E-tax、eltaxはちょっと使いづらい | 起業・創業支援-東京都の公認会計士・税理士@渋谷区・新宿区

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私は、紙を使うのが大嫌いです。

ですから、税理士のほぼ全ての申請・申告業務を電子申請でしようと思っていたのですが、
いろいろ難しいことが起きます。


今、会社設立業務に力を入れている関係で、
会社設立の届出を行う機会が多いのですが、これを電子申請でやるのが意外と大変でした。


私は、NTTデータの達人シリーズを使っているのですが、その場合には、次のような問題が出てきます。


(1)国税の場合
  -開始届は税理士の名前で出さないといけない
   (※顧問先情報が他の書類とは連動せず、別途入力しなければいかないので手間がかかる)

  -NTTデータの達人を使うと、「申告期限の延長の届出書」を作成できるものの電子申請ができない
    (つまり、この書類だけは、e-taxから紙で出力しないといけません)

  -少なくとも、定款の写しは郵送しないといけない
   (PDF添付できれば、随分楽になるのに・・)



(2)地方税の場合
  達人では対応していないので、eltaxのホームページから届出を行う必要があります。
  (※設立届は、達人で作成できますが、達人には電子申請の機能がありません。)



そうかといって、今度、e-taxやeltaxを使うのには、またまた問題が。
特にeltaxのほうは最悪ですね。


(1)e-taxで国税の電子申告をする場合
帳票間でデータ連動が全くない
つまり、それぞれの帳票ごとに顧問先の情報を入力していかなければいけません  


(2)eltaxで地方税の電子申告をする場合
一番の問題点は、業務フローが非常に面倒、という点です。
東京23区の場合、eltaxで地方税の電子申告をする場合、次のような流れになります。

   0.お客さんに電子申告の承認を受けることの了承を得る
          ↓
   1.電子申告開始届を出す
          ↓
   2.登記簿謄本の写しを都税事務所にFAX
          ↓
   3.eltaxのIDが発行される
          ↓
   4.申請書のドラフト作成し、お客さんの承認を得る
     ※ちなみに、書類間で情報連動しませんので、それぞれの帳票ごとでの二重入力も発生します。
          ↓
   5.eltaxで申請

 
ここで、一番問題なのは「4」の部分。
実は、eltaxのシステム上、eltaxID発行前に申請書のドラフトを作っておくことができないのです

本当は、事前に書類を作っておいて、一式了解を得て、あとは作業を進める、という流れにできれば
いいのですが、eltaxで申請する部分だけは、そうもいかないのです。

eltaxで申請する内容なんか、どうせ定型化されているので、
提出後に承認をもらえばいい、とわりきってしまえばそれまでなのですが、
ちょっとイマイチでないですか?


ちなみに、eltaxのほうだと、添付書類をPDF化して送れるので、そこは便利なのですが、
もうちょっと他に改善すべきところがあるんじゃないですかね?


ということで、最近手がけた会社設立案件では、
近所での会社設立だった、ということもあって、涙を呑んで(笑)、紙申請に切り替えました。


紙の申請書の場合、PDFを作りこんだので、ワンライティングで全書類ができてきます。
(達人だと作れない帳票もワンライティングになっています)

ですから、書類作成は、とても楽チンです(^^)。


もし、欲しいよ、という人がいましたら、差し上げますので声かけてくださいね > 同業者の皆様