4月27日よりUTMF(ウルトラトレイルマウントフジ)に参加してきました。この間2日間クリニックを不在にして副院長に代わってもらいました。患者様にはご不便をおかけしたことお詫びいたします。
UTMFは日本最大級のトレイルランニングレースの一つです。走行距離約170km(100マイル)累積標高8000m、制限時間46時間という私のなかでは想像すらできない世界でした。いままで一番長い距離のトレイルレースは2015年信越五岳の110kmで累積標高も4000mぐらいでした。ただそのころ月200km以上は練習で走っていたし今の週末レースだけで平日ノーランの生活とは違っていました。マイルレースは次いつ出るか(もう出ないかもしれません)わからないので備忘録ということで残しておきます。
スタート前
アルコールはやめてましたがコーヒーや栄養ドリンクは癖になっておりこれが原因だったのか直前までもともとの下痢体質が治らず、さらに内科学会総会で風邪を引いてから風邪が長引いており出走取り消しまで考えてましたがせっかく当選して出場権をいただいので無理と思えば途中でやめればいいと半ばやけくそ、というよりいつでもやめてもいいやという気持ちでスタートしました。

スタート前
A1(富士宮22km)まで
ほぼ下りの林道。最初はゆっくりということで最後尾からスタート、集団からは大幅に遅れまわりもランナーはぼちぼち。A1到着時,約1500人の出走で1465位と想定していたとはいえかなり遅かったです。エイドに食料は残っておらずコーラちょろっと飲んで、エイドで約100人置き去りにして出発しました。出発時1366位。ここまでは特に感想はありません。ただジョグしただけです。A1出てすぐにヘッドライト点灯、夜間走開始。
A2(麓50km)まで
天子山系を含む最大の標高差を上る最初の難所。50kmの麓エイドには日医ジョガーズの中村先輩が救護所医師をやっておりました.先生には事前に風邪がひどいのでおそらくリタイヤしますとあらかじめ宣言しており,麓エイドまではなんとか行こうと流れに遅れないようついて行きました。最後尾ですから周りのペースも遅かったからか天子山系の登りは結構「あっけなかった」です。静岡県側は多雨のためか路面はぬかるみ、上り下りともどろんこレースでしたが足は残ってました。気温は低めで、低体温にならないよう休憩は一切なしで進みました。麓エイドについて中村医師にご挨拶、開口一番「遅いじゃないか!」とお叱りを受けました。この時点で総合1217位、途中で150人くらい抜いたようです。このころはまだ軽かったですが下痢ははじまっており,トイレで軽く1回目(少量下痢)。期待のエイドの焼きそばは売り切れでした。寒い中,この焼きそばが目標でしたが残念でした.
A3(本栖湖65km)まで
竜が岳の上り下りが難所ですがそれ以外は比較的平坦で楽な区間という前情報by中村集先生をもらっていましたが,竜が岳、思っていたより傾斜がきつかったです。ここもまだ「まだ元気な脚をもつ多くの後方からスタートしたランナーたち」が列をなして上っており遅れないように前の人に追従しました。単独より追従は脚にも心にも数倍楽です。空は真っ暗ですが月がきれいでした。山頂は強風と寒さのため長居はせず山頂から下りまでの区間は軽快に走れました。しかしこの下りで大腿四頭筋をやや痛めました。A3には日医ジョガーズの横山医師がおり激励もらって湯葉丼をおかわりして出発しました。ここには洋式トイレがあり2回目の大タイムとなりました。本栖湖で日の出を迎え朝日の本栖湖は絶景でした。総合1062位、順位上がってますが抜いた、というよりは休まなかったので道中休んでいる人をパスした、という感じです。
A4(精進湖民宿村77km)まで
ここは朝日のなかアップダウンを繰り返す区間。ここは前半で1番楽しく苦しかった区間でした。普段よく出ているトレニックワールドの奥武蔵系のコースと似た小刻みのアップダウンの感じですが足が重くかなりのランナーに道を譲りました。関門まで時間はまだ4時間ぐらいありましたが仮眠時間確保など含めるとちょっと焦ってきました。足は苦しかったですが朝日と澄んだ空気のなかで気温も低く森林浴ジョグは格別でした。精進湖988位、ここで、仮眠15分(結局仮眠これが最初で最後)約90分も滞在しました。ドロップバック受け取り着替えと食料詰め替えてのろのろ出発しました。出発前リタイヤが頭をよぎり「あのリタイヤ,,,」とリタイヤ係に言ったところ「リタイヤするんですか?」と逆に問いかけられ「いえ」とすぐ否定し出発しました.脚は終わり腹も痛い,でもまだ100km近く距離は残っている.さて後半へ
後半へと続きます.












