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「健脳食」:ダイコンも皮ごと、葉ごと一物全体食で




一物全体食が脳に良い「健脳食」
2020年10月13日 19時57分投稿分の再投稿

今日は「一物全体食」が体だけではなく、脳を健康に保つ「健脳食」のためにも欠かせないというお話です。
皆さんは、主食は白米ですか?又は玄米や雑穀ですか?
副食は何を食べていらっしゃいますか?

とくにあまり考えたことがないという方や、まったく気にしないという方もいらっしゃると思います。

私は穀物や野菜、果物をいただくときには、できるだけ皮や葉や根ごと、丸ごといただくようにしています。
例えば果物を食べるときでも、リンゴや柿やミカンなども皮ごと食べますし、また野菜のニンジンや大根、ゴボウなども皮や葉も食べるようにしています。

ちなみに、ヨモギやスギナなどの野草茶をつくるときも一緒です。
できるだけ葉や花や根などを丸ごと採集してつくります。

魚も同様に頭や皮やはらわたなど、一物全体を摂るように心掛けています。
私流に表現すると、植物や魚介類や動物たちの「命を丸ごと」をいただくようにしています。

そのおかげかもしれませんが、これといった病気はしたこともなく、元気で仕事をさせていただいています。

今日は「一物全体食」が健脳にも良いという、多湖 輝さんの著書からご紹介させていただきます。

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一物全体食が「健脳食」
『100歳に「なっても脳を元気に動かす習慣術』
多湖 輝(たごあきら)著 日本文芸社

■サンマを丸ごと食べる我が家の「健脳食」
最近の若い人の魚の食べ方を見ると、私はいつもビックリします。
はらわたを取り、そのうえ皮までむいて食べているからです。

しかし、彼らに言わせると、私たち旧世代の食べ方こそ、変な食べ方らしいのです。
私たちの世代にとって、例えば、サンマやイワシは丸ごと、頭は別としても、はらわたも一緒に食べるのが当たり前なのです。

私は、はらわたの持つうまみと苦みこそ、サンマの美味しさの秘密だと思っていますし、子どもにはわからない大人の味を楽しんでいるのです。
しかし、どうやら、若い人の味覚は、こうした大人の味を受けつけるほど発達していないようです。
私には、こうした食べ方が、頭の健康を害してしまうのではないか心配でなりません。

■一物全体食とは
なぜならば、「一物全体食」という言葉があるように、食べられるところは全部食べてこそ体も頭も若さを保つことができるからです。

私たちは、昔から親が、できるだけ「丸ごと」食べる習慣をつけてくれたので、さほど意識しませんでしたが、「一物全体食」という言葉を知って、栄養学的にみても理にかなっているらしいと思うようになりました。

「一物全体食」の一物全体とは、全体として分割されていない状態のことです。
本来、仏教用語で、「生物は、丸ごと全体でバランスが取れているから生きていられるのだ」という意味です。

ですから、それに「食」をつけると、食べ物を丸ごと食べることという意味になります。
つまり、生物が全体で持っているバランスのまま摂取すれば、人間の体もバランスを保って維持できるという考え方なのです。

そうすることで、その食べ物が持っているすべての栄養素を摂取することができます。
栄養学的にみても、人が捨ててしまいがちな植物の皮や葉、小魚の魚は、豊富な栄養を持っています。

■白米を食べるようになってから、一物全体食から遠ざかり、その結果食べ過ぎに
例えば、日本人が白米を食べるようになったのは江戸時代ですが、その頃から、栄養失調になったり、脚気になったりする人が急激に増えました。
江戸時代の人々の口が奢(おご)るようになり、「一物全体食」をしなくなったからでしょう。

現代の日本人が、白米を食べているにもかかわらず、栄養失調にも脚気にもならないのは、豊富な副食を摂取しているからでしょう。
しかし、私のような「サンマの食べ方」をしていない世代は、将来栄養失調に苦しむことになるのではないでしょうか。

■一物全体食を唱えた食養学の祖、石塚左玄
「一物全体食」という食べ方を最初に提唱したのは、明治時代の軍医だった石塚左玄らでした。
石塚は、天皇家の献立の基礎になった食養学の祖と言われています。

石塚は、食物と心身との関係を理論づけようと、「体育、知育、才育は、即ち食育なり」という言葉を残し、「食養会」をつくって、広く国民に普及しようとしました。

その後、栄養学の創始者である佐伯匡ただす(矢偏に巨)が、現在の「国立健康栄養研究所」をつくるための寄付を募っていたとき、石塚の功績を知っていた明治天皇が、これに賛同したために、多くの寄付が集まったと言います。

そういうわけで、我が家では、期せずして「健脳食」になる食生活をしていたことになるようです。
それが私の元気の素になっているに違いありません。
 

 

 

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