衆院選の結果を見て思うこと
選挙当日、僕の楽しみは開票速報をじーっと
見ることなんですが、ここ数年なんだかその
楽しみを奪われたような感じです。
午後8時に某局の開票速報番組を見ると
既に、「自民圧勝!300議席か!?」。
その1分後には早くもどなたかに「当確」のマークが・・・
「おいおい、開票前にこっそり投票箱みたりしてないよね」
と突っ込みたくなるようなハヤワザ。
あとは、番組冒頭の結論を実際の「開票状況」が
裏づけしていくという流れ。
便利といえば便利ですけど、手に汗握る感覚が
なくなっちゃったのはさみしいですね。
ところで。
今回の選挙は、事実上の政権選択と言われていました。
でも、小泉さんは今夜のTV出演でも
「来年9月の総裁任期で職を辞する」とおっしゃっています。
ここに矛盾を感じてしまいますよね。
田原総一朗さんもかなりしつこく、
「国民が選んだのは自民党ではなく、小泉純一郎なんだから
辞めちゃダメだ」とおっしゃっていました。
僕も同感です。
小泉さんが辞めるとおっしゃってることが卑怯だとは思いません。
たぶん、首相選任プロセス(というより党総裁選任プロセス)と
衆院選がリンクしていないという制度上の問題なんだと思います。
難しいことは良く分かりませんが、日本が議院内閣制を採っている以上、
現行のプロセスが理論上正しいのだとは察していますけど、
でも事実上の「首相公選制」となった今回の選挙結果を見ると、
このまま来年9月に小泉さんに去られてしまっては、民意の受け皿が
なくなってしまう恐れがあると心配しています。
だって、彼は「自民党をぶっ壊す」と言ってはばからない方です。
そんなことを本気で思っている先生方は、たぶん自民党内には
ほとんどいないはず。
となると、来年10月以降、「壊されたふりしてた自民党勢力」が
復活することだってありうるわけです。
ここに大いなる矛盾をはらんでると思うんですよ。
この結果を真摯に受け止めて、小泉さんには英断を願う、
小市民はかたでした。