八月末のコンチェルトに向けて
皆暑い中、にこにこ頑張ってます
先日
コンチェルトに出る
ある小学生の生徒さんが
暗い声でレッスン中に電話をして来た
今から行っていいですか
お、何かあったなと
ピンときた私は
待ってるから早くおいでと
彼女は練習が嫌いらしい
練習が嫌いとは言っても
本当に綺麗な音で良く弾く
ただ
弾けてしまったその後が
追求する練習がしたくない
お母様にしたら
もったいなくて仕方がない
追求したら
もっと練習したら
もっと素晴しい演奏が出来る子なのに、、と
本人はきっと
弾けている、指が動く事に満足
追求出来ないのは
本当は私の指導力不足だろうなぁと
本人に謝る私
でも
一緒にがんばらなくちゃ
こつこつうさぎとかめのように
こつこつ積み上げた人が一番尊いからと
彼女に会うたびに話している私
ぷち家出した彼女は
お家に帰りたくなく
我家で
レッスンしている横で
猛練習
最後のレッスンが十時に終わり
二人でご褒美のドーナツを買いに行った
ピアノしていると
本当に毎日練習で嫌になるだろうけど
ピアノしているから
こうやって
二人で楽しくドーナツ買える時間もあるよね
ピアノしていて良かったよね
先生と二人仲良く出来て楽しいねと
(詭弁かしら、、でも私も嬉しい)
呟きつつ
お家に帰っていきました
こどものきもち
ちょうしがよくて
能天気で
いいかげんで
自分のことしか考えなくて
楽しい事しかしたくない
でも
よく見ると
なんだ自分と全然変わらない
先生も頑張るから
一緒に頑張ろうね
嫌な事の後には
きっときっと
楽しい事が待っている(はず)