何様住民 | 人民弁理士今日も行く

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 とある漫画家が飛行機内における乳児の泣き声に逆上したことを投稿し、物議を醸し出したようですが、近年では幼稚園や保育園の子供の声に近隣住民から苦情が殺到し、訴訟までに発展するケースすらあるそうです。

http://dot.asahi.com/aera/2012112200011.html

 防音壁をつけたり、子供の外遊びを45分以内に限定したりしたのに、それでもなお難癖をつけられて提訴とまでなったとのことです。


 子供が外に出て元気に遊ぶのは、成長の過程で当然不可欠なことであり、それを自分達が少し不快に感ずるからと言って文句をつけて挙句提訴までするとは、この住民達は一体何様のつもりだと思ってしまいます。

 そんなに子供の声が我慢できないなら、自分達で防音壁を作るか、人の少ない所に引っ越すかすべきです。


 もっとも、上記記事では書かれていませんが、100%住民がエゴで言っているわけではなく、呼吸器をつけて延命している人とかのように体の不自由な方がおり、そういった人達が子供の声により生命に重大な影響を及ぼされかねないといった事情もあるそうです。

 もちろん、そういった人達がいることの認識は必要だと思います。


 しかしながら、既に十分生き永らえて来た人達の延命のために、まだ人生が始まったばかりの子供達の健全な発育を阻害することが許されてはならないと思います。