「地域の絆を深める行事。今後も名簿の提供を続けたい」としている。ただ、すべての自治体が墨田区と同じ対応をとっているわけではない。例えば、千葉県鎌ケ谷市の市情報公開・個人情報保護審査会は2007年、敬老行事の案内を出す自治会への名簿提供を「自治会において情報の保護方法が確立されていない」などの理由で「妥当ではない」と答申している。
◆専門家は「配慮欠く」「拡大解釈は慎むべき」
 個人情報保護法に詳しい専門家は、墨田区教委の情報提供のあり方をどう見るか。上拂(うえはらい)耕生熊本県立大教授は「法的には問題ないかもしれないが、(プライバシー保護の観点からは)配慮を欠いた面がある」とみる。
墨田区役所
宮下紘中央大教授も「(記念品は)金銭に該当するとは思えない。例外規定の拡大解釈は慎むべきだ」と指摘。個人情報の外部提供について「地域の祝い事だから良いと考える向きもあるだろうが、同法は、男性が懸念するような『悪用されるリスク』を防ぐことに重点がある」と強調する。
◆70代自治会長は「よかれと…」 家族は「社会の変化に合わせて」
 祭りの案内状を送った自治会の70代の会長は「昔からある祭りで、よかれと思ってやってきた」。回覧板の告知では新小学生が集まりにくく、「人のつながりという面では難しい時代になった」と悩む。
 男性は、区教委が名簿提供を始めた1990年度は「インターネットが普及しておらず、個人情報への意識も低い時代」と主張。「現在は、個人情報が悪用されるリスクは高まっている。行政も社会の変化に合わせた対応を進めるべきだ」と訴える。