若者たち | 忘れちゃうひととき

忘れちゃうひととき

青臭い駄目人間の、イカ臭い日常を、小便臭い文章で、つらつらつらと書き綴っていく予定です。それ以上でもそれ以下でもそれだけでもありません。


クライアントと打ち合わせがあって、四ツ谷を訪れた。
そつなくというか滞りなくというか、果てしなく無難な感じで打ち合わせは消化され、「朝まで生テレビ」みたいに場が紛糾して、一旦CMを挟まないと収拾がつかない…というような事態には一切展開することなく、無事に終了した。

僕としては、それを「ツマラナイ」などと感じることは皆無であり、そもそもクライアントというのは文句を言わせなければこっちのものなのだ。
「真のクリエイティブには、それなりの予算というものが必要不可欠なのです! ドンッ!(机を叩いた音)」と鼻息荒く迫ったりする必要などない。

同席したWebディレクターさんが「朝から何も食ってないんで…、良かったらメシでも…」と誘ってくれたので、ご一緒する。
そこでも特に「真のクリエイティブには、それなりの予算というものが必要不可欠なのです! ドンッ!」みたいな展開は一切なく、プライベートの話を仕事の話でデコレーションしたような、曖昧3センチな会話をした。
僕が食べたホットドッグは妙にマスタードがきつく、別段感動的な話やら悲しい話やらをしているわけでもないのに、無意味に涙ぐんだりしている自分が、なんだか可笑しかった。

帰りに、下北沢に寄った。
先日、友人と飲んでいる際にシガレットケースを紛失したので、ヴィレッジヴァンガードで新しいのを買おうと思ったのだ。
無駄に文庫本も3冊買ってしまい、「嗚呼、また積んでる本が増えていく」などと嘆きつつも、読みたい本がある喜びに密かに身悶えた。

しかしながら、下北沢には若者が多い。
「僕は、この人波の中に、上手に馴染めているのだろうか…」と感傷的なニュアンスで己を省みたりすることなど一切なく、帰宅ラッシュにまみれた小田急線各駅停車に素早く乗り込んだ。

取り敢えずは、家に帰ってシャワーを浴びたいと思っている。


♪今の気分的一曲
Electric light Moon light / capsule