人生で最も最悪な状態とは?



人生という大きなくくりだと「死」が思いつく。


しかし、「死」すら人によっては最悪ではなく状況によれば「最良」と感じる人もいるだろうし。



誰もが最後は同じ運命を迎える「死」



それを最悪だと決めつけてしまうのは人生の最後の瞬間が生きている今の時点で悲しくなってしまう。



なので人生で最も最悪な状態を「死」とするのは却下。



次に思いついたのが「忘れること」



人生の終わりが近づいている時に色々なことを思い出すだろう。



幸せだと感じたこと、好きな人のこと、色々な事。



その最後に自分の人生の出来事を振り返れないのは自分の人生が空虚に感じそうだ。



しかし、人によれば「忘れてしまいたい」事もあるだろう。



思い出すだけで苦痛になる出来事もあるだろう。



もしかすると、人生ではそのような出来事が多いのかもしれない。



忘れてしまうほうが幸せ。



だから人間は老いていくうちに色々なことを忘れていくようにできているのかもしれない。


なので「忘れてしまう」も却下。




色々な人生の最悪な状態の事を考えたが、人によっては最悪でも別の人ではそうならない事がたくさんあった。



しかし突き詰めていくうちに、これが出来なければどんな人でも、どんな場面でも最悪とういうのを見つけた。



それは



笑えないこと



幸せを笑顔で表現するのは人間だけ。



笑えないことが最高だと言う人はいない。



「笑う」と「幸せ」とはイコールで繋がる。



嘘でも笑っていれば少しは嫌な気持ちの時も不思議と紛れる。



しかし嘘でも笑えない自体が一番の最悪。



嘘でも笑えない状況というのが、人生の最悪の出来事になる。



「最悪か最悪でないか」は「笑えるか笑えないか」は同じ意味。



嘘でも笑えなければ最悪。



結局その時々の人生の場面によるので自分だけではどうしようもない時もあるだろう。



人生は他人にも大きく影響される事も多いが、少なからず自分の行動で変えられる事は、慎重に先を予測し、なるべく笑える「今と未来」をつくっていきたい。