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起業・創業支援-東京都の公認会計士・税理士@渋谷区・新宿区

創業直前~創業5年くらい経理、税金とか全然わからない「あなた」のためのブログです

少し、間が空いてしまいましたが、

前の記事 の続きです。


税務調査の時の鉄則で、

「聞かれてもいないことを話しすぎてはダメ!」


というものがあるのですが、

これが、思った以上に難しい、という話です。


今回も、

必要以上に話をしてしまった例を書いてみようと思います。



(会話例)

調査官:「この交際費は何ですか?」


社長 :「これ、古い友達とゴルフに行ったんです。

     古い友達で、仕事上のつきあいはないんだけれど、

     仕事がもらえるかもしれないから、
     全額、会社で出したんですよ。

     当然経費ですよね?」




どの部分が余計か、わかるでしょうか?


正直、ほとんどの言葉が余計だと思います(苦笑)。



私が、

同じ質問を受けたら、次のように答えます。


私  :「ゴルフに行ったときの支払です。」


これだけです。



ゴルフに行ったときの支払だ、なんて、

領収書見ればわかるでしょ?って話なのですが、

敢えて、こう答えます。


なぜかというと、

「調査官に余計な情報を与えたくない」

からです。



余計な情報を与えると、

否認されるリスクが増しますので、

情報を、あまり与えたくないのです。



例えば、

私が調査官なら、

例で挙げた社長との会話だけでも、


「古い友達で、仕事上のつきあいはないんだけれど
 → 業務上の支出か、プライベートの支出か怪しいな・・・

   他にも、プライベートの支出があるか

   気をつけて見ないと・・・ 



「全額、会社で出したんだけれど」

 → ひょっとしたら、相手の交通費まで

   負担しているかもしれないな・・・

   接待時に、先方の交通費を負担したら、

   交際費にしないといけないが、

   きちんと交際費処理されているだろうか?


などなど、怪しげなポイントが、いくつか思い浮かびます。




▼この例で挙げた社長は、


疑いを晴らすために、

(聞かれもしていないのに)先回りして、

細かい説明をしたくなったのだと思うのですが、



結果的には、

突っ込みどころを与えてしまう、という点で、

逆効果になってしまっていると思います。





▼このケースに限らず、

調査に立ち会っていて感じたのが、


ぼやっとした質問をされると、

(何を聞きたいのかわからないせいか)、

こと細かに説明したくなってしまうようなのです。


まあ、

普通に、友達や、仕事で話しをするのであれば、

それが普通かもしれません。



でも、

税務調査に関しては、


ぼやっとした質問には、

ぼやっとした回答をしておけば充分だと思います。


こちらから情報を与える必要はありません。



細かいこと聞きたければ、

調査官も、きちんと、細かい質問をしてきますので、


そのときに初めて、

細かいことを話しすればいいのではないか、と思います。