案の定たいしてやることもないのでものすごく昔の話。

正社員時代に不覚にも泣いた話だ。

今考えてもあの時の私がかわいそうで泣けてきそうだ。

 

正社員時代、20年以上前。自己満だろうがなんだろうが仕事に熱中していた。スタートは普通に事務だったのだけれど、後半は企画マンの代理で立ち合いみたいな業務の比重が多くなり、月の半分は出張や外勤だった。


千葉のどっかの駅が最寄りだった。終日外勤で疲れ果て、やっと帰れる~と痛い足を引きずってJRの駅に向かった。ホームから直帰の電話をし、ちょうど来た電車に乗った。「次は〇〇」「え、間違えちゃった(逆に乗っちゃったのかな?ニヤニヤ)」で次の駅で降りて元の駅に戻った。で、次に来た電車に乗るとまたしても「次は△△(さっきと違う駅なのだ。。)」「えポーンナニコレどういうこと?なんで××じゃないの?滝汗」と思い、何度も何度も元の駅に戻った。

何をどうやってもなぜか行きたい駅に行けないチーンのだ。

 

完全に頭が混乱してしまった私。訳が分からなかった。

もう記憶はだいぶあいまいだが、今検索してみるに、どうも同じホームの同じ方面に武蔵野線と京葉線が乗り入れていることをまったく知らなかったかららしい。今考えるとさっさと駅員に聞けよと思う。あの時は疲れすぎてたせいなのか考えるよりも先に体が動いてしまい、次々と来た反対方向?と思しき電車に乗ってしまい、何度も何度も同じ失敗を繰り返してしまったのだった。日本にいて日本語を話せるのにこの状況が理解できなかった滝汗滝汗

 

2回目か3回目に「次は〇〇(最初に間違えた駅)」を聞いたとき、じわっと涙が出つつ笑ってしまった。1駅だか2駅i行くだけなのに時計を見るとなんと1時間経過していたのだ。あの時は一生帰れないんじゃないかと本気で思った。「世にも奇妙な物語」みたいな感じ。ナチュラル・ハイってやつだったんだろう。

 

同じことした人、いないだろうか。。(いないか。。)

今もあの辺りってあんな感じなのかな。今行ってもまた迷いそうで怖い。