箱根湯本から小田原へ行くのに、ロマンスカーをよく使う。

乗車券に200円を足せば、従来線の三つの駅に止まらずに行ける(時間差はほとんどかわりませんが)。

今日も、小田原で用事を済ませ、湯本へ帰ろうと小田急のホームへ行くと、ちょうどロマンスカーが入ってきたので、乗ったけれど、ほとんど満車…。

ようやく空席を見つけて腰掛けた。

通路を挟んで左隣に品の良い御婦人二人。

その前の席と私の前の席は大学生らしき八人の若者。

そして私のうしろに、お話し好きの年配女性二人…。

ほんの15分…。

新宿から1時間半、この連中と過ごすことは、ちょっとした拷問ではないのか…?

旅先へ向かう車中でのハイテンション…。

自身の若いころを思い出して反省しました。
箱根にも初雪がきた。
朝6時に玄関を開けるまで気が付かなかった。

一昨年の暮れからこの一年、冬はどこまでも冬らしく、梅雨時は大雨を呼び、夏は非常な夏で、長かった秋は、見事な紅葉を堪能させてくれた。

なんとまあ、律儀な一年でありました。

さて今年は、どんな絵を見せてもらえるやら…。

15年前まで、明治から続いていた、実家の料理屋を手伝っていた。

暮れになると、町内に住む大工の頭領が、玄関と仏壇に、しめ繩を飾りに来る。

丁寧に自分でよった縄だ。

そのころは、家業のお節料理も佳境に入っていて、皆、もくもくと手を動かしている。

そして、お節の配達も済み、お疲れ様の乾杯をして一年を終える…。

母には、31日に必ず訪れる、大事な客があり、やはりホッとした顔をする。

年が明ければ、魚市場が始まる五日までのんびりだ。

旅行もいいけれど、家にいて、氏神さまにお参りし、友と飲み、姪や甥にお年玉を渡す…。

夕食は、町内の寿司屋から特上が届く。

今はどうか知らないけれど、昔は、寿司屋の休みは二日からだったような気がする。

箱根の観光旅館で働き始めてから、まったく縁のなくなった世界だけれど、今年、自分の店を出せる話が来ている。

代々続いた屋号を復活し、なにより、昔の生活を取り戻したいね。

早く昔になればいい…。