この画像はそれについてお手紙にしてお客様にお送りしたお手紙です。
お位牌は既存のものを参考に、同じ木材種、形状を選び、既存のお位牌の方とのご関係で大きさを決定します。
形状は日本全国共通の呼び名があり、メーカーが違っても大まかな形状は変わりません。
注意して見ていただくのは板部分の角、足部分でここに違いがあります。
木材種は、唐木と言われる木目がうっすら見えるものがひとつの主流で、黒っぽいのが黒檀、赤っぽいのが紫檀であとは銘木を使用したものがあります。
もうひとつの主流は、黒塗りに金の縁取りの塗り位牌です。
大きさはしきたりのようなものが存在し、上位の方より大きくしてはいけないと言われております。
それに従うと、お父様より息子さんは一回り小さくしなければならず、お父様よりお爺様は一回り大きいということになります。(必ずしもそうではありません)
さらにご夫婦では奥様をご主人様より一回り小さくしたりもします。
法令で定められているわけではありませんし、既にお父様やご主人様を最小のサイズで作成していたら一回り小さいものはお選びになれませんので、絶対こうしなければならないというわけではありません。
逆にいうと、そういうことを見越して最初のお位牌を決めなければならないということになります。
最近ではご夫婦、親子で同じサイズでおつくりすることもあります。
しかしながら、大きさが逆転することは内容です。
ご主人様のお位牌より奥様のお位牌の方がうんと大きいというのは見たことがありません。
何も家庭内のパワーバランスをお位牌に反映することもないでしょうから。
ここまでの話は普通の板位牌についてのものなので、繰り出し位牌や浄土真宗で使われる過去帳については別の話になります。
文字については既存のお位牌を参考に同じ書式(書き方)、文字の色で、作成します。
書式は、戒名や法名、法号の後につけるのは位なのか霊位なのかや、行年・享年、才・歳などを既存のお位牌に合わせます。
古いものだと満年齢ではなく数え年で書かれている場合もあるので、新たなお位牌の年齢はどうなのかという問題もございます。
ちなみに、墓石についても同様に既存の彫刻の書式に合わせるのがしきたりですが、なぜかお位牌の書式と異なることも少なくないのです。
また、場合によっては既存の書式と異なっても新たに御住職様の授けていただいた書式通りに彫刻する場合もございます。
(墓石、位牌とも)
彫刻と言いましたが、お位牌の場合は文字を掘る彫刻だけではなく、筆による文字書きの場合もございます。(特に古いものなど)
これも既存のものに合わせるか検討が必要です。(現代では文字書きの方が料金がが高いことが多いため)
さらにお位牌には梵字や時には家紋が入っていることもあるので、こちらについても合わせて行きます。
文字の色については現在は彫刻した部分に金色で色付けする金文字が一般的ですが、古いものだと裏面の文字が朱色のこともよくあります。
こちらも確認が必要です。
お位牌はひとつのものにご夫婦を刻む夫婦位牌というものがございます。
夫婦位牌をご依頼される場合の注意点はまだひとつ、裏にした時のご夫婦のお名前の位置が逆になるかどうか。
例えば表側でご主人様が右で奥様が左なら普通は裏に返しても同じようにご主人さまが右で奥様は左です。
これを表からみて真後ろにそれぞれの俗名や没年齢を入れる彫り方があります。
それが『あてうら』という彫り方。
お位牌の左右半分ずつがそれぞれの使用する部分に分かれているわけです。
こんな風にざっとお話ししてもかなりの注意点があるのです。
しっかりしたお店ならば、このことは全て熟知しているはずですので、正しいお位牌を作ってもらえることと思います。
お位牌もお墓も正しい知識があり経験豊富なお店にご依頼するのが一番です。
藤乃家石材店
お墓のコンビニふじのや


