正直言って森鴎外は中3の時に読んだきり

教養のなさが露呈してしまいますが、その頃のわたくしにとって(今もですが)書かれている言葉の難解な事と言ったらありませんでした

この時代にタイムスリップして、お手紙をいただいても全く分からないと思いますガーン

旧仮名遣いですし、難解な表現、助詞ですよ助詞!
本当に古典と一緒!

ですが、逆に興味があって森鴎外記念館へ行ってきました




展示室は撮影禁止、入り口の1階スペースはショップの商品が写らなければ撮影して大丈夫です、とのこと


必然的にこちらだけ↓笑


森鴎外よりお嬢さんの森茉莉さんの方を知っている方の方が多かったりして


今回しみじみと思ったのが、わたくしは人間に興味があるんだなという事です


年表をじっくり読んでしまいます


森鴎外は60歳で亡くなったので、ほどほどの時間ですみますが、以前渋沢栄一の記念館入った時は、時間制限があり、晩香盧とか見学前に危なく時間切れアウトになるところでした


渋沢栄一さん、90歳まで活躍されていましたからね


森鴎外の子ども達の名前は元祖キラキラネーム!


そうとも言えませんね、茉莉さんはまあ普通ですし


与謝野晶子と鉄幹の子どもたちも、伊藤野枝の子どももキラキラネームでしたからね


それとこの時代は意外と離婚されている人が多いということ


森鴎外も再婚していますし、最初の奥さんも鴎外と離婚して再婚していますからね


良家のお嬢さんでも、歳の離れた人の後妻になったり、わたくしが子どもの頃の方が離婚や再婚に偏見があったんじゃないかと思うほどです


こんなにじっくり見る人もいないらしく、と言うか、殆ど人も入っていないので

係の人に丁寧に説明していただいたり、案内していただいたり


楽しんでいただけましたか?なんて声をかけていただきました

(人畜無害な顔のわたくし)


鑑賞の後は館内併設のカフェでひと休み


コーヒーだけにしました

食事をしたり、ケーキ食べたらまったりしそうなので


予定がこの後もあったしね


若かりし頃の鴎外の写真が飾られています

そうそう、画家の原田直次郎と親交があったと知ってびっくりしました


と言うか、原田直次郎って留学していたんですね


やはり色々な発見のある見学でした


原田直次郎の〈騎龍観音〉、観たくなりました


そろそろ近美にも行きたくなりました