入院中にして良かったこと
長期入院の振り返りになりますが、入院中に私がしていたことが2つあります。
1つ目は
文学活動です。
詩やら随筆を書いていました。
これは入院に関わらず、続けていることなので普段と変わらないことをしていただけです。
2つ目は
手芸です。
こちらは、普段したくても時間がなくて、できなかったことです。
入院中だからこそ、楽しむようにしていました。
好きなことに夢中になる
家族に頼んで家から裁縫セットと布を持ってきてもらいました。
はじめに作ったのは、次女が幼稚園年長さんなので、園で使う巾着袋でした。
会いに来てくれるのを楽しみにしてほしくて、面会に来てくれる度にプレゼントしようと考えました。
それがモチベーションになって、入院中ずっと集中してましたね。
病気のこと、忘れてしまうぐらい笑
子どもたちにはいつもお手紙を書きました。
そして、院内のコンビニでお菓子を買って
作った巾着につめてプレゼントしていました。
中3の長女には、シュシュやブックカバーをプレゼントしました![]()
病気になると、健康、仕事、今まで当たり前にあった日常が、自分が、全て奪われるような喪失感や絶望感に飲み込まれます。
でも何か一つ作る度に達成感があって、こんな私でも、この状況でも、できることってあるんだ!ってゆう喜びがあって、どん底からどんどん前向きになれたような気がします。
お隣のベットで仲良くなった患者のHさんは、いつも編み物をしていて、抗がん剤で毛髪が抜けてしまうご自身のために、とても素敵な帽子を編んでいました。
私たちの部屋は手芸部みたいになってました![]()
今度は息子の学校用の箸袋を作ったり。
手作りが止まらない笑
ちなみにこの手提げは、私は気分転換のためにいつもロビーで食事をしていたので、その際に貴重品とマイボトルを持ち歩くためだけの手提げです笑
食事を運ぶのに両手がふさがっちゃうので便利でした✨
物が手に入らない状況下なもので、必要なら作るって思考になってましたね。
ポケット付きのブックカバー
ポケットからは
ねこのマスコットのしおりが出てきます
これは読書好きな長女と、甥っ子に、2つ作ってプレゼントしたらすごく喜んでくれました
可愛いな
ここまでが手芸部のはじまり編でした。
続きがまだまだありますので
それはまたご紹介しますね
結局なにが言いたいかと言うと
何か夢中になれることが一つでもあると
心が救われるよってことです
私の場合はたまたま
文学や手芸でした。
闘病していると
病気のこと
不安な気持ちや葛藤は
心の片隅から消えることはありません。
一番大事なことは病気を治すことだから。
だけど、ずっと病気のことを考え続けていれば病気が治るってわけでもない。
むしろ、ひとときでもいいから
病気のことを忘れて過ごせたら…
その方がきっと心とからだに良いはず。
治療効果を高めることに結びつくんじゃないかなって気がします。
もちろん体調が悪い時には
全く何もする気が起きないし
何もできず
ただただ耐えるだけ日もありました。
あまり頑張りすぎると疲れるし
ほどほどに
何か気が紛れること
本でもいい
おしゃべりでもいい
美味しい食べ物でも
シャワーでも
お絵かきでも
ドラマでも
スポーツ観戦でも
なんでもいい
何か一つでも
ひとときでも
あなたの心が
苦しみから解放されますように🍀










