梅雨なのに雨が降らないなぁ~と言いましたが、雨が降ると嫌ですね
今日の福岡は、足元がビショビショになる雨です
お出かけの際は、替えの靴下とタオルを忘れずに!!!
それでは、今日もベトナムの飲み物をご紹介したいと思います!
今回は、cà phê sữa đá(カフェスアダー)という練乳コーヒーです
カフェオレなんですが、コーヒーにミルクではなくコンデスミルク(練乳)を入れます。
・cà phê (カフェ):コーヒー
・sữa(スア):ミルク
・đá(ダー):石(飲み物に入っている石=ロック=ロックアイス=氷)
ベトナムでは、
なぜ、ミルクではなく
コンデスミルク(練乳)を入れるのか、皆さん、ご存知ですか?!
まずはコーヒー豆の種類から。
ベトナムは、コーヒーの生産量がブラジルに次いで世界第2位のコーヒー生産国です。
主に『ロブスタ種』というコーヒーを栽培しています。
『ロブスタ種』の特徴は、病害虫に強く、成長が早いため、たくさんの実が収穫でき、栽培しやすい。
味の特徴は、焙煎すると苦みと渋みが強く、酸味がない独特なコーヒーです。
また、アラビカ種に比べ、カフェインや油分(コーヒーオイル)の含有量が多く、生豆の形も丸くて大きいです。
それでは、なぜ、コンデスミルク(練乳)を入れるのか?
ベトナムは、かつてフランス領インドシナ連邦下にありました。
そのためフランス文化の影響を受けており、フランスの抽出器具を応用した金属製のフィルターで細かく挽いたコーヒー豆を濾して飲みます。
高温多雨な気候な上に冷蔵庫が普及していなかった当時のベトナムでは、ミルクの代わりに常温で保存可能なコンデスミルクを入れました。
その結果、苦味のあるロブスタ種のコーヒー豆は、甘く優しい香りのコンデンスミルクと溶け合い、ベトナム流のメニューとなったと言われています。
↓こちらが、cà phê sữa đá(練乳コーヒー)です!
↓私のようにコンデスミルクとコーヒーを別々に持ってきてくれることは、少ないようです。笑
これまた、甘党にはたまらない味!
ちょっと濃いココアのようなチョコレートのような、うーん、何でしょう??
とにかくカフェラテとは全く違うクセになるような飲み物です!笑
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