6月26日に終了したミズノオープンは韓国選手が1位、2位、3位(石川遼は同スコアで3位)を占め、そのほかにも10位タイまでの15名中6名が韓国選手で、あらためて韓国選手の強さを印象付けました。
このような韓国選手の強さは今に始まったことではありません。
私は韓国選手が強い理由として次の二つを考えています。
まず、スイングとパッティングのメカニズムが平均して優れていることです。今世界のプロゴルフのスイングを見ると、トップが低いフラットスイングが全盛で、このフォームのよさが実証されつつありますが、韓国選手のこのフォームの実践者の占める割合は、日本選手のそれに比べてはるかに高いように思います。
このスイングはシンプルで、力をボールに伝える効率も高く、今ではアメリカのほとんどの選手がこのフォームです。韓国選手にはアメリカで修業する選手も多く、そのためこのフラットスイングの選手が多いのかもしれません。
また、パッティングのときのボールとの距離も日本選手より近く、アメリカの選手に近いのです。タイガー・ウッズの場合、ボールと靴のつま先の距離はだいたいパターのフェースの幅くらいですが、日本選手はこれよりはるかに広い人が多いように思います。
このフラットスイングと、パッティングのメカニズムについては、私が先月出版した「運動オンチも70台!たったひとつのゴルフ理論」にも詳しく書いたとおりです。なお、今朝Amazonでこの本を見たら、読者が「いいね」と思ったとき押す「いいね」ボタンの数が10ポイントに増えていました。ありがとうございます。
もうひとつの理由は、韓国人特有の精神力にあります。私のホームコースの会員にも韓国の方がおり、何度か一緒にプレーしたことがありましたが、そのとき感じたのはその粘り強さでした。どんなピンチでも決して諦めず、ボールがカップインするまで気を抜かない集中力は、日本人にはないものです。この精神力はゴルフにとても向いていると感じます。
ところで、菅首相は一度はやめるといいながら、やめるとは言っていない、と言い、国会を50日延長することに反対して70日にし、昨日は小幅ながら内閣改造までしました。福田元首相、安倍元首相が、行き詰った時あっさり自ら身を引いたのに比べて、この菅さんの粘り強さを見ると、私は韓国ゴルフ選手の精神力に思いを馳せてしまいます。まことに日本人離れした精神力だと言うほかありません。