眠剤
去年5月までゴリゴリの安定剤やら眠剤ユーザーだった
無いと眠れなかったし、寝る必要がなかったというか
例え一人で居たとしても、なんらかの夜更かしが毎日だったし
家にいれば電話してたりなんとかって、まあ今とは全然違う生活だったと思う
よく電話してた
３時間とか
最近うけた話とかくだらないことをずっと喋ってたと思う
割と毎日、普通に友達とね
うつ病って認定されていた気もしたけど、病院には「治ってねえ」「これじゃねえ薬にしろ」みたいなことしか
言ってなかった気がするし
私が眠剤を飲むようになったのは完全に娯楽から始まってた
エリミンが流行ったじゃないですか
あの頃、こんな話が早いもんがあるのかって感動したね
おいしくて気絶、これが眠れない私にとってどれほど安心できた賜物だったことか
っていうか普通に考えて昼間OLして、夜GOGOしてってやってたら寝る時間とか意味不明になってきて
全然具合悪いからね、酒は飲まされるし飲んだ分だけみんな喜ぶからな、しょうがねえわ飲むだろ
楽しかったけどさ
なんなんだこれはってずっと思ってたよ
でも全然酒嫌いでさ、飲めないわけ、いっつもすぐにゲロって終わりよ
そんなやな気分もエリミン様は打ち消して即寝へと導いてくれたんだよね
まあそんな生活も長くは続かなくて、エリミンは製造が中止された
そこから代用品を探して飲んだけど、何を飲んでもだりーし残るし最悪で、満足することなんてなかったな
結局エリミンだけで済んでたもんが何錠もいろんなやつ追加されてって
もう何が効いてて何が自分を疲弊させてるのか全くわかんなかったけど
旦那氏に「それ飲んじゃだめ」って言われて困ってたな
見られるとものすごい悪いやつ見るみたいな顔されてたわ
はっきり言ってその何の眠剤でも満足しねえイライラで安定剤も処方しろって言ってたところあるからね
そんな私ですが、ぱったり眠剤も飲まなくなって
安定剤も飲まなくなった
セニランとロナセン、ロラメットとオランザピンってやつを飲んでたんだけど
妊娠したことによって勝手にくっそ寝るようになったの
っていうかもう暇さえあればオンザベッド、オンザべンザ 、プチョヘンザって感じ←
眠剤なんか飲んでられねえし、安定剤飲んでる場合じゃないぐらいゲロ吐いてたからさ
物理的に摂取不可になった
それでまあ酒飲んだら現状以上に具合悪くなる気がして怖くて飲んでない
辞めようと思ったわけでもないんだけど勝手にたばこも吸えなくなって
何もしなくなったらどうなったと思う？
２０キロ太ったよね
別に前から健康ではあったし、今も別に健康ではある
そしてまあ何も飲まなくて良くなるには妊娠しかなかったのかって思うと
「メンヘラは運動してないから説」とか言ってきたやつ、何が運動だバーカって言いたいね
自分が運動していることをほめちぎってほしいだけの発言だよなあれ
運動が最高説唱えてるやつたまにいるけどさ、運動で人生変わってるやつは論理が追いついてなさそう（偏見）
明日脚無くなったらおめー明日からメンヘラだからな！一生病めクソが！！って言いたくなりそうだもん
あたしだって別に動くの好きじゃねえけどそれなりに仕事してたときは動いてたしね
間違ってることを堂々と言わねえほうがいいからなって思う
怠惰な私の脱眠剤・安定剤の一例として、この話はしておきたいなと思った
男に関しては知らねえわ、でもまあピル飲んでみたらわかるんじゃねw
私昔ピル飲んでみたことあったんだけど
妊娠と同じぐらい気持ち悪くなって匂いもだめで死ぬかと思ったことあったわ
「あれって疑似体験だった」って検証できた感じ
まあ、何事も善し悪しだぞ本当w
３年目の都合のいい女
割愛に割愛を重ねまくってブログを書こうとすると
何も言いたいことなんて思い浮かばねえよ
秀逸な下書き一覧に感心して今更公開したくなったって
後の祭りなんじゃねえかとも思うけどね
思えば私、誰からも見放されて「はやく離れろ」みたいなこと言われ続けてたと思う
まあ相談したり文句を言ったりする内容が相当ハードだったこともあって
良いことってあんまり他人に言いづらいっつーか
シンプルにノロケ話が気持ち悪い組み合わせだったこととか
私の幸せな話って全く面白くねえのもあってあんまり言ってなかったし
全然良いことあったんだけど、DV受けまくってる女がちょっと優しくされて舞い上がってる図みたいに見えるのも
なんとなく想像できて言いづらかった
まあDVなんて受けたことないんだが
思えばほとんどのわがままを聞いてくれていたし
行きたがった場所には絶対に行ってくれたし、約束は破らなかったし
願いはほとんど叶っていたのでそこは可哀想なことをしたと思ってる
それでいいんじゃない？って言ってた人なんていなかった気がする
でも私、確固たる自信があったんだよね
「この世にあたしはあたししかいないし、私を飲み込めるのもあの人しかいない」
みたいな
私実際「付き合ってる」って感覚も言葉もなかったし
相手もなかったと思うけど
てかはっきり「彼女じゃねえから」「付き合ってねえから」「誰だよてめえ」って言われてたしね
まあでももうその概念って必要なのかな？一緒に居たければいるだろうし、居たくなければ居ないよね
そう思ってた
飽きたら連絡してこなくなるだろうしなーとか
結局私と彼が一緒にいる場で
変なクソガキに「都合のいい女やってんすね！」とかくっそ嫌味言われたこともあったけれど
「あー、私にとってもこの人が都合のいい男だったらどうする？」
って言ったら彼は「おーっっwよく言ったwありがとう」って言って笑ってた
本当にそうしてやっからな！覚えてろよ！っても思ったから
別にありがとうとかじゃねえんだけどさ・・って思ってたけど
そこで泣いたり怒ったりして「ねえあたしって都合のいい女なの？」みたいになってたら最悪だったってことらしい
なだめたりその子を叱ったりすることのほうがダルい展開だったんだろうけど
実際はそんな先のことなんて考えてなかった
私のプライドなめんじゃねーぞ！私は絶世の美女akaはっかせくしーきゃんでぃー！！！
お前らの道楽に利用できるほど安くねえし、この一瞬一秒尊いご発言、噛み締めろぶぁぁあぁああか！！！！！
って思ってたしね
功を奏しすぎる自信過剰に、桃の花が明かりを灯した瞬間視聴率12.5%
まあ最初出会った頃なんて覚えてねんだけど
後から言われたこと
「朝方、はっかちゃんが帰るところで会ったじゃん、俺の友達が謎にタクシー代あげるからとか言ってお金あげててさ、
そのときの脚を見てこの子だと思ったんだよね」
「雨降ってた日、俺になぜか折りたたみの傘をくれてさ、それが衝撃だった。
普通折りたたみ傘って人にあげなくない？その傘は多分まだbedにある」
両方、Rラウンジから出るとこのあのケバブ屋の前の話なんだけど
それも別に特別な思いなんてなかったし私がすげーバブルな女だったこともあって
「傘なんて折りたためるもんも使い捨て上等だろ！！むしろ折りたためねえ傘なんてゴミ同然だし買わねえよ！！」
みたいなおかしな精神からなんだけどね
良いように「すげーいい奴！」として捉えられていた。
まあそれも後から言われた話だった。
で、まあそんなただの怖い先輩とだるいギャルの後輩っていう関係は普通に３年くらいあったと思うけど
急に２人で遊ぶようになったのは２年前
私がダンスを辞めるって決意した年
毎日もうおれは死のうと思ってるって言ってたとき
もう死んでいい身だし今死んだらかっこいいんだよ、
頼むから優しくしようとか中途半端な偽善で関わらないでくれって言ってたし
NPOの回し者なら勘弁してくれとか思ってたし
幸せがなんなのかも想像できなかったし、恋愛も上手く行った試しがなかったし
友達も居なくなったりしてさ
仕事しかまともにしてなかったからさ
まあでも割と真剣にどうでもいい話をずっと聞いてくれていた
早く嫌になってくれと思ってたのもあったから私としては不本意だったけど
結婚なんて一生しないもんだと思ってたし、出産なんて絶対に無いと思ってた
それは今年の６月まで確かにそう思ってたから怖えーよ
その日もすっげー酔っ払ってて、もう最悪なぐらい落ちてて、荒れるとかいうのを越えてて
缶のハイボールの黄色を見つけてはチビチビ飲んで
自分の中の狂気を咲き乱れさせてたよ
しかもあれが地球で一番体に悪い飲み物だと思ってたからな・・・・・
これを震えるほど飲めば死ねるぞ・・・みたいな感覚は間違いなくあった
真夜中に引っ越し祝いしようってラインきてさ
「いい加減そういうことすんなら好きになるよ」
って言ったら「いいよ」って言われたんだよね
ジェットコースターより興奮したわ
それから２ヵ月後くらいに誕生日がきて、その時に薔薇をもらったの
枯れないようになってる薔薇なんだけど「これから増えてくよ」って言われて
なんだその演出は・・と思ってたけど
毎年くれるようになった
３年目の今年も薔薇をもらったよ
私がこの人は信用できるって思った瞬間視聴率36.2%
そんな都合の良い女、ついに薔薇男と結婚した。
子供ができたからだけど
子供ができなかったら誰もが反対してたと思うしすげー助かったと思ってる、祝わざるを得ない他人に困り眉で報告だよ。
この人が結婚するべき人だったんだなって毎日のように思えてるよ。
全く後悔もない、不満もない、あの頃には想像してなかった平成。
ノストラダムスかと思った
これは妊娠初期、8/5に書いたもの
連日連夜、死にかけては眠り