謎マナー叩きは旬をすぎた感 | 函館すずめの空想日記

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ちょっと空想が混じった不思議な日記なのだそうです。

年始はtwitterがあちこち低次元なツイートで賑わっていたけど、それを書くのは危険です。専門家に任せておきたいです。
昔の言葉で、いわゆる冬厨ってヤツは今も健在ですね。
まあ、その他、神社ネタか、駅伝か、孤独のグルメか、って感じ。

イベント情報局さんが「素人の神社マナーがウザい」っていう意味のことをつぶやいていたのは、何を見たのだろう。出雲大社のQ&Aが面白かった。これ、、
Q「お賽銭はいくら入れたらいいですか?」
A「いくらでも結構です」
でいいのでは。出雲大社さんの回答は格式ばっていて、意地の悪さも感じます。しかし、2023年1月時点のネット空気は「公式が偉いんだ」「実名の団体人物を批判すると訴訟のリスクがある」といった空気なので、悪く言うのは悪手です。突然叩かれたどこぞの旅行会社のガイドさんが悪なのです。

とはいえ、ここ数年流行った「謎マナー叩き」も、そろそろ旬を過ぎた感はありますね。そもそも、「謎マナー叩き」というのは、叩いて面白いかどうか、叩いて得するかどうか、の基準で決まるので、誰も真剣にマナーの是非を掘り下げて考えたりはしないものです。

その一例として、酒の飲み方のマナーなんてのは、膨大です。そして増える傾向にあるわけです。宗教・政治の話をしちゃダメだ。思い出話をしちゃダメだ、自慢しちゃダメだ、愚痴をこぼしたらダメだ、隣の席の人に絡んだらダメだ、氷が溶け終わるまでに飲み終わらないとダメだ、、ダメだ、ダメだ、ダメだ、、、

でも、誰も疑問に思いませんね。
酒飲んで調子こいてるオジサンを威嚇できれば得になるので、得になる謎マナーはそのままにしておきます。

あと、謎マナーの有名な、ビールのラベルを上にして注ぐ、ですけど、これを人はマナー講師のせいにしていますが、昭和の時代には生ビールなどなかったので、普通にキャバレーやクラブで瓶ビールが飲まれていたそうなのです(昔行きつけだった居酒屋のママに聞いた)。私の推理では、ビールのラベルを上にして注ぐ、は、当時のホステスさん達が決めたマナーではないかと思いますね。
でも、ホステスさんを批判するのは得にならないからしない。
てか、謎マナー叩きは、話のネタに過ぎないから、ちょっと考えてみようなんて思う必要もないわけです。