※焼津市朝比奈川沿いの家庭菜園風景
今日は山田豊文医師によるファスティング(断食)をご紹介いたします。
(2020年07月23日 16時52分投稿分の再投稿)
私は基本的に1日1食の食生活ですが、そのときは、毎日1日断食を行っているようなものだと思っています。
でも、正確には完全に1食と言えるかどうか?
と言いますのは、例えば昼食を食べた日の夜、晩酌をしながら色々つまんだりするからです。
なので私の場合は、1,5食といったほうがあたっているかもしれませんね。
それでも人一倍アルコールを飲んでも病気知らずで元気なのは、やはり食事の回数が少ないので、胃腸をはじめ体を休めているからではないかと思っています。
さらにそれにより、酵素の浪費を結構抑えていると思いますので、相乗効果が現れているのかもしれませんね。
これからは益々元気で、そして目標と目的を達成して公のために貢献するために、さらに自分の(量と質共に)理想的な食生活を築きあげていきたいと思います。
多くの医師や食養家たちがそれぞれ、ファスティングのやり方を指導していますが、これが正解だとか絶対だというのはないと思いますので、ご自分に合ったやり方を見つけていただければと思います。
それでは、山田豊文医師のファスティング法をご紹介させていただきます。
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杏林予防医学研究所 所長・山田豊文式ファステイング(断食)
http://www.kyorin-yobou.com/health/needs.html
ファスティング(断食)の必要性
病気にならず、病気を寄せ付けない体をつくり、さらには老若男女を問わず自分が自慢できる健康状態で生活できること、これは杏林予防医学研究所が永遠に追求するテーマです。
現代社会は便利さや娯楽を多数生み出した反面、多くの弊害をもたらしていることは言うまでもありません。
それらは私たちにとってすべて「ストレス」として跳ね返ってくるものです。
とりわけ、農薬や食品添加物をはじめ、一昨年から話題の環境ホルモン、そして毛髪分析で体内汚染度が分かる有害ミネラルなどによって、体外はもちろん体内環境が著しく悪化しています。
杏林予防医学研究所は体質改善、そして解毒のプログラムとしての「ファスティング」を推奨してきました。
ファスティングを体験され、達成された方は充実感を感じるだけでなく、その後の生活、特に食生活面で良い自然な変化を経験されています。
またいわゆる「ダイエット目的」で利用されることも多いのですが、この場合も減量だけでなく、体調面の向上に感激されることもしばしばありました。
■有害物質に囲まれる現代人
最近食材の報道で目立つのは、汚染をはじめとする品質の低下です。
・農薬漬けの野菜、ポストハーベスト(残留農薬)
・抗生物質だらけの牛肉、豚肉、鶏肉、鶏卵、養殖魚
・魚類の水銀、PCB、ダイオキシン汚染
このほかにBSE(狂牛病)問題、鳥インフルエンザ、豚コレラ、コイヘルペス・・・・・挙げればきりがありません。
これらは近代の食文化がもたらした弊害で、私たちは身近に毒を抱え、その毒を体に取り込みながら生活しています。
■エネルギーの浪費
体内に入ってくる毒は完全に防ぎきれるものではありません。
人の体は解毒・排毒機能を備えていますが、蓄積される毒の摂取とともにその機能の働きも低下します。
また現代人は一般的に過食であるか、栄養バランスが悪くビタミンやミネラルの不足した食事を摂っており、吸収と消化に不要なエネルギーを浪費しています。
■悪循環を断ち切る
一時的にも毒物と離れる期間が必要です。
そうすることで解毒や体の修復にエネルギーを向けることができるのです。
その期間こそがファスティングです。
ファスティング10の効果
1.病気を早く治す=アメリカではがんの治療にも利用!
ファステイング中は、食べ物を代謝するために費やされていた体内の莫大なエネルギーが、免疫系と組織を再生するためのプロセスに回されます。
そのため、弱くなっていた組織から有害物が取り除かれるほか、腫瘍やポリープになりかかっていた病的な細胞が正常な細胞に戻るためのチャンスが与えられます。
アメリカではがんの治療にファスティングが利用されているほど。
また、ファスティングは、細胞の壊死をくい止め、老化を遅くする効果も発揮します。
2.臓器を休ませる=働きすぎの内臓をリフレッシュ!
胃や十二指腸、大腸、すい臓、肝臓、腎臓は、食品に含まれるタンパク質や炭水化物、脂肪の代謝を行います。
脂肪の多い食事や、食べすぎは臓器に負担を与え、代謝物が通過するときに炎症を起こすもとになります。
ファスティングをすると、消化器系は休息を与えられて、その分、きれいになります。
炎症が起きていた組織は再生され、栄養素をよく吸収するようになります。
3.血液をきれいにする=余分なコレステロールを追い出す
脂肪の摂りすぎやミネラルのアンバランスは、血中のコレステロールを必要以上に増やし、血流の流れを悪くして、心臓病や脳卒中などの原因となります。
疲れやすい人、冷え性や肩こりなどがある人は、要注意です。
ファスティングは、血液から余分なコレステロールを取り除き、血液をサラサラにするうえ、代謝を活発にします。
4.肝臓をきれいにする=飲み疲れのお父さんにもおすすめ
肝臓は、アルコール、薬、食品添加物、重金属の解毒に働く器官です。
加工食品や脂肪の多い食事は肝臓に負担を与え、肝炎や脂肪肝、肝硬変などの病気にかかりやすくなります。
ファスティング中に、肝臓に蓄積された有害物が解毒され、傷んでいた組織が修復されるので、肝機能は正常に戻ります。
5.大腸をきれいにする=こびりついた宿便をきれいさっぱり取り除く
大腸は、食物の残りかすや老廃物が通過する最終コーナーです。
脂肪の多すぎる食事やストレスなどによって便秘がちになり、排泄物が大腸に留まったままになっていると、死んだ細胞や老廃物が固まって、腸壁にこびりついてしまいます。
これが宿便で、大腸がんや過敏性腸症候群、痔などが起こりやすくなります。
ファスティングは、宿便を取り除いてくれます。
そしてファスティング後は、脂肪が少なく食物繊維が豊富な食生活を心がけることで、腸の健康を守ることができるのです。
6.理想の体重を保つ=体重は適正でも〝隠れ肥満〝ではダメ
ファスティングは単なるダイエットではなく、汚染された体をきれいにする方法です。
ですから、食生活を改善せず、体重だけを減らそうとしても、あまり意味がありません。
肥満とは、皮下脂肪や体脂肪率が多すぎる状態のこと。
たとえ適性体重であっても、体脂肪率が高い人は「隠れ肥満」と言えます。
ファスティングは、生活習慣病の原因となる体脂肪を燃焼させて代謝を活発にし、本当の意味での理想的な体重を実現するのです。
7.毒物を排泄する=汚染された体を元どおりに蘇らせる
私たちの体には、化学物質、重金属、薬物など、正常な代謝の妨げになる有害物が想像以上に蓄積しています。
神経系、免疫系、内分泌系などが有害物の影響を受けやすく、認知症、自閉症、てんかん、アレルギー、糖尿病、自律神経失調症などの原因となります。
これら有害物は脂肪に蓄積しやすく、ファスティングによって脂肪が少なくなると、有害物の排泄が促進されます。
そのため組織の働きが正常になり、さまざまな病気からの回復も早くなるのです。
8.感覚を鋭敏にする=食べ物が以前よりおいしく感じられる
ファスティング後は、舌を覆っていた老廃物や化学物質のかすが取れて、食べ物の味がはっきり分かるようになります。
味覚だけでなく、視覚・聴覚などの五感や知性が研ぎ澄まされ、心の状態も穏やかで清澄なものになります。
これらは、それだけ体が健康になったことを示しています。
9.呼吸をきれいにする=汚れきった肺も新鮮さを取り戻す
大気汚染やタバコの煙などで、私たちの肺は相当なダメージを受けています。
ファスティング中、体内のエネルギーが肺の細胞を修復するプロセスに費やされ、肺がきれいになります。
呼吸がスムーズになり、体全体への酸素の供給もスムーズになって、各細胞のエネルギーを生み出す力がより強くなります。
10.免疫力を高める=アレルギーの人にも効果的
臓器が休まると、白血球が活性化し、感染やがん細胞の増殖を抑える働きをします。
また、ファスティングは化学物質や重金属を解毒し、消化を正常にするので、アレルギーの緩和にも役立ちます。
アレルギーは、消化が不完全な場合に起こりやすくなるので、ファスティングが特に有効なのです。
ファスティングの方法
山田式ファスティングは通常の生活をしながら行ないますが、ファスティング期間の基本は3日間です。
そして、その前後に準備期間と復食期間を3日間ずつ入れて、トータル9日間を1サイクルとして行います。
また、ファスティング期間が5日間や7日間の長期のものもありますが、少し特殊になるため、ここではもっと手軽に行なえる3日間および1日や半日で行なうファスティングの方法について、Natural Webのサイトからご紹介します。
なお、正式な山田式ファスティングのやり方や詳しいことを知りたい方は、上記の杏林予防医学研究所のサイトをご参照ください。
3日間ファスティング/1日ファスティング/半日ファスティング ※Natural Webを参照
http://www.naturalweb.co.jp/shopping/hfoods/howfirstplan.htm
◇ファスティング3日間プログラム
3日~1週間 「まごわやさしい」の食事で心と体の準備をする。
準備期 時間がない方は準備期は省いてもかまいませんが、肉類と油物は止めましょう。
↓
3日間 ファスティングジュースのみで栄養を補給して過ごします。
ファスティング期 他に水分を1~2㍑程度摂取します。
起床後すぐに、200~400mlの水を飲みます。
カフェイン入のものや、缶ジュース、アルコールなどは避けます。
良質の水がベストです。
熱い風呂やサウナ、タバコは避けます。
↓
3日間 お粥など消化のよいものから食べます。
復食期 暴飲暴食は禁物!
3日目くらいまでは肉や油物を控えた食事をして、少しずつ普通の
食事に戻していきます。
※理想は1ヵ月に一度実施しますが、難しい場合には3ヵ月に一度くらいから行ないます。
◇ファスティング1日プログラム
1日目 朝:いつもの食事
準備日 昼:いつもの食事(なるべくお粥など消化の良いもの。バランスを考えて野菜も取り入れて
ください)
夕:いつもの7割くらいの量で、はやめに食べます。
↓
2日目 上述の3日間ファスティング期と同様
ファスティング日
↓
3日目 お粥など消化の良いものから食べます。
復食期 暴飲暴食は禁物!
※週末に行なうとちょうど金・土・日で行なうことができます。
定期的に実施するとよいです。
◇ファスティング半日プログラム
朝:普通の食事またはファスティングジュース
昼:普通の食事
夕:普通の食事またはファスティングジュース
半日ファスティングは、朝食または夕食のいずれかをファスティングジュースに置き換える簡単な方法です。
例えば、朝の6時と昼の12時と夜の18時に食事をされている方の場合、いずれも18時間(およそ半日)、固形物を食べないことになるので、胃腸を休ませることができます。
(食物酵素が豊富で消化に負担をかけないうえ、最低限のエネルギーも含まれます)
1日ファスティング、3日ファスティングが難しい方、もしくは日々の食生活の中で胃腸を休ませたい方におすすめです。この方法も継続すると、なお効果的です。
※上記の「まごわやさしい」とは、次のような食事です。
ま:大豆、小豆など豆類のこと。タンパク質、マグネシウムなどの摂取に。
ご:ゴマ、ナッツ、クルミ、アーモンドのこと。不飽和脂肪酸、ビタミンEなどの摂取に。
わ:ワカメ、コンブ、ノリなどのこと。ヨード、カルシウムの摂取などに。
や:野菜、根菜のこと。ベータカロチン、ビタミンCなどの摂取に。
さ:魚のこと。タンパク質、オメガ3脂肪、亜鉛などの摂取に。
し:シイタケ、シメジなどのキノコ類のこと。多糖類、食物繊維などの摂取に。
い:ジャガイモ、サツマイモなどイモ類のこと。食物繊維、炭水化物などの摂取に。
山田豊文:杏林予防医学研究所所長、米国公益法人ライフサイエンスアカデミー主宰、日本ミネラルファスティング協会会長。薬を用いずに人が本来持つ自己複製能力を引き出して病状を改善する栄養療法に出会い、自らの病気体験を克服した経緯から、ライナス・ポーリング博士が提唱する分子整合医学の理論に感銘し、ミネラルおよびミネラル分析を米シカゴ・ドクターズデータ社で学び、同社が認定する分子栄養学の指導者として資格を取得する。
1984年、予防医学のためのスクリーニングテストとして日本にいち早く毛髪分析を採り入れる。
一方、日本マグネシウム学会や日本微量元素学会、国際微量元素学会などの会員となり、ミネラルについての研究を深める。
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