https://food-mania.jp/foodtech-peat/より
競って土を食べる「土食い大会」 中国・河南 国際ニュース:AFPBB Newsより
人類は何千年も前から「土」を食べてきた
土食には長い歴史があり、健康にも良い?!
2020年10月26日 21時20分投稿分の再投稿
今日は個人的にとても興味深いお話です。
人類は何千年も前から土食をしてきたといいます。
日本でも「食べられる土」の話はあちこちで聞きます。
例えば、『クニ子おばばと山の暮らし』の著者であり、NHKスペシャル「クニ子おばばと不思議の森」で話題になった椎葉クニ子さんは、400種類の野草と食べられる土のことをお話されています。
また、自然農でお茶を栽培しているある生産者も、そこの茶畑の土を食べて安全性をパフォーマンスしています。
また他にも、私の造る発酵水とも少し似ていますが、古代の大地の土を原料にして酵素にしたり、飲料水として商品化している人たちもいます。
ちなみに、私が醸造している発酵水も、それを造る元になる原料(海藻腐食化原料)は、見た目は少し団粒構造の腐植土に似ています。
この原料は平たく言うと、「大地の土」ではなく、「海の土」と言えると思います。
人類の歴史上、世界中で大地の土を食べる習慣はありましたが、私が知る限り、海の土を食べる習慣はこれまで聞いたことがありません。
もちろん、発酵水を造る元となる原料「海藻腐食化原料」(海の土)を、そのまま食べられればそれに越したことはないかもしれませんが、現実的には無理なのです。
何故なら、水素イオン濃度がPH1の強酸性だからです。
そこで、この原料に水を加えて長期間撹拌し→熟成してエキス化することを考えました。
こうして試行錯誤を繰り返し、PH3の発酵水原液(清涼飲料水)を開発することに成功し、今日に至ります。
ちなみに、皆さんは野生の動物や犬が土食をするのはご存じかと思いますが、世界中の人類も、これからご紹介する記事とは多少目的が違うかもしれませんが、古代から土を食べる習慣が各地に見られるそうです。
では、その一部について研究した話題をお伝えいたします。
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人類は何千年も前から「土」を食べてきた
土食には長い歴史があり、健康にも良い?!
土を食べるということは、ほとんどの人に嫌悪感をもたらすかもしれないが、この習慣の歴史は古く、実際、健康的なものであると考えている人もいることが、新しい研究で示された。
既存の研究を分析した結果、”土食(geophagy ジオファジー)”は、細菌や寄生虫といった侵入者から身体を守る可能性があるという。
ヒトは何千年も前から土を食べており、住民のいる全大陸、ほとんどすべての国で、報告されている。
土を食べる理由を明らかにするため、米コーネル大学(ニューヨーク州)のSera Young氏らは、土食の文化に関する報告480件以上を調べ、パターンを検討した。
研究の結果、豊富に食物があっても土を食べ(通常、最初は煮る)、満腹になるほどは食べない傾向があることが判明した。
栄養については、最もよく食べられる土は年度の一種で、ミネラルは含まれていない。
実際、摂取された粘土により消化管による栄養摂取が阻害される可能性があることが判明した。
Young氏らは、土が寄生虫や病原菌から身体を守る、身体防御というのが最良の回答であると考えており、土食が寄生虫や細菌に特に弱い妊娠初期の女性や思春期前の小児に最も多く見られることを指摘。
この理論は、土食は食物が媒介する病原菌が最も多い熱帯地方で一般的であり、胃腸障害が認められる場合に土を食べたがることにより裏付けられる。
同氏らは「この論文がさらなる研究を促すものになってほしい。
これらのデータから、土食がヒトにおいて広範囲に見られる行動であり、保護が必要な脆弱(ぜいじゃく)な時期と環境条件に直面したときに起きることは明らかである」と、述べている。
研究結果は、医学誌「The Quarterly Review of Biology(生物学)に掲載された。
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2023年1月9日 / 最終更新日 : 2023年1月6日お宝食材探検隊
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