入院中にして良かったこと
入院中にして良かったことの振り返りです。
夢中になっていた手芸ですが、かなり多いので2回に分けてご紹介させていただきます。
その1では巾着袋とか実用的なものを作っていました。
その2は次女のお人形コルネちゃんの服作りをご紹介します。
もちろん全て入院中にベッド上で手縫いで作ったものです。
今振り返ると、よくもこんな細かいもの作ってたなぁと思います![]()
面会に来るたびに娘を喜ばせたい一心で、頑張って作ってましたね![]()
コルネちゃん
コルネちゃんとは、この子です![]()
美人さんです。
ディズニーのレミンとソランシリーズの、ラプンツェル仕様の髪の長い女の子。
寝かせると目を閉じるお人形です。
この服とカチューシャも私の手作りです。
私のいらなくなったニットのお袖がフリフリで可愛かったので、マーメイドワンピにしました。
これは病気が発覚前に家で作ったものです。
いちご柄コーデ
同柄のポシェットがポイントです![]()
ちゃんと中に物が入ります。
着せ替えするとかわいい。
リュックは機能性重視で
開け閉めが楽しめます。
飴ちゃん入ります。
こだわりの布の切り替えがおしゃれ。
に見えるけど、
ただ布が足りなかっただけ。
次は
やっぱり万能なジーンズがほしい
と思って作りました。
サイドにもステッチあり。
上はパジャマだな笑
ポケットのステッチにはめっちゃこだわってます。
これがないとデニムに見えないんで。
デニムジャケットコーデ
これが入院最後に作ったお洋服です。
赤チェックが秋っぽい。
ジャケットは本物のジャケットと同様にスカートと同生地の裏地を付けました。
ボトムはデニムと合わせても
かわいいです。
トートバッグはリアルさを追及して
大きな縫い目が見えないように、持ち手の縫い目はまつり縫いにしています。
広めのマチ付きです。
手芸編その2をご紹介しました。
コルネちゃんは来る度に持って来てもらって採寸してました。
ジャケットやデニムを作るときはサイズ感が難しいので、次の面会までお人形をお預かりしたことも。
娘が面会に来てくれるたびに、プレゼントするとすごく喜んでくれたなぁ![]()
「ママすごい」って言ってくれました。
喜んでくれたり驚いてくれるのが嬉しかったです。
作っている間、病気のことをあまり考えずに過ごせました。
楽しませてくれた娘に感謝です![]()
病気になると体力も落ちたり、食欲も落ちたり、今までできたことができなくなっていく。
健康だった頃の自分と比べて、何もできない人間になってしまったような感覚に陥ることもありました。
健康な時と比べて、できなくなったことはあるかもしれないけど、病気になって初めて見えること、気付くことは沢山あります。
今思えば色々失っていくように感じるのが怖くて、健康だった時以上に何かしなければいけない、とゆう思いに駆り立てられていたようにも思います。
私が手芸に夢中になったのは、娘のためだけではなく自分のためだったような気がしています。
長期入院中の私は、生きている時間を惜しむように一生懸命に頑張っていました…
治療も手芸も執筆も。
生きることしか考えてなかったけれど、死ぬかもしれないとも思っていたからかもしれません。(今なら口に出せるけど)
病気と闘うということは、自分と向き合わされます。
みんな自分と闘っているんです。
だから病気を抱えている人は皆とても強いです。
命を失う以上に怖いものがないことに気付くと人は強くなれるんです。
病気になって失ったものもあるけれど、失うばかりじゃないような気がします。
病気は強さを与えてくれます。
強さって何でしょう?
強さって
優しさのことかな
覚悟のことかな
前向きさのことかな
輝きのことかな
受け入れることかな
強さが意味するところは人によって違うと思います。
入院生活を思い出したら、いろんな想いが溢れてきました。
手芸編でまさかこんなに語るとは思っていませんでした![]()
病気と闘っているあなたは
実は最強なんだよ





















