知る人ぞ知る、博多水炊きの元祖がこの「水月」さんなんですね。
創業以来の味を守り続け110年、味の秘密を探ってみましょう。
出典:http://fukuoka-bocco.com/gourmet/3960/
◆「水炊き」のルーツは「香港」にあり!?
業界では余りに有名な話の様で、水月の初代料理長である「林田平三郎」さんは、香港へ15歳の時に渡り、西洋のコンソメスープ、中華の鳥を炊き込むスープに着側を得て、和風にアレンジしたものが今の「水炊き」の始まりのようだ。
現在は三代目となる「林田平三」さんが味を守り続けている。
アレンジを加えず、日本一の味である初代の味を守り続けることにこだわっている。
◆「鶏肉」はこだわりの九州産オス鶏。
鶏は九州産の「オス鶏」。5~6カ月育てられたモノを使っているようだ。
普通の国産若鳥は2か月弱で、味もコクが足りないんだとか。
ちなみにメス鶏は脂が多くて使わないそうです。
◆毎日開店前にこだわりスープを「水」から「炊いて」ます。
スープはさばいた丸鶏をぶつ切りにして、水から炊いていきます。
1時間前後、丁寧にアクを取りながら炊いていき、その後2~3時間おいておくそうです。
そうすることによって、お客様に提供するときには柔らかい鶏肉になっている。
不思議ですねぇ~。これも先代から続いた知恵なのでしょう☆
こちらのスープは「透明系」。
今博多で出されている多くの水炊きは、
「スープ」は鶏のガラ(胴ガラだったり足ガラだったり)から炊いて、そのスープに鶏肉を入れるパターンが多いですが、
元祖「水月」さんは、スープをぶつ切りから炊いて、その鶏肉を提供しています。
これは煮込みすぎると鶏肉の味が全部スープに出て硬くなってしまいますし、煮込まなければスープに味が出ないという難しいバランスを絶妙に取っているから、あの味が生まれるんでしょうね (^^)
◆ぽん酢のこだわりが半端ではない!!
ぽん酢には柑橘類の果汁が使われますが、こちらは「糸島産の橙(だいだい)」を使ってます。
それを男性が絞ると皮の渋みが出るから、女性だけの手で絞った後に、なんと1年間熟成させているようです!この絞り汁は座敷の下に保存されているそうです。
その甘みを引き出した熟成後に醤油を合わせてぽん酢を作るらしいですが、この仕事は3代目のこだわりだそうです。
元祖「水月」、是非行ってみて下さい!
博多の歴史を感じながら、おいしい鍋が食べられますよ~^^
◆◆◆今回紹介したお店の情報◆◆◆
博多水炊き元祖 水月 本店
https://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400104/40000007/
営業時間:17:00~22:00(L.O 20:00)
住所:福岡県福岡市中央区平尾3-16-14
アクセス:福岡天神からタクシーで10分程度
◆◆◆今回紹介したお店の情報◆◆◆
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