
過去記事で「山田豊文式ファスティング(断食)」をご紹介しましたが、多くの方にご覧いただき、断食への関心の高さを改めて思い知りました。
今日は続きまして、断食や酵素栄養学の治療で著名な鶴見クリニックの鶴見隆史院長の「鶴見隆史式・半断食」をご紹介いたします。
鶴見医師は薬などを使用せずに、本格的な断食療法や酵素医療などを駆使して、ガンをはじめとした難病の治療にあたって成果をあげておられます。
今日はその中から、誰でもが自宅で簡単にできる月に一度行なうだけの「鶴見式・半断食」のやり方をご紹介させていただきます。
なお、「鶴見式・半断食」には3つのやり方がありますので、ご自分に一番合ったやり方が見つかるかもしれません。
本記事が、ファスティング(断食)にご興味がある方や、これから体験してみたいとお考えの方たちに、少しでもお役に立てましたら、幸いです。
なお、本格的な断食にご興味がある方は、末尾に鶴見クリニックさんのHPアドレスを掲載してありますので、参考になさってください。
他にも多くの医師や自然療法家などがそれぞれのやり方や考え方で、ファスティング(断食)を実践されていますが、また少しずつご紹介していきたいと思います。
2020年10月18日 22時16分投稿分の再投稿
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『代謝を上げると、もっと健康になる』
鶴見隆史著 三笠書房
自宅でできる「鶴見式・半断食」
「鶴見式・半断食は」体だけではなく、心の不調や美容にも効果的!
<月に一度の週末に行なう2日半の半断食>
平日は仕事で忙しい人でも、週末を利用した短期間の半断食なら、生活に取り入れやすいと思います。
金曜の夜から月曜の朝まで行なえば、計2日半の半断食ができます。
毒素の排泄、免疫向上に大変有効で、定期的に行なえば体調が驚くほどよくなっていきます。
<鶴見式・半断食の3つのコース>
比較的やりやすい鶴見式・半断食の3つのコースを紹介します。
行なう頻度は、月に27~28日は普通の食事、残りの3日間は半断食というサイクルの「月に一度のファスティング」を目安にします。
なお、長期間にわたる断食は、医師の手助けなしにはできません。
1人で行なう場合には、月に3日間が限度となります。
では、具体的なコースの説明です。

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1.生野菜おろしコース
朝:ダイコン(約8㎝)、キュウリ(1本)、ショウガ(3㎝)の生野菜のすりおろしにドレッシングをかけて食べる。
※ドレッシングは生みそ少々に、黒酢とフラックス油を少々混ぜたもの。
昼:梅干し1個を食べる。
夕:朝と同じ。
このようにダイコン、キュウリ、ショウガのすりおろしにドレッシングをかけたものを朝と夕、昼には梅干し1個を食べます。
生野菜のすりおろしは、生野菜をそのまま食べるよりも酵素が活性化しているため、しっかり活きた酵素を摂ることができます。
また野菜に含まれる各種ビタミン、ミネラル、ファイトケミカル、食物繊維なども同時に摂れます。
ダイコンには、炭水化物分解酵素のアミラーゼ、タンパク質分解酵素のプロテアーゼをはじめとした酵素類と、ビタミンCが多量に含まれています。
アミラーゼは、胃もたれ、胸やけ解消に効果があります。
食べすぎ、飲みすぎで疲れたときでも、ダイコンおろしを食べるとすっきりと良くなります。
キュウリには、ホスホリパーゼという脂肪分解酵素が発見されました。
キュウリを毎日2本食べるだけで、脂肪は排泄され、体がスリムになっていきます。
ショウガに含まれる辛み成分のジンゲロン、ショウガオールには、強力な殺菌作用があります。
ジンゲロンには、胃の調子を整える作用もあります。
すりおろした生野菜だけを食べるコールなので、慣れるまでは強い空腹を感じるかもしれません。
ただ、すりおろした生野菜の効能で、確実に体調は良くなっていきます。
2.フルーツ&生野菜コース
朝:フルーツを1~2種類(例:柿1個、リンゴ半分など)、生野菜のすりおろしを少々(例:ダイコンおろし+キュウリおろし+ショウガおろし)。
※ドレッシングは生野菜おろしコースと同じもの。
昼:梅干し1個を食べる。
夕:朝と同じか、またはフルーツ2種類に、生野菜サラダをたっぷり。
朝食にフルーツと生野菜、昼食は梅干しのみ、夕食は朝と同じくフルーツと生野菜というとても簡単にできるコースです。
フルールには適度な甘みとたっぷりの水分があるので、食後の満足感があります。
フルーツの種類と、食べる量の目安は下記のリストを参照してください。
食べるフルーツを選ぶときは、旬のものを選ぶようにしましょう。
野菜もそうですが、フルーツも旬の季節に採れるものには、とくに栄養素が豊富です。
食べ方はカットフルーツでもいいですし、胃腸に負担をかけないようにジュースにしたり、すりおろしてもOKです。
但し、すりおろす場合は、時間がたつと酸化してしまうので、すぐに食べましょう。
リンゴやナシなどは、皮ごと食べたほうが栄養豊富です。
但し、残留農薬などの心配があるので、よく水洗いするようにしましょう。
ボールに水を入れ、重曹を小さじ1~2杯入れ、その中に30秒ほど浸けておくと、農薬などの汚染物質が確実に除去できます。
バナナやモモ、リンゴなどには食物繊維も多く含まれるので、食べると便通が良くなります。
便秘気味の人は、こういったフルーツをしっかり摂るとよいでしょう。
3.フルーツ、生野菜おろし&重湯コース
朝:生野菜おろしとフルーツ2~3種類を食べる。
昼:梅干し1個とフルーツ1種類を食べる。
夕:鶴見式ご飯の重湯(軽く塩を入れ、梅干し1個を乗せる)1杯と生野菜おろしを食べる。
※生野菜おろしのつくり方は1と同じ。
※ご飯の代わりに吉野葛湯でも可。
このコースにはじめて出てくる、鶴見式ご飯とは、
白米1合につき、細切り寒天を4g、干しシイタケ1個、黒キクラゲ、コンブ、ワカメ、ゴボウのささがき、五穀米を少々。最後に梅干し1個を乗せて炊いたものです。
夕食に鶴見式ご飯の重湯を食べることで、腹持ちがよくなります。
初めて、半断食をする方でも、やりやすいコースといえます。
鶴見式ご飯に入れる、細切り寒天と黒キクラゲには、水溶性の食物繊維が70%以上も含まれているので、ぜひ取り入れたい食材です。
いずれのコースにも共通していえることは、「質の良い水」をしっかり飲むこと。
ミネラルウォーターやパイウォーターなどの浄水器を使った水を、1日コップ10杯以上飲むようにしてください。
水分をたっぷり摂ることで、体内の毒素がしっかりと汗や尿、便になって排泄されるのです。
☆断食中のフルーツ量 目安
リンゴ 1/2~1個 バナナ 1/2~1本 グレープフルーツ 1/2~1個 ナシ 1/2~1個 ミカン 1~2個 スイカ 1切れ ブドウ 10~30粒 マンゴー 1個 イチジク 1~2個 イチゴ 4~16粒 モモ 1/2~1個 キウイ 1~2個 オレンジ 1/2~1個 カキ 1個 チェリー 10粒 ビワ 3~4個 パパイヤ 1/6~1/4個
鶴見隆史
1948年、石川県生まれ。金沢医科大学医学部卒業。その後、数ヵ所の病院に勤務したが、西洋医学の限界を知る。
現在、鶴見クリニック院長。病気の大きな原因は「食生活」にあるとして、酵素栄養学に基づく治療や、独自の食養生を提唱。西洋医学に頼らない、体に優しい医療を研究・実践し、ガンや難治性疾患の治療に取り組んでいる。
米国・ヒューストンで酵素医療を実践しているドクターたちと交流を密にし、最新の療法を取り入れて実績をあげている。著書は「酵素が免疫力を上げる」「酵素で腸年齢が若くなる」ほか多数。
鶴見クリニック・ホームページ
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