歳を重ねるたびに時間の流れを早く感じる。



一週間なんてあっという間。



つい最近、新年を迎えたと思っていたらもう12月。



小学生の頃は、この時間が一生続くんじゃないかと思うくらい本当に時間の流れがゆっくりだった。



誰かが言ってた。



時間の流れの早さの感覚が幼少期と変わるのは



慣れ“   だそうだ。



人が生きていく中で何度も同じようなものを見て、似たような経験を何回もすると印象が薄くなっていく。



そうなると初めて経験した時よりも心に残らなくなる。



何も感じなくなり心の中を何事もなかったように通り過ぎていく。



これが時間の流れを早く感じる原因らしい。



生きている時間は大人も子供も変わらないのに“慣れ“  が人の時間軸の感覚を変える。



これは人が生きていく上で仕方がないことだと思う。



毎日、同じ事を繰り返す。



生活するために。



同じ通学路、クラスメイト、職場、仕事内容、家の風景。



生活し未来を歩くために同じ事を繰り返す。



慣れ“  ていかないといけない。



生活し生きていくためには時間の感覚は鈍くなっても

慣れ“  を優先しないといけない。



そんな“慣れ“  の中で生きていく上で初めて経験することも当然ある。



初体験というのは少し不安を感じる事もあるかもしれないがとても有難いことだと思う。



幼少期の何もかも初めてづくしだった全てが自分の中で強く印象が残る感覚を味わえるチャンスだから。



心の中を通りすぎず、新しい何かが残るチャンスだから。



きっと大人の時間の感覚を伸ばすには色々な事に挑戦するのが最も効果があると思う。



色々な事に挑戦して初体験を味わってたくさん心の中に大切なものを残す。



そう思うと今日生きる事が少し楽しくなってきた。