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こんなのが出てきた
ちょうど10年前
2013年12月
4歳の娘っ子と自分に
タイムマシンがあったら伝えたい!
「2023年のクリスマスは、とろとろオムライスを自分で作って食べてるよー」
って。
14歳の娘っ子が作ったオムライス
赤ちゃんの頃から、
食物アレルギーに悩んだ子育てだった。
昔のブログからもそんなアレルギーの話の日記ばかり。
だけど、
なんとかなってたこともある。
なんとかなってないこともあるけれど、
そこに目を向けないで
ちょっとずつでも、
良くなってることを喜ぼうじゃないか。
***2013.12.11の日記より***
『なんちゃってオムライス』
保育園年少の娘は、アレルギーとアトピーっ子。
食物では卵、乳製品、ゴマ、クルミ、などの他、
ネコや犬の動物アレルギーもあります。
何が原因か、どうすれば良くなるのか、
本やネットで調べ、自分の食事がいけなかったのかと責めた時期もありました。
「3歳くらいには8割の子はアレルギーはなくなる」との一文に期待していましたが、
その8割には入れず、保育園の給食も除去食でお世話になっています。
4歳になり、半年ぶりに血液検査を行い、
比較的低めの数値の卵黄の食物負荷テストを行うことになりました。
1日かがりの負荷テストの結果、
ゆで卵の卵黄16分の1は食べられると診断が下りました。
ほんのちょっとでも食べられる!
通院の疲れも吹き飛ぶうれしさでした。
帰りの車中で頑張った娘をほめ、
「明日の夕食、卵の黄身を少し使って何が食べたい?」と聞くと、
TVアニメの影響でしょうか、
「オムライス、食べてみたい!」
と。
これまでもかぼちゃと米粉と豆乳で「なんちゃって卵料理」は作っていましたが、
今回はほんの少しですが、黄身が入った卵料理。
かぼちゃペーストの中にほんの少しのゆで卵の黄身を入れて、
クレープみたいに薄く焼いて、
チキンライスの上にふんわりのせて、
ケチャップでハートを書いたら出来上がり。
「おいしい!ほんとのオムライスだよね?うれしいな」
とニコニコ顔でおかわりもする娘。
本当のオムライスにはほど遠いけれど、
娘にとってはこれがオムライス。
娘よ、、、
大丈夫。
いつか必ずとろとろのオムライスが食べられるようになるよ。
その日が来るまで、
ちょとずつちょっとずつ、成長していけばいい。
***
4歳
14歳
更に10年後
24歳になってる娘に
私は
親として
何を残してあげられるのだろうか