敬老の日の連休は久しぶりのウルトラマラソンに出かけました.
100kmのロード(舗装路)で制限時間は14時間.しばらくロングトレイルランばかりに出ていたのでロードは本当に久しぶりで2016年のいわて銀河の100km以来です.
以前は歴史街道というサブタイトルがついており第13回歴史街道丹後ウルトラマラソンに初めてのウルトラマラソン挑戦をしましたが途中の碇高原の関門で足痛でリタイヤしました.生涯でDNF(Do Not Finish)は2レースでそのうちの一つがこのレースです.今回無事にリベンジ果たし,同時に当時一緒に出場していて今は天に召された先生に完走の報告ができました.
いよいよ始まりました.
田舎道,まだ涼しかった.
朝の久美浜湾.きれいな景色を楽しむ余裕あり.
難所2回目の七竜峠,結構元気に通過
42.195kmは3時間58分で通過.ここまでは快調でした.
後半いよいよ灼熱の丹後と言われ続けてきた壁にぶち当たる.
弥栄エイド,日差しが強烈,湿度60%気温30度超え,遮るものなくただただ暑い暑い
ウルトラあるある,暑さ対策で日よけタオル,碇高原の上り途中,熱中症発症,軽く嘔吐
碇高原到着,リベンジ達成,ここで着替えてシューズも替えてリフレッシュできた.もう10時間切りは無理,目標を11時間切りへ
山陰海岸ジオパーク,もうひたすら灼熱,何も食べられずただ修行のよう
いよいよゴール近く,11時間は優に過ぎ12時間切りを目指す.
おわりました.
現走力でウルトラマラソンを10時間以内で完走するのは非常に厳しいと実感.
弥栄から碇高原までほぼ歩いているがここは熱中症.歩くのも苦痛でした.
碇で復活すると思いきやその先は足の裏の皮むけで痛くて追い打ち攻撃され復活しませんでした.
大失速原因として
1.暑さ対策不十分:皆さん口の大きな水筒を持参しておりエイドで氷を補給してました.途中で食べたり体を冷やしたり使っていました.サロモンのソフトスクラブは口が小さく氷が入りませんでした.
2シューズがぬれて足裏皮むけ:汗とエイドでの水浴びでシューズがずぶ濡れになった結果です.ソックスは夏でもRLのメリノウールにすべきだったか,やはり走って実験をしておくべきでした.
3.根性なし:結局これがすべてですね,精神の限界に負けました.
ウルトラマラソンはいろいろな距離がありますが100kmがやはり多いです.トレランも楽しいですが「完走が目標」のトレランに比べて「タイムが目標」にできるロードはやりがいがあると今回改めて考え直しました.
2レースほど今シーズントレランに出ますが今後はロードにシフトしていこうかとも考えております.