お墓のコンビニふじのや -31ページ目

お墓のコンビニふじのや

都立八柱霊園中参道で店を構える藤乃家石材店のブログです。
お墓や霊園についての役に立つ情報を発信しています。

弊社お客様にご法要後のお食事の場としてご紹介させていただいておりましたびわ亭八茅ヶ崎店さんが、令和元年5月12日をもちまして閉店されるとのことです。

開業以来30年間、松戸八ヶ崎の地で営業されており、弊社としましても大変お世話になっておりました。

なお、同年9月には新松戸の地にて新店舗がオープンされるとのことですので、4ヶ月弱の間ご紹介できませんがご了承ください。

新店舗は自社ビルにて割烹を中心に板前さんが最高の技術で美味しいお料理をご提供頂けるとのことですので、弊社としても期待しております。

以上お知らせいたします。

先日某公営霊園の屋内の墓地で埋葬がありました。

 

そこは3階建ての建物の中に個別の墓石が建ち並ぶ近代的なお墓です。

 

ご遺骨を納め、読経が始まってすぐのこと。

 

近くに居た女性の方から手招きをされたので、何の用かと行ってみると、

 

「うち隣で邪魔だからどいてくれ」

 

と言うのです。

 

えっ!

 

びっくりしました。

 

お客様は大切なご家族と最後のお別れのひとときを過ごしている最中。

 

それを邪魔だからどいてと言われたことは、正直初めてです。

 

これまで私は一千件を超える埋葬をやってきましたが、お参りの邪魔だからどけと言われた事はありませんでした。

 

しかしながらそう言った直後に考え直したようで、もう一度呼ばれ、

 

「あとどのくらいで終わりますか」

 

と訊いてきました。

 

「おそらく2-3分ですから、お待ち頂けないでしょうか?」

 

と答えると、

 

「それなら、わかりました」

 

とご返事を頂きました。

 

壁墓地や芝生墓地など隣との距離が近い墓所の場合、近くの方は墓前法要が終わるまで待つのがマナーだと思いますし、なんと言っても自分達だってお参りしにくいでしょう。

 

この公営霊園では、3階建てのワンフロアごとに、同じ時間には他の法要とかぶらないように事前に予約をして法事を執り行う規則となっています。

 

真隣で無くとも読経の声が重なったり、人の出入りやお参りに差し支えないようそういったルールがあるのですが、お参りのお客様に制限はかけられていません

 

その大前提として、お参りのお客様には当然遠慮して頂くという暗黙の了解があるためです。

 

それは人としてのマナー。

 

他人のご不幸やご供養を尊重する基本的な人としての計らい。

 

それがあるからお参り客には制限をつけていないのです。

 

それを只のお参りならまだしも、埋葬供養の読経や道具が邪魔だと言うなんて。

 

それでも霊園の規則を破った訳では無いから構わないと言いますか?

 

霊園という場所、埋葬供養という儀式についてもっと考えて欲しいです。

 

自分がそれをやられた場合はどう思うのでしょうか。

 

埋葬が終わり、ご住職様の法話の際も場所を移してお話しくださいましたが、そうさせるのは人として恥ずかしいことです。

 

葬儀の車列に強引に割り込む車もたまに見かけますが、これもあってはならないマナー違反。

 

宗教と言うことを抜きにしても、最後のお別れの貴重な時間を邪魔することは人としていけないことだと理解してもらいたいです。

 

結果的には待ってもらった訳ですが、最初にどいてくれと言われてしまったので、それでその人の心がわかってしまいました。

 

その家族はどんな気持ちでお墓参りに来たのでしょうか。

 

結局5分も経たないうちに帰られたのですが、お参りに来たという事実だけのような感じがしました。

 

お墓参りは長い時間居れば良いというわけではありませんが、供養の気持ちが一番大事です。

 

他人にどけと行ったのだから、さぞや気持ちのこもった長い時間のお参りをされるのかと思ったのですが。

 

そういう人も居るのだと勉強になりました。

お客様にお願いいたします。

 

お墓への埋葬の際はどうぞお早めにご連絡をお願いいたします。

 

いきなりご遺骨を持ってこられても対処できません。

 

もちろんお墓の個人様の御戒名等を彫刻する作業もすぐにはできません。

 

仏教徒の方の場合、四十九日にお墓に埋葬するのが一つの理想とされております。

 

ご葬儀が終わりましたらご連絡をいただければ、四十九日までには彫刻も間に合いますし、本位牌の作成も十分な時間があります。

 

ご住職様を当方で手配する場合の調整や当方の職人の都合もつけられます。

 

首都圏のお墓は、カロートと呼ばれる納骨室が地下にあり、その上を1枚もしくは2枚の蓋石(コンクリート)で覆って周りをセメントやコーキングで目地をしてあります。

 

構造や目地剤の状況によっては蓋を開けるのにも時間がかかります。

 

当方の職人は最低でも埋葬の1時間以上前から開ける作業を開始しています。

 

当日急に来られても、職人が不在の場合はお受けできませんし、居る場合でも準備や蓋を開けるには時間がかかるのです。

 

何卒ご理解の上、ご協力をお願いいたします。