「墓マイラー」巡礼の旅! いにしえのヒーローに会いたい! -5ページ目

小泉八雲のお墓ーー日本文化を世界へ伝えた作家、随筆家、批評家

小泉八雲(1850-1904)。
本名、ラフカディオ・ハーン。
ギリシャ生まれ。

日本文化に多大な興味があり、
明治23年に来日、島根県の
松江中学に赴任し、教師になりました。

当時、外国人が日本へやって来ることすら
珍しい時代、片田舎の中学校の
講師になってしまうのですから
日本好きもよほどのものだったのでしょう。

この時、小泉セツと結婚し、
後に帰化、小泉家を継ぐこととなります。

小泉八雲と名乗るのは
この時からですね。

1894年には
『知られざる日本の面影』を
アメリカで出版し、日本の紹介をスタートします。

八雲は風俗、習慣、伝説、信仰、怪談の研究など
日常生活を見聞した体験に基づいて
あらゆる側面から日本文化の研究に没頭しました。

私も、島根県松江市にある小泉八雲記念館を訪ねてから
彼の足跡に興味を持つようになりました。

晩年は東京へ移り
東京帝国大学(東大)や早稲田大学の教壇へ
立つことに。

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雑司ヶ谷霊園のお墓は
”小泉八雲”の名がしっかりと
刻まれていました。
本人は日本人として
大好きな日本に骨を埋めて欲しかったのでしょう。

場所■雑司ヶ谷霊園
1-1号8側35番



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たまにみかける家型のお墓

さて、お墓参り代行で回っていると
お家型のお墓を見かけることがあります。

きっと、
「土の中じゃ冷たかろう」といった
ご家族のやさしいお気持ちが
あらわれているものと感じましたがーー。

ところが、沖縄県では
このような家型のお墓を
破風墓といい、昔から多く
見かけるお墓なのだそうです。

実は琉球王国時代、
王室以外の民が造成することなど
許されなかったお墓の形、とも言われています。

沖縄へ行った際は
ぜひ拝見したいですね。


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沖縄の破風墓


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サトウハチローのお墓ーー童謡やユーモア小説の作家

「ふたりでみると
すべてのものは
美しくみえる」

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墓石には直筆の文字と
ご自身の名前、そして最愛の奥様、
蘭子「房枝」のお名前が刻まれていました。

素直に「いいなぁ」と思い、
しばらく眺めてしまいました。

自分の好きな言葉を
入れた墓石は多いのですが
難しい故事やことわざよりも
サトウハチローの刻んだ文字は
グッと心にせまります。
実にシンプルな言葉なんですけどね。

もちろん、この”ふたり”が
言い表しているのは
ご自分と奥様でしょう。

若い頃、破天荒な生活を
送っていたからこそ、
さまざまなことに造詣が深く
小説もユーモアがあって面白いです。

代表作には次のような童謡、詩集、小説があります。

●童謡
小さい秋みつけた
小山の杉の子
かわいいかくれんぼ ほか

●詩集
爪色の雨(処女詩集)
おかあさん
もずが枯木で
タムタム・ナムナム ほか

●小説
貧乏行進曲
青春列車
若者行進曲
青春街道
ユーモア艦隊 ほか

場所■雑司ヶ谷霊園
1-5号25側25番




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雨の日のお墓参り、ちょっと大変ですが・・・

いつもご覧いただき、ありがとうございます。
東京は昨日から今日の午前まで雨が降り続いて
いました。

こんな日のお墓参りはちょっと大変ですが、

仏様にしてみれば、
「こんな時に、よくぞ来てくれた」と
喜んでいただけるかも知れません。

お墓参り代行は、なるべく天候の良い時に

うかがえるよう、配慮していますが
雨の日が続いてしまうと、そうもいきません。

ただ、お墓参り代行と

お掃除業務の内容は晴天でも雨天の場合でも
あまり変わらないのです。

お掃除は雑草を抜いたりのお掃除や

墓石洗いなどに時間が費やされますから
雨天の場合でも問題はありません。

お線香も、最近の香炉は屋根付きですので

雨に濡れて消えてしまうこともないのです。

先日も、多磨霊園で

雨の中、お参りされている
おじいちゃまをみかけました。




お話しすると、
お近くに住んでいる方だそうで、
毎日、おばあちゃま(故人)に
会いに来るそうです。

きっと愛されていたんでしょうね。

シトシトと冷たい雨の降る日でしたが
心はとてもあたたかくなりました。


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竹久夢二の墓ーー”夢二式美女”で大人気となった画家・作家

墓マイラーとして
「しまった!」と思うことが
あります。

それは、
「故人のことをもっと調べてから
お参りすれば、感動もひとしおだったのに・・・」と思うこと。

まさに竹久夢二がそうでした。
私のはかない知識は
「大正時代の綺麗な女性を描く方」くらい。

でも、家に帰ってから
彼の作品を紐解き、
留学のこと、
彼のまわりの女性のことを
知るにつけ、
「もっと調べておけばよかった」と後悔するのです。

逆に言えば、
それだけ魅力的な生き様なのでしょう。

”夢二式美女”の描き方も
特徴があり、惚れ惚れする
美しさがありますが、
彼の女性関係もドラマチックです。

太宰治と似て、
たくさんの女性に縁がありますが、
単に”女好き”と片付けるものではなく
”感性の巡り会い”、まさしく運命のように
出会ってしまうところが素敵です。

岸たまき、笠井彦乃、お葉といい
夢二の絵のベースになった方々ばかり。
1世紀も昔の写真なのに、
どの方もそこはかとない色気が漂います。

こちら→『竹久夢二専門店 港屋』
本人が撮影した写真として載っていますので
ご覧ください。

雑司ヶ谷霊園の奥、
夢二のお墓は
人目を避けるように
ひっそりと佇んでいるのが
印象的でした。
墓石のとなりの掲示板には
手書きのプロフィールが
記されています。


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場所■雑司ヶ谷霊園
1-8号9側32番


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