昨日9月27日(月)時点の「年代別コロナワクチン2回接種率」が公表されました。
そして、30日(木)にも緊急事態宣言などが解除される見通しとされています。
最近の感染急減の理由は分からないことだらけというのが、専門家たちの本音のようです。
東京新聞の記事から引用してご紹介いたします。
年代別コロナワクチン2回接種率
2021年9月27日公表時点
100歳以上ー82.86%
90代ー89.97%
80代ー92.21%
70代ー90.82%
65~69歳ー85.46%
60~64歳ー77.08%
50代ー63.26%
40代ー46.70%
30代ー35.98%
20代ー33.23%
12~19歳ー20.57%
「宣言解除は妥当」…でも感染急減の理由は「分からないことだらけ」
東京新聞 2021.9.28
政府が緊急事態宣言の解除方針を固める中、新型コロナの感染状況を分析し厚生労働省に助言する専門家組織「アドバイザリーボード」は27日、「全国的に感染状況はかなり改善し、宣言解除の指標もほとんどクリアした」と評価した。
ただ、座長の脇田隆字・国立感染症研究所長は、解除後のリバウンド(感染再拡大)を防ぐには、新規感染者を10万人当たり15人まで下げたいとした。
■2回接種完了は全人口の57%
略・・・この間にワクチン接種が加速。
接種を2回完了した人は27日時点で全人口の57%に達する。
■「制限一切なし」は受け入れられず
これほど急速に感染が縮小した理由は諸説ある。
27日の専門家組織会合では、感染者数の激増や医療圧迫の報道による人々の「不安感」が外出機会を減らし感染を抑えたと分析。
また、ワクチン未接種者が多い30代以下が夜の繁華街を避けていることも、感染減少の一因になったと仮定する。
政府によると、20~30代の2回接種率は35%程度にとどまる。
「いくつか推測はあるが、はっきり確信は持てない。なぜか解析したいが、わからないことだらけだ」。
専門家組織の釜萢(かまやち)敏・日本医師会常任理事は率直に語る。
政府は28日、宣言の全面解除を専門家に諮問する。
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